【滋賀県】令和2年度/2020年度入学者高校入試選抜試験:英語の解説

滋賀県の2020年3月実施の令和2年度(2020年度)入学者の公立高校入試問題の解説をしています。

受験勉強において、過去問を解くことはとても効果的な勉強法です。ぜひ、受験までに一度挑戦し、問題の傾向を掴んでおきましょう。合わせて、対策などをたてられるととても良いですね。

また、過去問で苦手な点が見つかった場合は、そこを中心に試験日当日までにしっかりと対策しておきましょう。

 

滋賀県の英語は3,4つの大問から構成されます。英作文の割合が多い傾向があります。5語などの簡単なものから20~30語といったボリュームの大きいものまで出題されます。

難易度はやや難です。本文の文量やテーマは難しいものが少なく、本文を全て理解しなくとも解ける問題もありますが、英作文が多いため、やや難かなと思います。

 

 滋賀県の2021年度(令和3年度入学者)の公立高校入試情報はこちら

大問1:聞き取り問題

その1:話される英語を聞いて、それぞれの後の質問に対する答えとして適切なものをア~エの中から選ぶ問題です。

1:
【・答え「イ」】

 質問「ジョンは何をつかうでしょうか?」の答え。手洗いに使うものなのでせっけんが正解。

 

2:
【・答え「ウ」】

 質問「書店はどれですか?」の答え。「通りをまっすぐ進み、公園を右折。その時左側に見える」のでウが正解。

 

3:
【・答え「ア」】

 質問「次のバスは何時に来ますか?」の答え。「今、3:45」「次のバスが来るまで15分ある」ので、アが正解。

 

4:
【・答え「エ」】

質問「ヨウコのクラスはどれですか?」の答え。「冬がクラスでは一番人気」「春と夏とでは春の方が人気」「春と秋は同じくらいの人気」とあるので、エが正解。 

 

その2:マイクさんがユミさんに頼みたいこととして適切なものをア~エの中から選ぶ問題です

【・答え「ウ」】

放送文で流れているマイクの留守番電話では「ユミとマイクが参加した昨日のパーティー」の事が離されている。そこでユミのカメラで一緒に写真を撮ったことが話されており、マイクはその撮った写真を見たいので、明日学校でその写真をみせてほしいと頼んでいる。よって、ウの「明日パーティーの写真を持ってきて」が正解。 

 

その3:放送を聞いて会話の後の1から3までの質問に対する適切な答えをア~エの中から選ぶ問題です。

1:
【・答え「エ」】

 質問「アメリカでのトムの職業は何ですか?」の答え。ベーカー先生が「トムは中学校で音楽を教えているよ」と発言しているので、正解はエ。

 

2:
【・答え「ウ」】

 質問「リョウコはどれくらいの間サッカーをしていますか?」の答え。ベーカー先生の「ジェーンはサッカーを7年間やっている」の発言の後に、リョウコが「私もサッカーをして10年になる」と発言しているので、ウが正解。

 

3:
【・答え「イ」】

 質問「ジェーンはなぜ日本でサッカーをしたいのですか?」の答え。ベーカー先生が「彼女(ジェーン)の大好きなチームが日本にあって、彼女はそのチームの一員になりたいと思っている」と発言があるので、イが正解。

 

4:あなたが質問しようと思う事を5語以上の英語で書く問題です
【・答え「(例文)What is the name of Jane’s favorite soccer team?」】

 放送文の内容に合わせて例文のようなサッカーの質問が適切。すでに出ている内容は適さない。

 

大問2:資料を見て解く問題

問1:ホームページに掲載された【イベントの案内】の中で本の紹介者としての参加申し込み方法について記述されている部分をア~カの中から選ぶ問題です。

【・答え「エ」】

エの段落を日本語にすると、「もしあなたがお気に入りの本を紹介したいなら、私たちの図書館に電子メールを送ってください。名前と年齢、学校、あなたが紹介したい本の名前、そして携帯電話番号を記載してください」となる。明らかに参加申し込み方法を述べている。そのため答えはエとなる。 

 

問2:優子さんと留学生のベンとの会話の内容から(1)、(2)の問いに答える問題です。

(1):①に入る適切なものをア~エの中から選ぶ問題です。
【・答え「イ」】

①の直前にYukoが「I’m exited」と言って、①の直後に「I’m also worried about the presentation 」と述べている。日本語にすると、「楽しみだわ」→①→ 「プレゼンテーションが心配でもある」となっている。そのため、①の前後で感情がひっくり返っていることがわかる。①には逆接を導くものが入ると考えてイのbutを選択する。 

 

(2):本文の内容に合うように②、③に入る英語を4語以上で書く問題です。
【・答え②:what kind of books do you usually read?、③Can I borrow it?】

②には「what kind of books do you usually read?」が適切。流れを理解してほしい。②の前にYukoが「ありがとう、ベン。これから私のお気に入りの本を選ぶわ」と述べ、②のあと、「私はよく有名な人物の人生についての本を読む」と述べる。②のあとによく読む本の種類を答えていることから、②にはどんな本の種類をよく読むのか尋ねる英語表現が入ると考えられる。「what kind of books」→を「どんな種類の」「Do you usually read?」「よく読むの?」となる。 

③には「Can I borrow it?」が入る。流れを理解してほしい。③の直前に「あなたのプレゼンテーションで紹介した本が読みたい」と述べる。そのあと、Yukoが「もちろん!明日の学校に持っていくね」と繋がる。そのため、③でBenが「本を貸して?」などの内容を伝えたと考えられる。「Can I borrow it?」「それ借りていい?」「borrow」は「借りる」となり、「lend」は「貸す」となる。そのため、「Could you lend it to me?」と逆方向から表現することも可能。

 

問3:「日本人の読書量」をテーマにまとめた資料をみて(1)~(3)の問いに答える問題です。

(1):本文の流れに合うように④に入る英語を書く問題です。
【・答え「many books people read」】

 「many books people read」が正解。この資料は「How many books do you read in a month?」「1ヶ月で何冊本読むの?」という内容をまとめた資料。

 

(2):二人の会話から⑤、⑥に入る組み合わせとして適切なものをア~カの中から選ぶ問題です。
【・答え「ウ」】

 ⑤を含む文章の意味は、「このグラフによると、約⑤パーセントの人々が1ヶ月間で3冊以上の本を読む」となる。グラフをみると、3-4の8.6%、5-6の3.2%、7 or moreの3.2%をたすと、15%となる。

⑥も同様に、0をみると47.3%と記載があるので約半分と解釈してhalf となり、ウが正解。

 

(3):⑦に入るものとして適切なものをア~エの中から選ぶ問題です。
【・答え「エ」】

 ⑦のあとには、「しかし彼らは読書のための時間を見つけることができると私は思う」と続くため、読書の時間がないとか、忙しくて読む時間がないなどの内容が入るだろう。エの「忙しすぎて本が読めない」が正解。

 

大問3:長文問題

英語のスピーチ文を読んで1~7の問いに答える問題です。

1:次の(1)~(3)の質問に対する答えとなるように()に入る英語を書く問題です。

(1):Was Mami an elementary school student when she met Nancy for the first time?
【・答え「Yes, she was.」】

「Yes, she was. 」が正解。5行目に記載あり。 

 

(2):What does Nancy study in college?
【・答え「She studies Japanese and Japanese culture」】

「She studies Japanese and Japanese culture」が正解。9行目に記載あり。

 

(3):When is the International Day held?
【・答え「it is held on the second Sunday of each month 」】

 「it is held on the second Sunday of each month 」が正解。18ー19行目に記載あり。一般動詞「hold- held - held」は汎用性の高い動詞。「大会が催された」なども同様に受動態にして使えるので便利。

 

2:①に入る適切なものをア~エの中から選ぶ問題です。

【・答え「イ」】

①に入るのはイ。外国語を習得する方法として、ナンシーはその言語を使うことを挙げている。そしてナンシーは日本語を上達させた。そのため、ナンシーは外国語(ナンシーにとっては日本語)を使う機会を逃さないことがわかる。よってイ。

 

3:②【 】内の語を並び替える問題です。

【・答え「The language we use there is English」】

 「The language we use there is English」「そこで我々が話す言語は英語です」となる。ポイントは関係代名詞。特に今回は省略されている。

「The language which(that) we use there is English 」となっており、which(that)を省略。

 

4:③に入る英語1語を書く問題です。

【・答え「same」】

 答えは「same」。世界中で話される英語が地域や文化によって異なることを述べている。例としてアクセントなどが挙げられている。しかしながら、真美さんは世界中で同じ英語が話されていると思っていた。ただ、実際は違ったという文脈である。答えは「同じ」をあらわす「same」となる。

 

5:④に入る英語を本文から抜き出す問題です。

【・答え「language 」】

 答えは「language 」④の直後に「people speak」が繋がり、関係代名詞節を構成している。人々が話すのはなにだろうか。言語だと考えられる。

 

6:本文の内容と合っているものをア~エの中から選ぶ問題です。

【・答え「ア、ウ」】

 答えは アとウ。アの「五年前にナンシーが日本に来た時、まみと共に時を過ごした」ことは本文の前半から読み取れる。ウの「ナンシーから外国語の勉強の仕方を学んだ」ことは、本文の第二段落から読み取れる。

 

7:下線部⑤のように考えた理由を15語以上、25語以内の英語で書く問題です。

大切なのは棒線⑤の英文解釈。「English is a window to the world 」直訳すると「英語は世界への窓」だが、これは英語が世界と私たちを結びつける手段だということ。なぜ真美さんがそう考えたかを考えると、本文では、たくさんの人々が英語を話しており、英語を話すことで外国の人ともコミュニケーションがとれる、また、それを通じて違う言葉を話す人の異なった文化や生活の仕方を学べると述べている。それらをふまえてまとめるといい。

答えは模範解答参照。

 

大問4:英作文

アメリカのミシガン州から20名の中学生があなたの学校を訪問します。その歓迎会で交流を深める活動をする提案を20語以上の英語で書く問題です。

模範解答: How about showing some pictures of our school and talking about them in English? The students from America will talk about their school,too. We can find the differences between Japanese schools and American schools.ポイント解説: how about 〜で、「〜はどうですか?」となる。また、「AとBの違い」という際には、「the differences between A and B」と表現できる。