発達に凸凹のある子どもの気持ちと行動を理解する

発達に凸凹のあるお子さんは、思いがけないところで思いがけないことをして、周囲を驚かせることがあります。 多くは困った行動として、大人は叱ったり、やめさせようとしたりしますが、なかなか思いは届かないものです。 発達に凸凹があってもなくても、行動の背景には、何か理由があります。 その理由を考え、お子さんたちの気持ちに近づくことができれば、困った行動についてお子さんに合う対処が取れるようになります。

今回はよくあるお子さんの困った行動の気持ちに近づいていきたいと思います。

思い通りにいかないと激しいかんしゃくを起こす子

かんしゃくを起こすと何をしても収まらず、途方に暮れるということがあるでしょう。 数分のかんしゃくが永遠に続くように感じてしまうこともよくあります。
些細なことで、一見、ただのわがままのように見えてもお子さんにとっては一大事かんしゃくは、全力のSOS、ということがあります。

 

どういう時にかんしゃくが起きるかということが分かると予測が立てやすくなります。 やらせたくないことはできないという環境を作り、かんしゃくを起こさせない工夫をしてきます。

例えばいつもと違う道を度にかんしゃくを起こす自分がやろうとしたことを止められるとかんしゃくを起こすという風に、どんな時にかんしゃくが起こりやすいかが分かれば、なるべく同じ道を通るあらかじめ言っておく、など事前の対策が取れます。

「まだ~したかったよね、ごめんね」と言葉を添えると、お子さんがそれを見本にして「まだ~したかった」と気持ちを説明し、「ごめんね」とあやまることができるお子さんに育ちます。

とはいえ、小さい頃にかんしゃくがひどかったお子さんは、大きくなってもがんこで自己主張が強いということはよくあります。
子育ては大変なタイプですが、自分が大事にされた、尊重された、という経験は、自己肯定感を高め、やる気や自信につながる最高の贈り物になります。

なかなか寝ない子

睡眠には、脳を休ませ脳の働きを回復させる役割や、常に新しいことが学べるように不必要な記憶を消去させる働きがあります。 なるべく夜早く寝て、朝早めに起きられる等、工夫してみましょう。

 

入眠を妨げる要因としては、寝室におもちゃがあって気になってしまうことだけではなく、寝具やパジャマなど肌の違和感があるわずかにもれる光電気製品が稼動する音や振動音が気になってしまう、といったことも考えられます。

お気に入りのおもちゃは見えないようにします。またDVD、スマホの動画等は脳を覚醒させてしまうので気をつけましょう。 

偏食が多い子

偏食に関しては、味覚の問題なので、無理やりたべさせても苦痛なだけ、ということがあります。 食事が楽しくないという経験になると余計に食事への興味はなくなってしまいますから、楽しく食べられるのが一番です。

味覚は鈍感になっていきます。 食べないものは大人がおいしそうに食べるお子さんが食べなくても、1口大くらいのものは載せる、といった工夫で十分です。

クラスにいられない子

入学というのはお子さんたちにとって大きな出来事です。慣れるまでに時間がかかり、まだ安心できないのかもしれません。 また、回避したり、拒否したりして、自分自身の不安に折り合いをつけようとしているのかもしれません。 まずは1日の流れを分かりやすく伝えてあげましょう。また苦手な感覚や不器用さがないかどうか確認することも大切です。

授業中、集中できない子

小学生になっても脳機能のバランスはまだ整わず、意欲はあっても授業中、集中できないことがあるかもしれません。 努力不足やわがままではなく、脳機能の問題ですから、叱責されるだけでは改善しません。まずは刺激を調節した環境で落ち着いて学習できる状態を作ってもらうことを、担任の先生と話し合えるといいですね。

 

他の子どもたちとの関係性から成長が期待できるくらいの認知機能があるお子さんは、通常学級の工夫で乗り切れますが、まだ大人との関係性をまず重視すべき、という段階にいるお子さんは、丁寧なかかわりをしてくれて、個別の声かけもしてくれる支援学級を選択するのもひとつの方法です。自分に合う教育環境の中で、子どもたちはぐんぐん成長します。 

最後に、大変な子育てをしているみなさんへ お子さんに苦手な部分、出来ていない部分は、怒ったり、大人がイライラをぶつけたりし過ぎると、自己肯定感が下がり、自信がなくなったり、やる気が出なかったりということにつながります。

発達障害があると子育てに工夫が必要なことが多く、大変なこともあるでしょう。 発達障害の特性はマイナスに捉えられがちですが、一方で長所とも考えられます。

 

例えば、「不安になりやすい」ということも裏を返せば、「慎重で危機管理能力がある」ということですし、「後先考えず、見切り発車して突き進む」ということも裏を返せば「行動力があって積極的にチャレンジする」という長所になります。

いい面を見るようにして、「発達障害があるから特別な対処をしなければいけない」ということではなく、お子さんも親も「なるべく無理をせず、少しでも楽しく生きていくためにはどうしたらいいのか」という視点で考えていけるといいですね。

 

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