【理科】赤文字は頻出! 骨格・筋肉・神経について解説!

 

こちらのページでは骨格・筋肉・神経について解説しています!

目や耳の構造や神経の伝達についてなどを、イラストや図で要点をまとめながら分かりやすく解説しています。また、テストに出やすい重要語句は赤文字で表示しています。授業の予習復習や定期テスト対策にご活用ください!

 関連する分野である消化・吸収・排出についての記事もこちらから見ることができます。ぜひご覧ください!

 

それではさっそく見ていきましょう!

目次

  1. 骨格と筋肉
  2. 感覚神経
  3. 刺激と反応
  4. 反射

1.骨格と筋肉

体を支えるための、骨組みのことを 骨格 といいます。骨のまわりには 筋肉 がついていて、体を動かすことができます。

骨と骨をつなぐ部分を 関節 といい、骨と筋肉をつなぐ部分を けん といいます。下の図で確認しましょう!

2.感覚神経

感覚器官

まわりの情報を刺激として受けとる器官を 感覚器官 といい、それらの器官に存在するあるきまった感覚を受けとる特別な細胞を 感覚細胞 といいます。

感覚器官の例として、皮膚の5つがあります。関連する項目をまとめて表にしました。参考にしてください!

ここからは感覚器官のなかの目と耳について詳しく紹介します。

目に入ってくる光の量は、 虹彩 (こうさい)で調節されます。光は水晶体(レンズ) を通して 網膜 に映し出されます。網膜には光の情報を受けとる感覚細胞があり、光の情報は  視神経 を通して脳に伝えられます。下の図で確認しましょう!

耳で受け取った音の振動に合わせ、鼓膜 がふるえると、続けて 耳小骨 がふるえ、うずまき管 に振動を伝えます。 うずまき管 には振動を受けとる感覚細胞があるので、耳小骨 から受け取った振動の情報は 聴神経 を通して脳に伝えられます。下の図で確認しましょう!

3.刺激と反応

人間は、例えば「寒い」と感じると服を着ます。当然ですね。しかし、この当たり前の行動は、私たちの体の中にある神経が情報を伝達することによって成り立っています。まず、「寒い」という刺激を皮膚が感じ取ります。(皮膚はまわりの情報を刺激として受けとる感覚器官のひとつでしたね。)すると、その刺激を次は 感覚神経 と呼ばれる神経が受け取り、それを せきずい まで運んでいきます。せきずいは受け取った刺激を 脳 に伝え、脳は「寒い」という情報から「服を着る」という命令をせきずいに送り返します。せきずいは帰ってきた情報を行動に移す神経である 運動神経 を通って手や足の筋肉 ( 運動器官 ) に伝わります。こうして私たちは「寒い」から「服を着る」という行動ができるわけです。

 

ここまでの内容をまとめると下の図のようになります。

せきずい・脳をまとめて 中枢(ちゅうすう)神経 、感覚神経・運動神経をまとめて 末しょう神経 といいます。

4.反射

 

「熱いやかんをさわってしまい、思わず手を引っこめた。」

 

この反応は先ほど説明した神経伝達とは違うルートで情報が伝わります。先ほど説明した反応は脳を経由していましたが、この反応は刺激の情報が脳まで行かず、 感覚器官 → 感覚神経 → せきずい → 運動神経 → 運動神経 という伝わり方をします。脳まで情報が届かないため、我々はこの反応を無意識で起こっていると判断しています。

 

このように刺激の情報が脳までいかず、無意識のうちに反応が起こること 反射 といいます。


最後までお読みいただきありがとうございました。

今回は骨格・筋肉・神経について紹介しました。他にも理科の定期テスト対策の記事があるのでチェックしてみてください!他にも様々なお役立ち情報をご紹介しているので、ぜひご参考にしてください。質問などございましたら、お気軽にお問い合わせください!

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