勉強計画の立て方、優先順位について

まず、勉強を始める時にお子さんが行うファーストステップが「勉強の計画を立てる」事だと思います。
しかし、なかなか上手く計画がこなせず、自信満々で作った計画表も数日でお蔵入りになった経験は大人でも良くある事だと思います。
今回は、無理のない計画の立て方について解説していきます。
まず3つだけ意識すべきルールが存在するんです。

1 勉強時間を達成不可な目標にしない

最初に、1 勉強時間を達成不可な目標にしない
についてです。

良くありがちなのが「いつ」・「何を」・「どうやって」学習するのか決めないまま、「1日10時間勉強する」とだけ目標立ててしまい挫折するケースだと思います。
こういったお子さんにオススメのやり方があって、最初に無理ない勉強時間を把握する事です。

例えば、5時間机に向かっているとした場合、3時間は集中出来ていて残りの2時間はだらけてしまう事もあるわけです。
大切なのは、勉強時間を長くする事ではなく「自分の状態に応じて勉強内容を変える」事だと思います。
私は、受験生の頃1日7時間勉強していましたが、ずっと集中出来ていた訳ではありません。

しかし、集中出来ていない時にやる用の勉強を用意していました。
勉強開始直後は、体力も集中力も残っているので、数学の演習をガッツリこなす。
後半、集中力が切れた時は自分がミスした問題を復習する・簡単な暗記など比較的軽めの学習を行うと、時間を無駄にせず自分に合った学習を行う事が可能です。

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2 優先すべき項目とそうでない項目を最初に仕分け作業する

続いて
2優先すべき項目とそうでない項目を仕分けする
です。

特に暗記科目に対する事なのですが、絶対に覚えなくては行けない項目・ある程度のルールを把握していれば導き出せるものがあります。
この2つを丸暗記してしまうのは、あまりにも効率が悪いですよね。
英語を例にすると、単語などはある程度暗記が必要です。

しかし、文法や長文読解などは丸暗記というよりルールを7割ほど把握し、その後はひたすら問題を解いて実戦経験を積む方が成績が上がります。
どの科目に置いても使えるテクニックですので、「自分が何を覚えたらどんな問題が解けるのか。」を意識しながら、優先順位を決めてみるのがオススメです。

3 自分の苦手分野だけをまとめたオリジナルノートの作成

次に
3 自分の苦手分野だけをまとめたオリジナルノートの作成
です。

私が受験生時代、成績が一気に伸びたのは、このノートのお陰です。
やり方はシンプルで、過去問や定期テストで、自分のミスした問題だけを抜粋したノートを作るのです。

このノートを作ることで、「自分がするミスの傾向」が分かってくると思います。
闇雲に数をこなすよりも、苦手分野を特定した上で数をこなす方が身につきますよね。

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最後に

最後に、成績が伸び悩んでいるお子さんは勉強方法が合ってない可能性があるという事を伝えたいと思います。
勉強時間は確保しているし、やる気もあるが何故か点数が上がらない事は珍しくありません。
自分に合ったやり方を見つける事が、何よりも最優先事項なのです。

これは、勉強以外にも部活や将来の仕事、趣味にも活かす事ができる思考です。
ただ流れ作業のように頑張るのは、しんどいですよね。

もし、勉強が苦手なお子さんが居るのであれば勉強計画を一緒に立ててみるとモチベーションも変わるかもしれません。
上手くいかなかった時、偏差値が平行線で上がらない時、挫折する要因は沢山生まれます。
その度、「なぜ上手くいかなかったのか」「どこが足りていなかったのか」を考え、乗り越えていく経験は、生きていく上での強さになります。

自分の向かう方向を自分で決めて、戦っていく。
自己解決能力は、学生で勉強というものが近い距離感にある時期に養っておくべきです。
自分で立てた計画を拙いながらこなせた時の達成感、少しずつだけど成績が伸びてきた時の喜びは知っておいて損は無いのです。
私は、親に「勉強しなさい」とよく言われていましたが、その度に「どうやって?」とストレートな疑問を持っていました。

勉強のやり方は人それぞれで、その見つけ方も沢山存在します。
勉強とは、将来困った時、仕事でエラーが起きた時解決出来る能力、考えられる力を身につける訓練だと私は思っています。
苦手分野に沢山挑んで、挫折してその度乗り越えるすべを身につけて欲しいと思います。

ゲーム感覚で楽しめるようになれば上手くいってます。
ゲームで強い敵に負けた時、難しいマップにハマった時、ワクワクしながら攻略してクリアした時の嬉しさ。
勉強も同様にこの感動を得られます。
強い敵に負けた時、自分が勝てる範囲のモンスターが居るところまで戻りレベリングをしますよね。
勉強もテストで低い点を取った時、自分の分かる所まで戻ってレベリングして欲しいと思います。
難しいマップにハマった時、何度も迷いながら道を覚えていきますよね。
難問にハマった時、何度も間違えながらクリアする感動を覚えて欲しいです。

拙い文章を読んでいただきありがとうございました。
お子さんの勉強に役立ったら幸いです。

この記事を書いた人
趣味:お城巡り

学習アドバイザー 広田

関西大学大学院を卒業後、小6・中3・高3の受験生を主に指導をしてきました。学生の悩み相談を受けているうちに勉強に悩む子を救ってあげたいという気持ちが強まり学習アドバイザーとなりました。勉強に悩む保護者さまやお子さんにお役に立てる記事を配信していければと思います。
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