発達障害の検査について

発達障害を診断するのは医師ですが、お子さんの特性や得意不得意の傾向をつかむのにおすすめなのが発達検査・知能検査です。医療機関だけではなく、児童発達支援センターなどの機関でも受けることが可能です。

 

具体的にどのような検査があるのか紹介していきます。検査によってそれぞれ対象年齢や検査できる内容や特徴が異なってくるので、お子さんの状態やニーズに合わせて検討することをお勧めします。

発達障害の代表的な検査

代表的な3つの発達検査の概要は以下の通りです。これらはいずれも医療保険の対象になっている標準的な検査です。

WISC知能検査(ウェクスラー式知能検査)

適用年齢:5歳0ヶ月~16歳11ヶ月

所要時間:60分~90分

 

海外でも広く利用されている代表的な児童用知能検査です。検査全体のIQと「群指数」や「指標得点」から知能水準を測ります。

検査項目名や、内容が頻繁に刷新されているのが特徴で、WISC-Ⅳは全15の会検査(基本検査:10、補助検査:5)で構成されていて、10の基本検査を受けることで5つの合成得点(全検査IQ、4つの指標得点「言語理解」「知覚推理」「ワーキングメモリー」「処理速度」)が出されます。

それらのばらつきや偏りなどを含めて総合的に分析してくれる検査です。

田中ビネー知能検査

適用年齢:2歳から成人

所要時間:60分~90分

 

「思考」「言語」「記憶」「数量」「知覚」など各知能を個々の能力の寄せ集めとしては捉えず、一つの統一体として多角的に測定します。

 

この検査の最大の特徴は「年齢尺度」が導入されていることです。これによって、同年代の子どもと比較してどれくらい発達しているか、遅れているかが分かりやすい検査になっています。

また、検査そのものがほかの検査に比べて手順などが簡便なので、検査を受けるお子さん自身、精神的にも時間的にも負担が少ないことも特徴です。

K-ABC知能検査

適用年齢:2歳6ヶ月~12歳11ヶ月

所要時間:30分~60分

 

語彙や読み書き、算数などの学習の習得度尺度や思考の柔軟性、応用力を測ることができるので、検査結果を学習面で直接活用しやすいという面があります。

対象とする年齢が低いということもあり、検査用具がカラフルで、子どもの興味や関心を引くものになっています。適用年齢内でも、年齢に合わせて検査項目が変わってきます。

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お子さんの特性(発達障害)に合わせた指導法を

発達障害があるなしに関わらず、お子さんの特性に合わせて勉強を教えていくことが成績アップややる気づくりには欠かせません。マンツーマンで指導をする家庭教師では、その特徴を最大限に活用にながらお子さんの得意を伸ばすことができると考えています。

 

やる気アシストでは、検査を受けたお子さんに関しては、その結果をもとに担当の家庭教師と一緒に指導方針や指導内容を工夫しています。もちろん、検査を受けていないお子さん、発達障害の診断がでなかったいわゆる「グレーゾーン」のお子さんに関しても、お子さん一人ひとりに合わせた指導をしていくことに変わりはありません。

 

お子さんの発達面で気になることや心配なことがあればお気軽にご相談ください。専門のスタッフがこれまでの経験や知識をもとに、お子さんにぴったりのやり方をアドバイスさせていただきます!

発達障害コミュニケーション指導者の認定資格を取得

発達障害コミュニケーション指導者の資格は、発達障害に関する正しい知識で、お子さんをサポートできる公的な認定資格です。

 

発達障害に関する基礎的な知識、関わり方の基本などを発達障害の専門的な知識を持つスタッフが、よりお子さんの個性に合わせた指導ができるよう、家庭教師の指導サポート・指導を行っています。

 

発達障害に関する正しい知識を持つスタッフが、お子さんの特性を見極め、指導する家庭教師の選定から行うことでより適切なサポートができる体制を整えています。

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