二次方程式の利用【練習問題・解答解説付き】

この投稿では、二次方程式の利用について解説していきます。二次方程式についての問題を解説していきます。

授業の予習復習や定期テスト対策にご活用ください!

その他の数学の勉強記事もこちらから見ることができます。ぜひご覧ください!

目次

1. 二次方程式の利用(数の性質)

方程式には、一次方程式、二次方程式、連立方程式などいろいろありますが、解くためのステップはいつも同じです。

STEP
求められているものを「x」と置く
STEP
xを使った方程式をたてる
STEP
方程式を解く

この順番です。これを踏まえて例題に取り組んでいきましょう!

例題1:ある整数 x に 3 を加えた数の平方は、16 である。xの値を求めなさい。

《 解答・解説 》

この問題の場合は手順の①はすでにやってある状態なので、②からやっていきましょう。

ある整数 x に 3 を加えた数 はx+3ということ。平方とは2乗のことなので、x+3の平方は16 というのは(x+3)² 16 という意味になります。これで②が出来ました。

さいごにこの方程式を解けば答えになります。

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2. 二次方程式の利用(面積)

例題2:正方形の縦を3cm短くし、横を4cm長くして長方形を作ったらその面積は 60cm²になった。元の正方形の1辺の長さを求めなさい。

《 解答・解説 》

この問題でもやることは同じです。①から順番にやっていきましょう。まずは「x」を置いて方程式を立てていきます。

元の正方形の1辺の長さを求めなさい。とあるので正方形の辺をxとします。よって、長方形になった時の縦はxー3、横はx+4とします(下の図で確認しましょう!)

xを置くことができたので②に移ります。問題文に長方形の長さは60㎠であったとあるので、(x-3)(x+4)=60 という式が立てられます。

では最後に方程式を解いてxの値を求めましょう。

ただ、最後に注意が必要です。今回は正方形の辺の長さを求めています。そのため、-(マイナス)の値はありません。そのため、今回は解が8と-9ですが、-9は解答としてふさわしくありません。よって答えは8cmです。

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3. 二次方程式の利用(動点)

△ABCはBC=12cm、AC=6cm、∠ACB=90°の直角三角形である。点Pは頂点Cを出発して毎秒2cmでBまで進む。同時に点Qは頂点Aを出発して毎秒1cmでCまで進む。△PCQの面積が9cm²になるのは出発から何秒後か。

求められているのは△PCQの面積が9cm²になるのは出発から何秒後か、ということなので△PCQの面積が9cm²になる秒数をxとします。するとx秒後のQCの長さは6-x、PCは 2x(0≦x≦9) と表現することができます。

ここが分かれば△PCQの面積を求める式が立てられます。→ (底辺:2x)・(高さ:6-x) ・ 1/2 = 9 cm²

この式を解いてxの値を求めましょう。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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この記事を書いた人
趣味:お城巡り

学習アドバイザー 広田

関西大学大学院を卒業後、小6・中3・高3の受験生を主に指導をしてきました。学生の悩み相談を受けているうちに勉強に悩む子を救ってあげたいという気持ちが強まり学習アドバイザーとなりました。勉強に悩む保護者さまやお子さんにお役に立てる記事を配信していければと思います。
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