つくば市の不登校支援について
この記事は以下のサイトを参考にしています。
https://www.city.tsukuba.lg.jp/soshikikarasagasu/kyoikukyokumanabisuishinka/gyomuannai/2/1/1017965.html
https://manabinomori-gakuen.com/
つくば市では、住民一人ひとりが幸福に生きられるような社会を目指して、様々な取組を進めています。
その取り組みの一つとして、近年増加傾向にある「不登校」に関する支援があります。つくば市でも不登校のお子さんに関する支援活動に力を入れており、お子さんの居場所づくりや相談できる場所づくりなどを提供しています。
今回は、つくば市が行う不登校支援について紹介していきます。不登校のお子さんを支える保護者さまへ、この記事が少しでも参考になれば幸いです。
つくば市の教育に関する基本理念
つくば市では、2020年に教育大綱を策定し、個々の違いを受け入れて尊重し、一人ひとりが幸福に生きられるような社会づくりを目指しています。その社会づくりの一環として「不登校支援」にも力を入れており、学校に行けなくなったお子さんが社会に取り残されることのないように、地域が一体となって支援活動を行っています。
つくば市は、近年不登校生徒が増加傾向にあります。不登校になってしまう背景は、体調不良などの身体的要因、学校生活や勉強による精神的要因など、お子さんによって様々です。
そのため、お子さん一人ひとりに合ったサポートで社会的自立を目指していくことが重要です。つくば市では不登校になってしまったお子さんの現状と必要な支援について把握し、学校や民間サポート、専門家や家庭が協力し合い、お子さんの社会的自立に向けて様々なサポートを行っています。
つくば市の不登校支援策
つくば市では、「学校内」と「学校外」に着目を置いた支援策を立てています。ここからは、「学校内」と「学校外」の支援策について紹介していきます。
学校内の支援策
学校内での支援で大切なのは、「教員」「スクールワーカーなどの専門家」など、教育現場に携わる人達の連携です。つくば市の学校では、学校教員たちがチームとなり、子どもたちの相談窓口の役割を担っています。
不登校になってしまう背景として、「心身の不調」「勉強についていけないことによるやる気低下」「学校での人間関係」が挙げられます。これらの悩みをいつでも相談できるように子どもたちと積極的にコミュニケーションをとり、相談しやすい雰囲気を作ることが必要です。
そのため、つくば市では教員と子どもたちのコミュニケーションを強めるとともに、教員間の関係性作りを進めています。
学校外での支援策
不登校になってしまったお子さんの中には、「学校自体に行きたくない」と思っているお子さんもいます。そんなお子さんに対しては、学校外での支援が必要です。
外出困難ではない場合、民間が運営するフリースクールで子どもたちの学習と社会的自立の支援を展開しています。金銭面での負担が出てくることから、つくば市では不登校支援施設を利用する際の支援金サポートも行っています。
外に出ることが困難なお子さんについては、つくば市独自のICT教材「インタラクティブスタディ」や茨木県独自のオンライン授業動画「茨木オンラインスタディ」の活用し、学習を保障しています。
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つくば市のお子さんのための居場所づくり
つくば市には、学校に行けなくなったお子さんの第三の居場所として、「公設施設」と「フリースクール」が設置されています。
公設施設とはつくば市が設置した施設のことで、つくば市に住む不登校の小中学生を対象に学びの場を提供しています。フリースクールも同じく、不登校のお子さんを対象とした学校で、学習支援や教育相談などを行っています。
ここからは、つくば市にある公設施設とフリースクールについて紹介します。
つくば市の公設施設
つくば市には「ここにこ広場」と「つくしの広場」と呼ばれる公設施設があります。利用する際はつくば市学び推進課、またはつくば市教育相談センターへの相談が必要です。
これらの施設は不登校のお子さんへの支援を行っており、活動時間は平日午前からお昼までです。集団生活の経験を通じて、主体性や社会適応能力、自立性などの育成を目指しています。
つくば市のフリースクール「学びの杜学園」
つくば市吾妻に設置されている「学びの杜学園」は、小中学生を対象としたフリースクールと高校生を対象とした通信制サポート校を運営しています。
小中学生を対象としたフリースクールは、平日10時~15時に活動しています。学習の時間だけではなく、体験学習やイベントなども企画しており、子どもたちの学力や創造力、コミュニケーション力を育てます。
高校生を対象とした通信制サポート校では、自分のペースに合わせて高校卒業を目指せるのが特徴です。全日制と違い毎日登校する必要がなく、外に出るのが苦手なお子さんも無理なく通えるでしょう。また、人との関わりを強めるためのイベントや行事も用意されており、多面的なサポートを受けることが出来ます。
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つくば市で勉強に困っている保護者さま・お子さんへ
つくば市では学校内、学校外で細分化、それぞれ具体的な支援策を施策しています。つくば市独自の公設施設やつくば市内のフリースクールとも連携しており、地域一体となって子どもたちを支援する態勢が整えられています。つくば市が今後も地域全体で不登校支援の取り組みを進めていき、より多くの子どもたちが安心して学べる環境が提供できることを願っています。
また、フリースクールの存在は、子どもたちに多様な学びの場として重要な役割を担っています。今回紹介した「学びの杜学園」以外にも、つくば市にはフリースクールが沢山あります。スクールによって支援内容や活動内容が異なりますので、是非お子さんに合うフリースクールを探してみてください。
家庭教師のやる気アシストはつくば市の不登校や発達障害のお子さんや勉強に困っているお子さんのサポートをしています。
対象の学年は小学1年生から高校3年生です。無料の体験授業も行っていますので、少しでも興味を持って下さった方はこのページをご覧いただけますと幸いです。
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