自分用例文暗記ノートを作ろう!

目次

自分用例文暗記ノートの作り方

筆者おすすめの語学勉強法,それは,「自分用例文暗記ノートを作る」です。「自分用単語帳を作る」という方法を応用して,筆者が導き出した勉強法です。
この方法を使えば,文法も単語も一気に覚えられてしまうんです。
筆者は中学・高校の英語の勉強以外にも,その後趣味としている韓国語やドイツ語の勉強にもこの方法を使い,効果をあげています。
早速方法をご紹介しましょう。
準備するものは以下の通りです。

準備するもの

・ノート1冊(A5サイズなど,どこでも開ける小さめサイズがおすすめです。)
・黒のボールペンまたはシャーペンや鉛筆
・黄色やオレンジなど,赤シートで隠れるペン
・赤シート

これらを使って,オリジナルの単語帳をつくるイメージで,オリジナルの例文暗記ノートをつくっていきます。

やることは簡単です。黒ペンで英語の例文を書き,下に黄色/オレンジのペンで日本語訳を書くだけです。それだけです。

ただし,この時どんな文を書くのかということが大切です。このノートにどのような文を書いていくのか。それは「わからなかった文」「間違えた文」なんです。

文法問題・特に日本語訳の問題で解けなかった問題。これは,文法がわからなかった問題も単語がわからなかった問題も書きます。長文問題を解いていて訳すことができなかった文・意味がわからなかった文も書きましょう。どうしても覚えられない単語も,教科書の例文ごと書いてしまうと良いです。

つまり,この「例文暗記ノート」は,自分の苦手なところだけをまとめたノートとなるわけです。わからなかったところをわかるようになるまで繰り返すことができるノートなんです。

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詳しい使い方

さて,このノートの使い方をもう少し詳しくご説明しましょう。

このノートには,問題を解いた後に,わからなかった文や間違えた文をノートに書いていきます。そして,赤シートとともにこのノートを持ち歩きましょう。通学電車や通学バスの時間に有効活用するのがおすすめです。日本語訳の部分を赤シートで隠し,頭の中で答えてから,答えを確認する,という作業を繰り返します。

「だんだん量が多くなってきてすべてできない」「既に覚えられたものは飛ばしたい」という方には,間違えたものにだけ付箋を貼る方法がおすすめです。ある程度覚えてきた段階で,間違えたものにだけ付箋を貼る方法にシフトしましょう。間違えたものに付箋を貼り,次は付箋のついているものだけチャレンジします。もう一度チャレンジしたときに覚えていれば,付箋をはずしましょう。はじめから間違えたものに付箋をつける方法でやってしまうと,付箋が付きすぎて全部やるのと変わらない状態になってしまうので,ある程度覚えてからやってみるのがおすすめです。全部の付箋がなくなったら,もう一度最初からチャレンジして,忘れているものがないか確認しましょう。その繰り返しで,文法も単語もどんどん完璧に近づいていきます。

自分用例文暗記ノートの効果

方法を一通りご紹介したところで,この方法のどのようなところが効果的なのか,ご説明したいと思います。

1.単語を文のニュアンスに合わせて覚えることができる

単語の一般的な覚え方といえば,覚えたい英単語と対応の日本語単語を一緒に覚えるという方法でしょう。しかし,英語には複数の意味のあるものがあったり,日本語の単語にはうまく訳せないものがあったりして,このような方法には限界があります。みなさんも,単語の意味を見ただけでは使い方がよくわからなくて例文を見たという経験はないでしょうか。例文を見るということは,例文が必要ということですよね。だったら,例文ごと覚えてしまえば良いのです。例えばhaveという単語は,単語帳だと「持つ」という意味が一番にでてきますが,他にもたくさんの使い方がありますよね。たくさんの使い方があるのなら,「このような文ではこのような意味になる」という風に,文で覚えてしまえばよいのです。

2.何度も訳すことで文法が自然と身に着く

わからない文・間違えた文の訳を何度も確認することで,意味がわかるようになり,文法が自然と感覚として身に付きます。子どもが日本語を話せるようになるのだって,文法を習ったわけではなく,たくさん日本語を聞いて感覚でわかるようになったはずですから,何度も見て感覚として身に付けるという方法も,あっても良いはずです。文法を一発で理解して使いこなせれば問題ないのですが,このノートに書く文は間違えた苦手な文のはずですから,少し感覚に頼ってみましょう。さらに,何度も間違えてしまうものに関してはその文法を復習しなおすなどすれば効果的ですね。これも,何度も間違えて自分の間違えやすさを理解するからこそできる復習方法です。

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この2つの理由から,筆者は「自分用例文暗記ノート」を活用し,苦手な英語を得意にしました。高校を卒業した後に他の語学学習に次々と手を出すほど,英語が得意になったことで語学学習が楽しくなりました。お子さんにもぜひ,この方法をおすすめされてはいかがでしょうか。

この記事を書いた人
趣味:お城巡り

学習アドバイザー 広田

関西大学大学院を卒業後、小6・中3・高3の受験生を主に指導をしてきました。学生の悩み相談を受けているうちに勉強に悩む子を救ってあげたいという気持ちが強まり学習アドバイザーとなりました。勉強に悩む保護者さまやお子さんにお役に立てる記事を配信していければと思います。
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