英会話能力の重要性

はじめに

私は現在、大学で学生に健康科学の講義をしながら、それに関連した研究活動および、接骨院で勤務している者です。それらの職業をこなしている中で、自分は大人になってから英会話能力の重要性に気づき、勉強し、苦労を重ねて習得しました。なぜ習得しなければいけないと感じたのか、それすなわち現在、世界における共通言語は「英語」であり、「日本語」ではないからです。無論、日本は海外の方々から愛されている国ではあります。しかしながら、それは一部の人間であり、全員ではありません。だからこそ、英語能力の高さはどんな職業であれ、一定レベル以上は求められていくと私は予測しています。

感じた英会話の重要性

私は大学で接骨院の先生になるべく、柔道整復師の免許を取得しましたが、小学校から高校まで全く勉強をしてきませんでした。そのため、お恥ずかしい話、真面目に学業へ取り組んだのが大学からです。今でこそ、英語を多用する職業に勤めていますが、小学生の頃には一度もそんな人物になるなど考えもしませんでした。そのため、もし過去に戻れるなら英語を1からしっかり勉強したい…と何度も思っています。接骨院の患者さんの中には、とある英会話スクールの講師をしている方や、30年間アメリカに在住していた方、その他英語能力が卓越している方のように、私の周りには英語熟練者の方々が多くいます。それらの方々が必ず口を揃えて言うことは、「英会話は小学1年生までに習得しておくべき」と言っています。患者さんの中には、小学生でも遅いぐらいだ。と言っている方もいらっしゃいます。私もそれらの考えには同感です。その理由として、第一言語能力は4歳までに決定されると証明されているからです。逆に言えば、4歳までに多種多様な言語に触れ合わせることで、第一言語が複数もてると報告されています。またその時期までに新たな言語に触れた際に、その言語を習得する速さも他の年代と比べてかなり早いことも世界中で認められています。日本の小学校入学の時点ですでに6歳なので、この年代がかなりギリギリのラインと言えるのではないでしょうか。

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おすすめの勉強方法

勉強の方法ですが、私がおすすめするのは「ひたすらアウトプットすること」「アメリカとイギリス出身のネイティブの人と触れ合うこと」です。はじめに、「ひたすらアウトプットすること」ですが、これはどんな種類の勉強にも言えることかと思います。実際、多くの方々は教員から教えられたことを自身の頭にインプットするより、一回の講義で学んだことをアウトプットした方が物覚えが早いと実感しているのではないでしょうか。英会話も全く同じです。いくらライティングで文法や単語を覚えても、いざスピーキングするときには役に立つことはほんの少しです。また、人間の習性として、受け身の教えは身に入らないことが特徴です。すなわち、いくら、教員の方々が熱意を持って話していても、実際に学生さんに伝わるのはほんのわずかと言うことです。教員の中には、何故こんなに教えてもできないのか、と頭を悩まされる人もいますが、そんな学生こそアウトプット重視の講義に切り替えるべきだと私は思っています。例えば、英会話の文法や重要単語をそれぞれ3つずつ教え、その10分後にその単語や文法を活用して会話すると、アウトプット重視の英会話講義に切り替えることができます。実際にその方法で講義をしている方も多いと伺っています。私自身もその方法で英会話を習得しましたので、この方法は幼い児童のみならず、成人以降にも通用する勉強法だと思っています。

次に、「アメリカとイギリス出身のネイティブの人と触れ合うこと」です。何故2カ国のネイティブと触れ合わなければいけないのか。それは周知の通り、アメリカ英語とイギリス英語に対応するためです。特例として、シンガポールにも独特の表現で英語を話すことがあるようですが、ひとまずアメリカとイギリスに対応できれば世界で通用できる言語能力と言えるかと思います。私はアメリカ英語の方が聞こえやすく、会話もスムーズにできるのですが、イギリス英語は発音が本当にわからないことが多々あります。この狭い日本でも方言が存在しており、沖縄や青森県のようにかなり独特な表現もあるぐらいなので、世界基準でみれば、何らおかしいことではないかと思います。これもアウトプット重視で勉強することで、両カ国に適応できます。問題なのは、アメリカ人とイギリス人にどうやって知り合えばいいのかですが、そこは保護者さまが自身の子供を英会話スクールに通わせるしかないかと思います。ただ、何も英語がわからない状態で行くと、子供達も全く面白さを感じず、やる気も無くなってしまいますので、そこは自宅で文法や単語を勉強することでカバーができます。そこの補助となれるのは、保護者さまや家庭教師の存在かと思います。

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おわりに

小学校でも遅いくらいですが、私がいい例の通り、英会話能力はどんな年代でも習得できます。ただ、早いに越したことはないので、小学校までに勉強できる環境や先生方の力が重要なのではないかと思っています。

この記事を書いた人

家庭教師のやる気アシスト編集部

家庭教師のやる気アシスト編集部は小・中・高校生のお子さんを持つスタッフばかり。わが子の勉強に悩む当事者として、勉強のコツや不安など当事者の目線で記事にしています。
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