2019年度【平成31年度】和歌山県公立高校入試(英語)過去問題解説

【和歌山県】平成31年度/2019年度入学者高校入試選抜試験:英語の解説

和歌山県の2019年3月実施の平成31年度(2019年度)入学者の公立高校入試問題の解説をしています。

受験勉強において、過去問を解くことはとても効果的な勉強法です。ぜひ、受験までに一度挑戦し、問題の傾向を掴んでおきましょう。合わせて、対策などをたてられるととても良いですね。

また、過去問で苦手な点が見つかった場合は、そこを中心に試験日当日までにしっかりと対策しておきましょう。

 

和歌山県の英語はリスニング以外で4つの大問で構成され、1つの英作文と3つの長文問題という構成になっています。

難易度としては標準です。英作文こそありますが、それ以外の長文問題はテーマも設問も易しい問題が多いです。

 

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大問1:聞き取り問題

放送を聞いて問1~3に答える問題です。

問1:

問1:A,B,C 3つの対話を2回聞きます。No.1,No.2の絵にある人物の対話として最も適切なものを、放送された A,B,C の中から1つずつ選び、記号で答える問題です。

【・答え「No.1…B、No.2…C」】

*No.1

 男の子と女の子がテレビを見ていて、テレビの中の子供たちが踊っている絵なので、その内容と合う対話はBです。A:playing the guitarの部分が不適切。C:reading a bookの部分が不適切。

*No.2

男の子と女の子がハイキングをしていて、お店が見えてきた時の絵なので、Cが適切。B:raining a lotが不適切。B:three girls are drinking tea in front of the shopが不適切。

 

問2:

問2:二人の対話をそれぞれ2回聞きます。対話の最後にそれぞれチャイムが鳴るので、チャイムが鳴った部分に入る最も適切なものを、A~D の中から1つずつ選び、記号で答える問題です。

【・答え「No.1…A、No.2…C、No.3…B」】

*No.1

母親が来週の誕生日に何が欲しいかたずね、子供が大きなカバンが欲しいと答えています。そして、明日買いに行こうという会話に対する返答なので、Aの「はい、新しい大きなカバンには本がたくさんいれられると思う」が適切。 

*No.2

生徒が今朝頭が痛くて遅刻したが、今は治ったので授業に参加していいかとたずねています。それに対する先生の返答なので、Cの「いいですよ、もし授業中に気分が悪くなったら教えて下さい。」が適切。

*No.3

生徒Aが、今日は雨だが放課後の予定があるかたずね、もう1人の生徒Bが友達と図書館へ行き宿題をすると言っている。Aは、公園で野球をする予定だったが雨の為出来ないと言っているので、その返答としては、Bの「それなら一緒に図書館へ行こう」が適切。

 

問3:

問3:スピーチと、その内容について5つの質問を2回聞きます。No.1~No.5の英文が質問の答えとなるように、□ に入る最も適切なものを、A~Dの中から1つずつ選び、記号で答える問題です。

【・答え「No.1…C、No.2…B、No.3…D、No.4…D、No.5…A」】

*No.1

誰がカメラをくれたのかに対する返答なので、Cの「祖父」が適切。

*No.2

何日間北海道に滞在したのかに対する返答なので、Bの「7日間」が適切。※スピーチの中では「1週間」と話していたが選択肢では、「7日間」となっているので注意。

*No.3

優太が祖父に何を送っているのかに対する返答なので、Dの「手紙と写真」が適切。

*No.4

祖父は手紙を受け取るとどうするかに対する返答なので、Dの「優太に電話する」が適切。

*No.5

大阪に何しに行くのかに対する返答なので、Aの「電車の写真を撮りに行く」が適切。

 

大問2:

英文を読んで各問に答える問題です。

問1:

問1:本文の内容に合うように、(    )にあてはまる最も適切なものを、ア~エの中から1つ選び、その記号を答える問題です。

【・答え「イ」】

本文中に「I enjoyed seeing all the pandas there.全部のパンダを見て楽しんだ。」とあるのでイが適切。ア:×drawing pictures ウ:×Internet only エ:×to make a graph

 

問2:

問2:本文の内容に合うように、グラフのA~Dにあてはまる最も適切なパンダの様子を、選択肢ア~カの中から1つずつ選び、その記号を答える問題です。

【・答え「A…ウ、B…ア、C…エ、D…オ」】

本文中に生後50日で目が開くとある。B:ア 本文中に、約6,000gになると歩き始めるとある。 C:エ 本文中に、愛子がパンダに会いに行った前日に生後7ヶ月(210日)になって、1週間前に木に登り始めたとあるのでエが適切。 D:オ 本文中に1歳で竹の葉を食べるとある。

 

問3:

問3:本文の流れに合うように、文中の ① にふさわしい英語を考えて書く問題です。

【・答え「take pictures with pandas」】

直前で愛子はパンダが本当に好きだと言っているので、そこから推測すると良い。

 

問4:

問4:スピーチ後の、ALT (外国語指導助手)のジョン(John)とのやりとりの一部を読み、⑴、⑵の問いに答える問題です。

【・答え「⑴…(例)I want many people to visit Wakayama. ⑵…ウ」】

*⑴

I want 人 to 〜「(人)に〜してもらいたい」 

*⑵

本文中に愛子は和歌山にはもっとたくさんのものがあり、もっと多くの人に和歌山を訪れてもらい、和歌山を人気な街にしたいとあるのでウが適切。

 

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大問3:

対話文をを読んで各問に答える問題です。

問1:

問1:文中の[ ① ]~[ ③ ]にあてはまる語の組み合わせとして最も適切なものを、次のア~エの中から1つ選び、その記号を答える問題です。

【・答え「エ」】

①:①以前の本文中で.知恵は英語のディペートに興味があると言っているので、ポジティブな単語のlikeが入る。②:②以前の本文中でディペートの内容を先生に説明してもらっていて、それに対する知恵の感想。初めての事なので簡単ではないはず。hardやdifficultといった単語が入ると推測でき、①との関係上、difficultが入る。③:①、②より、learnが入る。

 

問2:

問2:対話の流れに合うように、文中の A , B にあてはまる最も適切なものを、それぞれア~エの中から1つずつ選び、それぞれ記号で答える問題です。

【・答え「A…イ、B…ア」】

*A「how many people 〜?1チーム何人いるのですか?」に対する返答。文章の最後の方に、「To make〜you need three other students.チームを作るのに他にあと3人必要です。」とあるので、知恵を入れて1チーム4人であることが分かる。

*B「I was too shy to 〜 in front of many people.」「私は人々の前で〜するのには、恥ずかしすぎる」となるので、〜の部分には、to speak Englishが入ると推測できる。※too ー to 〜:〜するにはーすぎる

 

問3:

問3:対話の流れに合うように、文中の〔    〕にふさわしい英語を考えて書く問題です。

【・答え「We (they) can experience more cultures.」】

日本の高校生が2つの外国語を学ぶべき理由について自分の考えを書く。

 

問4:

問4:下線部 that の内容を、日本語で具体的に書く問題です。

【・答え「高校生は新しいことに挑戦すべきであるということ。」】

thatが示している内容は直前の文の、high school students〜things.の部分なので、そこを要約する。

 

大問4:英作文

英作文の問題です。

【・答え「(例)I think it is good to go to the history museum.Because there are many material , pictures , and tools that old man used to know about Japanese culture or history.」】

日本の歴史や文化について知る為にはどうしたらいいかたずねられているので、それについて自分の考えを理由と共に書く。

 

英文を読んで各問に答える問題です。

問1:

問1:下線部ⓐItの内容を、日本語で具体的に答える問題です。

【・答え「若者に太鼓(の演奏)を教えること。」】

若い人々に太鼓の演奏を教えること 。※ It is〜to ーの構文。It が指すのはto 以下の内容である。ここでは、to teach 〜young people.の部分なので、そこを要約する。

 

問2:

問2:下線部ⓑ,ⓒについて、それぞれ本文の流れに合うように(  )の中の語を並べかえ、英文を完成せる問題です。

【・答え「b…so cool that I want to practice、c…showed me how to perform taiko」】

 

問3:

問3:文中の A にあてはまる最も適切なものを、ア~エの中から1つ選び、その記号を答える問題です。

【・答え「エ」】

多くの人々の前で初めて演奏し、大きな拍手をもらった後の言葉なので、ポジティブな文が入ると推測できる。なので選択肢ウかエに絞ることができる。ウはmaking a traditional taiko for me (太鼓を私に作ってくれて)の部分が不適切。太鼓は教わったが、作ってもらったという記述は本文中にない。よってエが適切。

 

問4:

問4:英語で書かれた⑴,⑵の問いに、それぞれ英語で答える問題です。

【・答え「⑴…We went to a local festival. ⑵…She gave a book about taiko to him.」】

*⑴

ヒロキが中学生の頃に友達とどこに行ったのか聞かれているので、本文中にある地元の祭りに行ったことを英語で答える。

*⑵

他の人と演奏すると上手くいかなかった時に、山田さんはヒロキに何をくれたかと聞かれているので、本文中にあった、太鼓の本をくれた事を英語で答える。

 

問5:

問5:ア~エの英文を、本文の流れに合うように並べかえると、どのような順序になるか、記号を並べ替える問題です。

【・答え「エ→ウ→ア→イ」】

エ→ ウ→ア→イ ヒロキは友達と太鼓を見るのを楽しんだあと、その話を父にして、父の知り合いのはたやまさんと演奏する事を決めた。その後初めて祭りで演奏したので、エ→ ウ→ア→イ の順になる。

 

問6:

問6:浩紀が、自身の経験を通じて学んだ2つの大切なことはどのようなことか。日本語で答える問題です。

【・答え「若者が地域の活動に参加することによって,伝統文化を守ることが できるということ。」】

1つ目は、若い人々が地域の活動に参加することによって、伝統的な文化を守る事ができるという事。2つ目は、若い人々もお年寄りも、何か一緒にする事によって幸せになれるということ。

※本文中の、Here is〜something together.の部分に書いてある。訳すと上記のような答えになる。

 

問7:

問7:浩紀のスピーチ後の先生とある生徒の対話文を読んで、対話の流れに合うように、文中のBにふさわしい英語を考えて書く問題です。

【・答え「read books to small children」】

ヒロキが今現在や将来、地域の活動で、みんなの為にどんな事が出来るかとたずねられているので、ヒロキが出来ることを英語で答える。

 

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