【奈良県】2024年度(令和6年度)公立高校入試情報

奈良県教育委員会から発表された情報をもとに、奈良県の公立高校の高校受験情報や過去問を参考にした出題傾向をご紹介しています。

また、やる気アシストで勉強をした先輩の合格体験記などを、志望校選びや受験対策にお役に立てる情報もまとめていますので、ぜひ参考にしてみてください。

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奈良県教育委員会のサイトはこちら

奈良県の公立高校の入試日程

奈良県の公立高校の2024年度の入試日程です。
2025年度(令和7年度)の入試日程は、公開され次第、順次掲載していきます。

特色選抜の入試日程

願書受付令和6年2月13日(火)
学力検査等令和6年2月16日(金)・17(土)
合格発表令和6年2月22日(木)

一般選抜の入試日程

願書受付令和6年3月4日(月)
学力検査等令和6年3月8日(金)
合格発表令和6年3月15日(金)

二次募集の入試日程

願書受付令和6年3月21日(木)
学力検査等令和6年3月25日(月)
合格発表令和6年3月26日(火)

※二次募集は、一般選抜で合格者が満たなかった学科(コース)において実施します。

奈良県の選抜方法と合否判定

特色選抜の選抜方法

学力検査を実施するとともに、学校独自検査、面接、実技検査の中から1種類以上の検査が実施されます。

■学力検査
必ず実施。奈良県教育委員会が作成する、国語・数学。英語の3教科(各40点満点)の学力検査を各30分で実施されます。また、高校によっては学力検査の合格点に加重配点を行う場合があります。

■その他の検査
学校独自検査・面接・実技検査の3種類の検査のうちから1つ以上を選んで実施されます。
学校独自検査の実施校では、独自問題・口頭試問・自己表現(作文・小論文)等の検査問題で検査が行われます。

特色選抜の合否判定

検査成績、調査書成績および調査書のその他の記載事項を資料として、総合的に合否判定がされます。

一般選抜の選抜方法

学力検査が実施されます。
定時制課程及び特色選抜で合格者数が募集人員に満たなかった学科(コース)は、面接、実技検査のいずれかを実施します。

■学力検査
奈良県教育委員会が作成する、国語、社会、数学、理科、英語の5教科(各50点満点)の学力検査が各50分実施されます。
定時制課程及び特色選抜で合格者が募集人数に満たなかった学科(コース)については、国語、数学、英語の3教科(各50点満点)の学力検査が実施されます。ただし、高校が学力検査の合計点に加重配点を行う場合があります。

一般選抜の合否判定

検索成績、調査書成績および調査書のその他の記載項目を資料として、総合的に合否を判定します。

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過去問から読み解く、奈良県の高校入試のチェックポイント!

国語

奈良県の国語は読解問題2つ、古文1つ、作文問題1つの計4つの大問から構成されます。
大問の順番は年度毎に異なりますが、構成自体は変わりません。
難易度としてはやや難です。

奈良県の国語は読解問題2つ、古文1つ、作文問題1つの計4つの大問から構成されます。
大問の順番は年度毎に異なりますが、構成自体は変わりません。

難易度としてはやや難です。

国語の傾向と対策

記述の割合が少し多いですが、問題自体はオーソドックスな問題が多いです。最近では「行書」が出てくるのも特徴の一つに上げられるかもしれません。
傾向と対策に関しては大きな3つのくくり、「現代文」・「古文」・「作文」に分けて解説していきます。

  1. 現代文
    取り上げるテーマや、問題自体はよくあるものでとっつき辛さはありませんが、記述問題が多いことが特徴です。後述の作文にも通じますが、「文字をしっかり書けること」が奈良県の国語で大きく求められる能力のように感じます。
    また、小問集合が無い代わりに、漢字や文法なども問題として出てきます。苦手なお子さんは特にここを正解して得点源にしておくことをお勧めします。
  2. 古文
    こちらは現代文と違い、難易度は簡単です。取り扱う内容も理解がしやすいです。さらに取り扱われる問題も内容理解の問題が多いので、確実に得点源にしておくと余裕が生まれると思います。
    反面、現代仮名遣いなどはあまり出てきません。その為古文の文法というよりも、現代文に置き換えて理解できるかを求められているように感じます。
  3. 作文
    奈良県国語の最大の鬼門だと思います。記述量も多く100~150字。2段落構成で書かないといけません。テーマは毎年異なりますが、原稿用紙の使い方から、自分の意見をしっかりまとめてかけるアウトプットの力を大きく求められています。
    この分野に関しては経験あるのみです。色んな問題を解いて(折角なので他大問の感想でもいいかもしれません)書くコツを身につける練習をするといいと思います。

傾向と対策に関しては大きな3つのくくり、「現代文」・「古文」・「作文」に分けて解説していきます。

  1. 現代文
    取り上げるテーマや、問題自体はよくあるものでとっつき辛さはありませんが、記述問題が多いことが特徴です。
    後述の作文にも通じますが、「文字をしっかり書けること」が奈良県の国語で大きく求められる能力のように感じます。
    また、小問集合が無い代わりに、漢字や文法なども問題として出てきます。苦手なお子さんは特にここを正解して得点源にしておくことをお勧めします。

  2. 古文
    こちらは現代文と違い、難易度は簡単です。取り扱う内容も理解がしやすいです。さらに取り扱われる問題も内容理解の問題が多いので、確実に得点源にしておくと余裕が生まれると思います。
    反面、現代仮名遣いなどはあまり出てきません。その為古文の文法というよりも、現代文に置き換えて理解できるかを求められているように感じます。

  3. 作文
    奈良県国語の最大の鬼門だと思います。記述量も多く100~150字。2段落構成で書かないといけません。テーマは毎年異なりますが、原稿用紙の使い方から、自分の意見をしっかりまとめてかけるアウトプットの力を大きく求められています。
    この分野に関しては経験あるのみです。色んな問題を解いて(折角なので他大問の感想でもいいかもしれません)書くコツを身につける練習をするといいと思います。

数学

奈良県の数学は4つの大問で構成され、そのうち1つが小問集合となっています。その他の大問は、関数・図形が出てくることが多く空間図形はあまりテーマになることはありません。
難易度は標準といったところです。数学が得意なお子さんであれば満点を狙えると思います。

奈良県の数学は4つの大問で構成され、そのうち1つが小問集合となっています。その他の大問は、関数・図形が出てくることが多く空間図形はあまりテーマになることはありません。

難易度は標準といったところです。数学が得意なお子さんであれば満点を狙えると思います。

数学の傾向と対策

特徴と対策は以下の通りです。

  1. 小問集合をなるべく早く正確に解く練習
    これは過去問を使ってタイマーではなくストップウォッチを活用し、自分の最速のタイムに挑戦しながら解くと面白いかもしれません。
  2. 作図問題の対策
    奈良県独自の出題問題に作図があります。これに関しては教科書やワークの問題集で対策をしておくと良いと思います。最低限中点や角の二等分線の作図は出来るようにしておくと良いです。
  3. 証明問題の対策
    証明問題が記述形式で出てきますが、問題の難易度自体は高くありません。合同よりも相似がよく出てくるイメージがあるので問題集で繰り返し対策をしていくといいと思います。

英語

奈良県の英語は3つの大問から構成され、1つがリスニング、残り2つが長文読解となっています。その為、文法や小問のような大問が無いことが特徴の1つです。
難易度としてはやや難です。問題数自体は少ないですが、長文問題の設問が存外難しく、英語から日本語に正確に訳せる能力を求められている気がします。

奈良県の英語は3つの大問から構成され、1つがリスニング、残り2つが長文読解となっています。その為、文法や小問のような大問が無いことが特徴の1つです。

難易度としてはやや難です。問題数自体は少ないですが、長文問題の設問が存外難しく、英語から日本語に正確に訳せる能力を求められている気がします。

英語の傾向と対策

傾向と対策は以下の通りです。
この3つは頻出の出題形式なのでしっかり対策をしておいて損はないと思います。

  1. 疑問文回答問題
    設問に疑問文があって、それに答えるという問題です。この3つの中では1番難易度が低く、対策も取りやすいです。
    注目するべきは「疑問詞」か「代動詞(doなど)やbe動詞」かです。
    前者であれば、何を聞かれているか(Whenであれば時!!)などを判断して、本文中から抜き出せば簡単に答えれます。後者はさらに簡単で、YESかNOかが分かれば、後は主語+オウム返しで簡単に答えれます。
  2. 内容合致問題
    長文には頻出の「以下の中から本文中で述べれられている事を~」ってやつです。
    奈良県は「以下から”2つ”選べ」となっています。このため消去法が使い辛く、より本文をしっかり読んでいるかどうかを求められる設問になっています。
    対策としては、時間を掛けてもよいので解いた過去問の日本語訳を作り、正解するまで自力で解くという方法です。
    語彙の練習にもなりますし、一石二鳥です。
  3. 20~30語の英作文
    奈良県英語の鬼門と言っても過言でない設問です。
    こればかりは訓練の他ありません。同じ長文の中でも問い方を変えた問題を作ってもらい、対策していくと効率よく勉強できると思います。
    唯一の救いは本文の理解が出来ていなくとも、回答出来る事かなと思います。

傾向と対策は以下の通りです。
この3つは頻出の出題形式なのでしっかり対策をしておいて損はないと思います。

  1. 疑問文回答問題
    設問に疑問文があって、それに答えるという問題です。この3つの中では1番難易度が低く、対策も取りやすいです。
    注目するべきは「疑問詞」か「代動詞(doなど)やbe動詞」かです。
    前者であれば、何を聞かれているか(Whenであれば時!!)などを判断して、本文中から抜き出せば簡単に答えれます。後者はさらに簡単で、YESかNOかが分かれば、後は主語+オウム返しで簡単に答えれます。

  2. 内容合致問題
    長文には頻出の「以下の中から本文中で述べれられている事を~」ってやつです。
    奈良県は「以下から”2つ”選べ」となっています。このため消去法が使い辛く、より本文をしっかり読んでいるかどうかを求められる設問になっています。
    対策としては、時間を掛けてもよいので解いた過去問の日本語訳を作り、正解するまで自力で解くという方法です。
    語彙の練習にもなりますし、一石二鳥です。

  3. 20~30語の英作文
    奈良県英語の鬼門と言っても過言でない設問です。
    こればかりは訓練の他ありません。同じ長文の中でも問い方を変えた問題を作ってもらい、対策していくと効率よく勉強できると思います。
    唯一の救いは本文の理解が出来ていなくとも、回答出来る事かなと思います。

理科

奈良県の理科は記述式の問題が多く出題されます。大問の数は5,6ほどあり、生物・化学・物理・化学の各分野から必ず一つは出題されます。
難易度としては難です。満点を取る為には理科への深い知識が必要になってくると思います。

奈良県の理科は記述式の問題が多く出題されます。大問の数は5,6ほどあり、生物・化学・物理・化学の各分野から必ず一つは出題されます。

難易度としては難です。満点を取る為には理科への深い知識が必要になってくると思います。

理科の傾向と対策

  1. 大問の数は物理から2つ出てくることが多いが、各分野のどの単元が出てくるかはランダムです
  2. 計算問題自体は簡単だが、計算はやや煩雑なものが多いです
  3. 記述問題の数がとても多く、大問1つにつき、最低1題は出題されます

得意な分野・単元を極めていくことかなと思います。
範囲が広く、且つ深い理解を要する記述問題が出てくるため、全てをフォローすることはかなり難しいと思います。
その為、自分が一番得意としたものを伸ばしていく方法が一番効率よく結果に繋がります。
勉強をする際に、一辺倒の理解ではなく、「なぜこうなるんだろう?」という疑問を解決しながら進めていくといいと思います。

社会

奈良県の社会は大問が3、4つで地理・歴史・公民から必ず一つずつ出題されます。最近は時事問題や複合問題を含む大問4つの構成が多いです。
難易度としてはやや難です。範囲こそ広く出ますが、求められる知識は浅い理解で問題ないことが多く、普遍的な理解を求められているように思います。

奈良県の社会は大問が3、4つで地理・歴史・公民から必ず一つずつ出題されます。最近は時事問題や複合問題を含む大問4つの構成が多いです。

難易度としてはやや難です。範囲こそ広く出ますが、求められる知識は浅い理解で問題ないことが多く、普遍的な理解を求められているように思います。

社会の傾向と対策

傾向と対策は以下になります。

教科書やワークを元に、一つに絞るではなく、「広く浅く」の気持ちで理解していくことが大切です。
また、記述問題も出てきますが、数自体は多くないので「解けれたら解こう」という気持ちで臨むといいと思います。
ただ、良問が多く、バランスの良い構成になっているので過去問を大事にして、他にはどんな問題が出るだろう?と予測しながら復習していくといいと思います。

過去問で入試対策!奈良県の公立高校入試問題の解答と解説

令和5年度(2023年度)の公立高校入試の過去問題

令和4年度(2022年度)の公立高校入試の過去問題

令和3年度(2021年度)の公立高校入試の過去問題

令和2年度(2020年度)の公立高校入試の過去問題

平成31年度(2019年度)の公立高校入試の過去問題

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