こちらのページでは第二次世界大戦後の世界と日本について解説していきます。

イラストや写真を用いてわかりやすく解説していくので授業の予習復習や定期テスト対策にご活用ください！
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01.国際連合の発足

まずは第二次世界大戦後の世界と日本の様子について見ていきたいと思います。

世界の様子

1945年10月：国際連合が発足

※第一次世界大戦後に作られたのは国際連盟です。注意しましょう。

＜国際連合・国際連盟の比較＞

	国際連盟	国際連合
発足した年	1920年	1945年
本部の場所	スイス・ジュネーブ	アメリカ合衆国・ニューヨーク
加盟国の違い	ソ連・アメリカは未加盟	ソ連・アメリカ加盟
議決の方法	全会一致	多数決
紛争が起こった場合	武力制裁をしない	武力制裁を許可
常任理事国	英・仏・伊・日	米・英・仏・ソ・中

また、国際連合では国際連盟にはなかった機関として15か国（常任理事国５か国＋非常任理事国10か国）による安全保障理事会を設置しました。

02. 戦後の日本

日本の様子

1945年８月：ポツダム宣言の受諾

マッカーサーを最高司令官とする GHQ：連合国軍最高司令官総司令官 が設置されました。

GHQの取り組み

＜非軍事化＞
・軍隊の武装解除、日本軍解体
・極東国際軍事裁判（東京裁判）開始…戦争を指導したとされる人々を裁く
・昭和天皇による人間宣言…天皇＝神様 という考えを否定

＜民主化＞
・労働組合法制定
・農地改革
・財閥解体
・独占禁止法
・満20歳以上の男女全員に選挙権
・日本国憲法制定

03. 日本国憲法の制定

GHQの民主化政策の１つ、日本国憲法の制定について詳しく見ていきましょう。

日本国憲法は1946年11月3日に公布、1947年5月3日施行されました。３つの重要な項目があります。

1．国民主権
国の政治のあり方を決めるのは国民であるという考え方。天皇は国および国民統合の象徴とする。

2. 基本的人権の尊重
人が生まれながらにして持っている権利を重んじること。自由権、平等権、社会権の三大原則

3. 平和主義
戦争を永久に放棄し、平和の維持に努めること。憲法第９条など

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