【京都府】2023年度(令和5年度)公立高校入試情報

京都府教育委員会から発表された情報をもとに京都府の公立高校の高校受験情報や過去問を参考にした出題傾向をご紹介しています。 また、やる気アシストで勉強をした先輩の合格体験記などを、志望校選びや受験対策にお役に立てる情報もまとめていますので、ぜひ参考にしてみてください。

京都府の公立高校の入試日程

京都府の公立高校の2023年度の入試日程です。
2024年度(令和6年度)の入試日程は、公開され次第、順次掲載していきます。

前期選抜の入試日程

■願書受付:令和4年2月2日(木)、3日(金)午前9時から午後4時まで
※令和5年2月2日(木)は府内の中学校について、地域ごとに設定する会場において一括受付

※音楽科は令和5年度1月25日(水)、26日(木)

■学力検査等:令和5年2月16日(木)、17日(金)

※音楽科は令和5年度2月4日(土)、5日(日)

■合格発表:令和5年度2月22日(水)午後2時から午後4時まで

中期選抜の入試日程

■願書受付:令和5年2月28日(火)、3月2日(木)
※地域ごとに設定する会場において一括受付は3月2日(木)のみ

■学力検査等:令和5年3月8日(水)

■合格発表:令和5年度3月17日(金)午前10時30分から午後12時30分

京都府の選抜方法と合否判定

※京都府教育委員会より正式な発表があり次第、順次掲載予定です。

前期選抜の選抜方法

【A方式】

■(必須)

・共通学力検査(国語・数学・英語)又は高等学校が独自に作成する学力検査の中から合わせて5教科以内

・報告書

・面接、作文(小論文)のいずれか1項目又は両方

■(※選択)

・活動実績報告書

【B方式】

■(必須)

・報告書

・面接、作文(小論文)のいずれか1項目又は両方

・活動実績報告書(定時制を除く)

【C方式】

■(必須)

・報告書

・面接、作文(小論文)のいずれか1項目又は両方

・実技検査

■(※選択)

・活動実績報告書

 

※前期選抜を実施する高等学校長が必要の有無を定めることを表します。

中期選抜の選抜方法

報告書及び学力検査の成績を総合的に判断し、合格者を決定します。

【報告書】

■9教科 全学年の評定 195点(①+②)

・5教科(国語、社会、数学、理科、英語)

(各教科5点)×(5教科)×(3学年分)=75点(①)

・4教科(音楽、美術、保健体育、技術・家庭)

(各教科5点)×(評定を2倍)×(4教科)×(3学年分)=120点(②)

 

【学力検査】

■5教科 200点

・実施5教科(国語、社会、数学、理科、英語)

(各教科40点)×(5教科)=200点

過去問から読み解く、京都府の高校入試のチェックポイント!

国語

国語の傾向と対策

京都府の入試は前期試験と中期試験に分かれています。
前期は主要3科目、中期は5科目になっています。

難易度としては前期・中期ともにやや難といったところです。中期は問題数が少ない分、少し難易度は下がるかもしれません。
構成や特徴については以下が挙げられます。
①構成としては前期が読解問題2つと、古文1つの計大問3つ、中期が大問2つでそれぞれ読解と古文になっている。どちらも小問集合のような大問が無いことが特徴。
②問題構成はとても模範的。漢字・文法の問題から、抜出や文中意味、要旨をまとめる問題や本文構成を問う問題など幅広く出題される。
③要旨問題が独特で、「本文を読んでの感想を言い合う」という形式で進む。その為ただの要旨問題ではなく、ディベートやスピーチの問題にも発展する。
④漢文があまり採用されない。

対策としては、満遍なく学習をしていくことが大切になってきます。ただ、漢文はあまり出ないので、現代文と古文に絞るのは良いと思います。
本番までには自分のレベルを理解して、問題の取捨選択が出来るようになっておくことも有効かと思います。
また、要旨問題は独自の対策が必要になってくるので過去問題を理解できるようになるまで解くと効果的です。

数学

数学の傾向と対策

京都府の数学は前中期とも選りすぐりの良問が多く、分野も幅広く出題されます。
難易度としてはどちらも難です。時間内に満点をとるのは難しいと言えます。

構成・特徴としては、大問が6つで構成され、そのうち小問集合と数列のような規則性を問う問題が必ず出てくることが挙げられます。
また、関数であれば速度・距離・時間や図形では台形の面積など総合的な問題が多く登場することも特徴の一つです。

対策としては一番は時間との闘いだと思います。前述のとおり非常に良問が多いので時間を掛ければ解ける問題も存在しますが、最初の大問が小問集合、最後の問題が規則性を問う問題になっていることにも罠があります。まさにこの2つが「時間を掛ければ解けるが、ドツボにはまりやすい問題」だからです。
その為、時間配分とひらめき力が非常に大事になってきます。
これを補う勉強は過去問題を解くことが一番です。最初は時間通りに、答え合わせの前に時間を掛けて再度、さらに答え合わせの後にもう一度と最低3周はすることをお勧めします。

英語

英語の傾向と対策

京都府の英語は前期が英作文と長文読解2つの計3つの大問、中期は長文が2つの大問から構成されています。
難易度としては難です。一見長文問題だけに見えますが、問題のバリエーションが多く、文法問題や整序英作文などが出てきます。

特徴・対策としては以下です。
まず、英作文に関しては絵から作っていくことが多いです。必要な語彙自体は少ないので難易度が低めですが、表現の自由度が高いので慣れていないと難しいかもしれません。その為慣れていない方はまずは日本語で埋めてみる練習をするといいかもしれません。
次に、長文ですが、表と一緒に出てくる問題とスピーチの問題が出てきます。
どちらも内容を理解すべき問題がたくさん出てくるので、英語を読んで日本語でしっかりと理解できるまで練習したほうがいいかなと思います。
数学と同じで良問が多いので、一度解いた後は自分で翻訳してみて何回か噛みしめると力になってくると思います。
特に慣れが必要になってくるのは要旨を英作文で作る必要があります。この部分は英作文の大問と違い、自由度が低く、本文からヒントを抜き出したりする必要があります。

理科

理科の傾向と対策

京都府の理科は中期試験のみ実施されます。
難易度としてはやや易です。構成としては小問集合はなく、物理・化学・地学・生物の4分野から2つずつ出る計8つの大問で構成されています。

特徴としては以下が挙げられます。
①全体的に計算問題は少なく、知識を問われる問題が多く出題される
②用語を答えさせる問題の際に、漢字ではなく、ひらがなで記述させる問題が出る
③難しい問題は少ないが、大問が少ない分広い範囲から出題される

その為対策としては、「広く浅く」の理解を心がけることです。
過去問題をたくさん解くよりも教科書やワークを中心に対策をしていった方がいいと思います。
各分野で抜け漏れが無いかをチェックしたうえで試験に臨むといい結果が出せると思います。

社会

社会の傾向と対策

京都府の社会も中期試験のみ実施されます。
難易度としてはやや難で、記述が少なく、選択が多いですが、深い理解を必要とする問題が多い傾向があります。

構成としては大問が3~4つ(2018年以降は4つです)。分野による区切りはなく、1つの大問に地理・歴史・公民が詰まって出題されます。1つの問いで答えを二つ要求したりと若干トリッキーな出題傾向もみられます。
その為、全体でみると対策がし辛そうですが、分野ごとに解体してみると対策法が見えてきます。

・地理
地形図から読み取る問題と世界地理は頻出です。
その為、地図記号や等高線の読み取り、河岸段丘などの地形の用語と意味。さらに緯度経度問題や日付変更線、地中海性気候などの気象。アメリカ・ヨーロッパ・中国、余裕があればインドなどの地理も勉強しておくと心強いです。
その他の分野はまちまちですが、「グラフから読み取る問題」が出てくると知識がなくとも解ける事が多いので落とさないようにしましょう。

・歴史
縦の理解(歴史の流れに沿って覚える事)が大切です。
歴史に関してはあまり深い内容が出てくることは少なく、年代の並び替え問題がよく出てきます。そのため、○○という人間は▲▲をして・・・と覚えるよりも、この時代には〇と▲と■が起きて、次の時代は・・・と理解をしていった方が点数は取りやすいです。

・公民
満遍なく学習する必要があります。
公民がこの中で一番ウエイトが高く、難易度も一番高いです。
ただ、範囲が広いが故の難易度の高さの為、教科書の内容を一通り理解できれば問題がありません。むしろ歴史や地理よりも知識が新しいので得意に思うお子さんも多いかもしれません。

過去問で入試対策!京都府の公立高校入試問題の解答と解説

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