和歌山市のおすすめ学びスポット -和歌山市立子ども科学館の魅力-

この記事は以下のサイトを参考にしています。
http://www.city.wakayama.wakayama.jp/res/projects/default_project/_page/001/013/197/kyoikuR5.pdf

多様な考え方を身につけ、将来の可能性を広げてくれる知的好奇心。その知的好奇心を育てるスポットは関西エリアに多数存在します。
その中で今回は、和歌山市にある「和歌山市立子ども科学館」について紹介します。

和歌山市が掲げる教育の基本理念

ともに学び、ともに支えあい、未来につながる教育

和歌山市は、教育の根幹は『人づくり』であり、その『人づくり』の基盤となるものは学校だけでなく、家庭や地域を含めた社会全体であると考えています。
そこで、子供だけでなく、子供たちと共に過ごす家庭や地域の方々も一緒に学べる環境をつくり、地域のつながりをより強くします。また、様々な知識や経験を持った方々が結びつき、支えあうことによって、地域における課題解決や地域の発展につなげることのできる社会をつくります。これらの取組を通して、社会全体で将来の和歌山市を創造できる子どもを育てる教育を目指します。

和歌山市の目指す人間像

自ら考え、判断し、表現する力を持ち、規律ある行動をする人間を目指す

変化の激しい現代を生きていくために、基礎的な学力はもちろん、自ら考え、判断し、表現する力を身に付けた上で、社会の一員としての自覚を持って規律ある行動をとることのできる人間の育成を目指します。

人権を尊重し、情操豊かにたくましく生きる人間を目指す

いじめや暴力などの問題行動をなくすために、生きることの尊さを理解し、自他の生命を大切にする心を育みます。また、様々な人権問題を正しく理解し、互いの立場を理解し、よりよい人間関係を築ける人間の育成を目指します。

郷土を愛し、よりよい社会の形成者となる人間を目指す

自ら育った地域の歴史や文化の良いところを知り、郷土を愛する心を育みます。また、ふるさと和歌山の地域の一員として、主体的に社会に貢献できる人間の育成を目指します。

和歌山市立子ども科学館で知的好奇心をくすぐる

和歌山市立子ども科学館は、市制施行９０周年と国際児童年を記念して、「見よう、ためそう、みんなの夢」をテーマとした設立された学びスポットです。この施設では、自然事象に触れることで自然科学に関する興味関心を育むこと、展示や化学普及教室を通して科学的な見方や考え方を養うことを目標としています。

遊びながら学べる展示物コーナー

1階から3階にある展示物で遊びながら、科学の知識や考え方などを身につけます。

和歌山市周辺の自然を学ぶコーナーや、宇宙探検をイメージした遊び広場があるたんけん宇宙ひろば・和歌山の自然エリア
音や力、電気など科学の不思議を遊びながら学べるふしぎ体験！科学広場エリア
参加体験型の展示物や科学普及教室などがある光と音の国・実習室エリア
限りなく本物に近い天体観測を体験できるプラネタリウム・パズルコーナーエリア

化学普及教室では科学に対する様々な体験が可能

子ども科学館では、土日を中心に様々なイベントや科学教室を実施しています。

9歳までに身につけたい科学教室	小学校2年生以下を対象に、身の回りにある自然事象を体験しながら学ぶ教室
実験で発見！教室	小学３年生から中学３年生までを対象に、身近な自然事象や学習したことなどについて、実験しながら新たな見方や考え方を養う教室
実験工作教室	科学への興味関心を育み、実験や工作をしながら学ぶ教室
親子生き物博士教室	現地で、生き物に触れたり体験したりしながら、自然への興味関心を育む教室
自然工作教室	様々な道具に慣れ、自然にあるものを材料として作品を完成させる教室
自由研究のススメ	小学生を対象に、自由研究のきっかけ作りやヒントを得る教室
ミニサイエンス	主に小学生までの子供を対象に２０分程度の簡単な実験や工作、解説等を行う教室
親子天体観測会	主に子供とその保護者を対象に和歌山市内の公園等で実施する望遠鏡等を使用して天体を観察する
発明制作事業	ものづくりを楽しむことにより、豊かな創造力を養うとともに、技術の向上を図る

大人も子供も大満足のプラネタリウム

4階フロアにあるプラネタリウムでは、光学式主投影機により限りなく自然に近い星空が再現でき、その星空に関する解説を行います。また、デジタル投影による天体に関する情報や映像の投影を行い、天体に関する興味関心を高めます。
プログラムは「本日の星空解説（15分）」＋「プラネタリウム番組（30分）」で構成されています。