【歴史】中世の世界史前編(ローマ帝国からルネサンスまで)

弥生時代から戦国時代にかけて、日本では様々な政治的・文化的な変化がありました。ところで、海外に目を向けてみると、日本以上に大きく情勢が変化していっています。そして、その外国勢力が次第に日本にやってくることになります。

世界史を知ることは、戦国時代以降の日本を知るうえで非常に大事になってくるので、ここで解説していきたいと思います!(細かく追っていくのは日本史以上に大変なので、大事な部分(教科書の内容)をかいつまんで、歴史の流れを見ていきます!)

 

中世ヨーロッパの動き

ヨーロッパには紀元前からローマ帝国という広大な領土を持った国がありました。これが一番広かったころは、地中海のすべての沿岸地域に加え、その周辺の島まで支配していました。

この国は、国教(国が認める宗教)としてキリスト教を保護したので、これが4世紀末に分裂し、西ローマ帝国と東ローマ帝国に分裂し、西ローマ帝国がフランク王国となった後も、キリスト教自体の信仰はその地域の人々に残り続けました。特にカトリック(キリスト教宗派のひとつ)はやがて西ヨーロッパを中心に広がり、ヨーロッパ各地にも形を変えつつも広がっていきました。

 

そのころの人々の暮らしはとても貧しく、特に農奴と呼ばれる人々の生活は悲惨なものでした。彼らは住む場所や仕事を選ぶことが出来ずひたすら農業をして、税を納めるために支配者にこき使われていました。農奴以外にも、放牧をやる人や、鍛冶屋、大工、酒屋などのRPGゲームなどで出てくるような職業も存在していました。まあどちらにしても、現代ほどいい暮らしではなかったことは間違いなさそうです。

一方で、領主は城に住み、豪華な衣食住を享受していたそうです。

イスラム世界の興隆

ヨーロッパでキリスト教が広まっているな中、西アジアではマホメットが開いたイスラム教が広まっていきます。イスラム教って何か良くわからないと思う人がほとんどだと思いますが、キリスト教と神が同じで、キリスト教の考えを派生させたものになっています。ちなみに教典はコーランですが、キリスト教の聖書も同じく教典とされているんです。(テストでは、イスラム教の教典は”コーラン”と答えましょう。)

 

さて、イスラム教が栄えた時代はシルクロードを通した交易が盛んであり、ヨーロッパと中国の中継地点として発展していくこととなります。それこそ、中国からヨーロッパ、そしてその逆を行き来したのはイスラム教の信者であるムスリム商人でした。彼らが移動しながら教えを広めていくことで、イスラム教の勢力範囲は広くなっていきます。

十字軍遠征

そして、西アジアを支配していたイスラムの国であるイスラム帝国は、その領土をキリスト教の聖地であるエルサレムに拡げたことで、カトリック教会(カトリックの元締め)は怒り心頭となります。ちなみに、イスラム教にとってもエルサレムは聖地であったので、こうなることは避けられませんでした。

 

そして、カトリック教会はエルサレムを奪還し、イスラム教の勢力を低下させるために、十字軍を編成して、何度も出征させます。実際は東ローマ帝国が命じたわけですが、この当時のカトリック教会の勢力は最盛期を迎えており、教皇(カトリック教会のトップ)が国王よりも強く、実質的な支配権を持っていたのです。

 

この十字軍遠征の結果ですが、イスラムが勝利し、十字軍が敗北します。

イスラム世界に敗北したことにより、カトリック教会、教皇の権威は衰えていきました。また、十字軍に有力な騎士や貴族の多くも力を失い、市民の自治が強くなる契機となりました。

ルネサンス

15世紀ごろ、それまでヨーロッパを支配していたキリスト教が弱ることで情勢が乱れ、5世紀からあった東ローマ帝国も滅亡しました。

そのような時世で、イスラム世界から古代ギリシアの遺物などがもたらされ(逆輸入されたといったイメ―ジです)、それを見た人々により「キリスト教世界によって失われた古代ギリシア・ローマの文化を復興させよう!」といった気運が高まり、学問・文化が発展していきました。これをルネサンスといいます。

 

ルネサンスで活躍した人にはダビンチがいます。彼はモナ・リザ最後の晩餐という大変有名な絵を描いたほか、解剖学や建築学、工学なども自ら考えだすなど、天才であったといいます。

他にも、ミケランジェロというダビデ像や最後の審判という芸術を作った人も同時期に活躍しています。

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