草津市独自の取組「スクールESDくさつプロジェクト」

この記事は以下のサイトを参考にしています。

https://www.city.kusatsu.shiga.jp/kosodate/hoikukyoiku/shochugakkou/20230620.files/leaflet.pdf
https://kusatsu.scblo.jp/file/upload/kusatsu/ea172f56-fc8f-46cd-989d-3f829e4126b1.pdf

日本最大級の湖「琵琶湖」をはじめとした自然豊かな環境があり、住みやすい町として注目を集める草津市。全国的に人口減少が進んでいる中、今も人口が増え続けている草津市では、子どもたちの教育にも力を入れています。
今回は草津市が行う独自プロジェクト「スクールESDくさつプロジェクト」を紹介します。

目次

草津市の教育方針と基本理念

子どもたちの教育に力を注ぐことは、草津市の未来を創ることに繋がります。「子どもたちが輝く教育のまち」を目標に、様々な人との出会いを通じて豊かな学びを広げ、住民が生きがいを感じられる出会いと学びのまちの実現を目指します。

草津市の基本理念

子どもが輝く教育のまち・出会いと学びのまち・くさつ

子どもの生きる力を育む

子どもの発達や個々の状況に応じて、学校・家庭・地域・行政が互いに連携と協力を行い、子どもたちの豊かな心とたくましく生きるための健やかな体の育成を目指します。また、変化の激しい社会を生き抜くために、ICT教育や読書活動などの学習向上策に取り組む他、家庭学習習慣の定着や学習方法構築の支援など様々な政策を通して子どもたちの基礎的・基本的な知識と技能の向上を図ります。

学校の教育力を高める

教員の研修プログラムや研究活動の充実に取り組み、より良い授業が行えるように教員の指導力向上を図ります。研修に必要な時間の確保と教員の健康管理や働き方改革を行い、職場環境を改善します。また、特色ある教育課程の実施や地域の活力を活かした取組による学校経営の充実と、安心安全な学校環境を確保するための施設設備改修など、子どもたちや教員が過ごしやすい学校環境を目指します。

社会全体で学びを進める

地域協働合校の推進で地域の大人が子どもの学びを支援するとともに、大人にとってもやりがいのある交流の場を作ります。また、住民全てが生涯を通じて学習やスポーツを楽しめるように、生涯学習機会の充実とスポーツ関連の取組の実施を図ります。

歴史と文化を守り育てる

文化・芸術活動の支援と各種事業の充実、誰もが文化に触れることができる機会の充実を目指します。また、草津市の歴史と文化を後世へ伝えるために、文化財を適切に保存し住民が地域の歴史に触れられる機会づくりに努め、地域主体による保存・活用の機運の向上と歴史文化を活用した草津らしいまちづくりを目指します。

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草津市独自のプロジェクト

草津市では、子どもたちの自己肯定力・やりぬく力・主体性・探究性・協働性・社会性を養うために、「総合的な学習の時間」を中心に、「スクールESDくさつプロジェクト」を実施しています。2022年度と2023年度はモデル校3校を指定し、ESDの視点に立った学習プログラムの開発と検証を行っています。令和12年度をゴールに、持続可能な社会の作り手となる人材の育成を図り、各学校が地域の特性を生かした特色ある学校経営の活性化を目指します。

スクールESDくさつプロジェクトとは

ESD = Education Sustainable Development(持続可能な開発のための教育)

ESD

Education Sustainable Development
(持続可能な開発のための教育)

ESDとは持続可能な開発のための教育のことで、SDGsの実現に向けた取組です。様々な地域課題に対して、体験的な学びを行うことで子どもたちが問題解決に主体的に関わり、地域社会の一員としての意識と行動力を身につけることを目指しています。

ESDで変わる
子どもたちの学びサイクル

気付く・知る

地域の特色を知る
地域の良い〇〇に気付く
【活動例】
地域の川にいる生き物の調査
地元生産者による講演会 など

調べる

地域とつながる
地域の情報を収集する
【活動例】
地元のまち探検
ICT機器を活用した情報収集 など

気付く・知る

地域の特色を知る
地域の良い〇〇に気付く
【活動例】
地域の川にいる生き物の調査
地元生産者による講演会

ESDで変わる
子どもたちの学びサイクル

地域課題解決型
総合的な学習の時間の充実

調べる

地域とつながる
地域の情報を収集する
【活動例】
地元のまち探検
ICT機器を活用した情報収集

まとめる

地域のSOSのキャッチ
成果物の作成の実施
【活動例】
愛彩菜(あいさいな)の収穫体験
保護者へのアイマスク体験

提案する

問題の改善策を企画する
問題の解決策を提案する
【活動例】
学校畑の整地とオリジナル野菜栽培
米粉を利用したレシピ開発

行動する・発信する

学校と地域の共同活動によって
行動・発信する
【活動例】
プチトマトの地域販売
ラジオ放送

草津市立老上小学校のESD活動

スクールESDくさつプロジェクト」のモデル校で指定されている小学校の中から、草津市立老上小学校のESD活動について紹介します。

草津市立老上小学校は学びをふかめ、心ゆたかに、自分をみがこうを教育目標に掲げており、スクールESDプロジェクトの実践を活かしてさらに自分自身の考えや思いを発信・行動できる子どもたちの育成を目指しています。

低学年(1~2年生)の活動内容

1年生では、老上ふれあい農業合校の方と一緒にさつまいもの苗植えから収穫・焼き芋づくりまでを体験したり、老上の昔話の紙芝居を聞くなど、地域の人々と交流し学びを深めました。
2年生では、老上を探検してまちの特徴や良さ、季節による自然の変化などを発見・観察し、まちへの親しみや愛着を育みました。

中学年(3~4年生)の活動内容

3年生では、老上学区に自然を増やすため、花を植えたり花を育てたりする「老上花の輪プロジェクト」を実施し、地域の方々と協力しながら学びを発信しました。
4年生では、福祉体験や身体が不自由な人との関わりを通じて、誰もが過ごしやすい社会をつくるために自分たちは何ができるのかを考える「やさしさプロジェクト」を行いました。

高学年(5~6年生)の活動内容

5年生では、老上の川や自然などの環境に目をむけ、地域のすばらしさを再認識し、自然の良さをこの先も伝承するために自分たちに何ができるのかを考える学習を行いました。
6年生では、老上の歴史・伝統・文化・観光資源・住みやすさなどの観点から、未来に残したい老上の魅力について考える学習を行いました。

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草津市で勉強に困っている保護者さま・お子さんへ

今回は草津市の独自プロジェクト「スクールESDくさつプロジェクト」について紹介しました。持続可能な社会づくりが注目されている中、草津市が取り組むESDによる体験活動は、子どもたちの「主体性・探究性・協働性・社会性」が育まれるとても良い政策だと思いました。

家庭教師のやる気アシストは、草津市で「定期テストや入試・受験対策に強い」家庭教師として、小学1年生から高校3年生のお子さんを対象に、ご自宅に伺い勉強の指導を行っています。
少しでも興味を持って下さった方はこのページをご覧いただけますと幸いです。

この記事を書いた人

家庭教師のやる気アシスト編集部

家庭教師のやる気アシスト編集部は小・中・高校生のお子さんを持つスタッフばかり。わが子の勉強に悩む当事者として、勉強のコツや不安など当事者の目線で記事にしています。
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