







神奈川県の2024年3月実施の令和6年度(2024年度)入学者の公立高校入試問題の解説をしています。
受験勉強において、過去問を解くことはとても効果的な勉強法です。ぜひ、受験までに一度挑戦し、問題の傾向を掴んでおきましょう。合わせて、対策などをたてられるととても良いですね。
また、過去問で苦手な点が見つかった場合は、そこを中心に試験日当日までにしっかりと対策しておきましょう。
次の計算をした結果として正しいものを,それぞれあとの1~4の中から 1 つずつ選び,その番号を 答えなさい。
(ア)\(2-8\)
1:-10
2:-6
3:6
4:10
(イ)\(-\displaystyle \frac{4}{5} +\displaystyle \frac{1}{4}\)
1:\(-\displaystyle \frac{21}{20}\)
2:\(-\displaystyle \frac{11}{20}\)
3:\(\displaystyle \frac{11}{20}\)
4:\(\displaystyle \frac{21}{20}\)
(ウ)\(\displaystyle \frac{3x-y}{4} -\displaystyle \frac{5x+2y}{9}\)
1:\(\displaystyle \frac{7x-17y}{36}\)
2:\(\displaystyle \frac{7x-y}{36}\)
3:\(\displaystyle \frac{7x+y}{36}\)
4:\(\displaystyle \frac{7x+17y}{36}\)
(エ)\(\displaystyle \frac{10}{\sqrt{5}} +\sqrt{80}\)
1:\(4\sqrt{5}\)
2:\(4\sqrt{10}\)
3:\(6\sqrt{5}\)
4:\(6\sqrt{10}\)
(オ)\((x-2)^2-(x+3)(x-8)\)
1:\(-x+20\)
2:\(-x+28\)
3:\(x+20\)
4:\(x+28\)
(ア)2
(与式)=$-6$
(イ)2
(与式)=$-\frac{16}{20}+\frac{5}{20}=-\frac{11}{20}$
(ウ)1
(与式)=$\frac{9(3x-y)-4(5x+2y)}{36}=\frac{7x-17y}{36}$
(エ)3
(与式)=$\frac{10\sqrt{5}}{5}+4\sqrt{5}=2\sqrt{5}+4\sqrt{5}=6\sqrt{5}$
(オ)4
(与式)=$x^2-4x+4-(x^2-5x-24)=x+28$
次の問いに対する答えとして正しいものを,それぞれあとの 1 ~ 4 の中から 1 つずつ選び,その番号 を答えなさい。
(ア)連立方程式 \(\displaystyle \begin{cases} ax-by=-10 \\ bx +ay=-11 \end{cases}\) の解が x=3,y=2 であるとき,a,b の値を求めなさい。
1:a=-8,b=-1
2:a=-4,b=-1
3:a=2,b=-5
4:a=4,b=-5
(イ)2次方程式\(3x^2-5 x-1=0 \) を解きなさい。
1:\(x=\displaystyle \frac{-5±\sqrt{13}}{6}\)
2:\(x=\displaystyle \frac{-5±\sqrt{37}}{6}\)
3:\(x=\displaystyle \frac{5±\sqrt{13}}{6}\)
4:\(x=\displaystyle \frac{5±\sqrt{37}}{6}\)
(ウ)関数\(y=ax^2 \) について,x の変域が-3 ≦ x ≦ 2 のとき,y の変域は 0 ≦ y ≦6 であった。このとき の a の値を求めなさい。
1:\(a=\displaystyle \frac{2}{3}\)
2:\(a=\displaystyle \frac{3}{2}\)
3:\(a=2\)
4:\(a=3\)
(エ)1 本 150 円のペンを x 本と 1 冊 200 円のノートを y 冊購入したところ,代金の合計は3000円以下であった。このときの数量の関係を不等式で表しなさい。
1:150 x +200 y ≧3000
2:150 x +200 y >3000
3:150 x +200 y ≦3000
4:150 x +200 y <3000
(オ)半径が6 cm の球の体積を求めなさい。ただし,円周率はπとする。
1:36πcm³
2:144πcm³
3:162πcm³
4:288πcm³
(カ)x=143,y=47 のとき,\(x^2-9y^2 \) の値を求めなさい。
1:284
2:384
3:568
4:668
(ア)2
x,yの値を代入して連立方程式を解けばよいです。
$3a-2b=-10$と$2a+3b=-11$を解きます。
(イ)4
解の公式を用いて解けばよいです。
(与式)=$\frac{5\pm\sqrt{25+12}}{6}=\frac{5\pm\sqrt{37}}{6}$
(ウ)1
二次関数の変化の割合は原点を通る場合はyの値の最小値が0、最大値は絶対値の大きい方になるので、x=-3のときに、y=6となるので代入すればよいです。(aの値が正の時です。負の時は最大値が0になります。)
(エ)3
「以上」「以下」はその数を含みます。
(オ)4
球の体積は半径をrとすると、$\frac{4}{3}πr^3$で求めることができます。
(カ)3
因数分解をしておくと計算が楽になります。
$x^2-9y^2=(x+3y)(x-3y)=(143+141)(143-141)=284\times2=568$
次の問いに答えなさい。
(ア)右の図1のように,円Oの周上に,異なる3点A,B,CをAB=ACとなるようにとる。
また,点Aを含まない\(\stackrel{\frown}{BC}\)上に2点B,Cとは異なる点DをBD>CDとなるようにとり,線分ADと線分BCとの交点をEとする。
さらに,∠CADの二等分線と円Oとの交点のうち,点Aとは異なる点をFとし,線分AFと線分BCとの交点をG,線分AFと線分CDとの交点をHとする。
このとき,次のⅰ,ⅱに答えなさい。

(ⅰ)三角形ACGと三角形ADHが相似であることを次のように証明した。⒜,⒝に最も適するものを,それぞれ選択肢の1~4の中から1つずつ選び,その番号を答えなさい。
[証明]
△ACGと△ADHにおいて,
まず,線分AFは∠CADの二等分線であるから,
∠CAF=∠DAF
よって,∠CAG=∠DAH ……①
次に,AB=ACより,△ABCは二等辺三角形であり,その2つの底角は等しいから,
(a) ……②
また,孤ACに対する円周角は等しいから,
∠ABC=∠ADC ……③
②,③より,∠ACB=∠ADC
よって,∠ACG=∠ADH……④
①,④より,⒝から,
△ACG∽△ADH
(a)の選択肢
1:∠ABC=∠ACB
2:∠ACB=∠ADB
3:∠AGB=∠CGF
4:∠BAD=∠BCD
(b)の選択肢
1:1組の辺とその両端の角がそれぞれ等しい
2:2組の辺の比とその間の角がそれぞれ等しい
3:3組の辺の比がすべて等しい
4:2組の角がそれぞれ等しい
(ⅱ)次の[]の中の「あ」「い」にあてはまる数字をそれぞれ0~9の中から1つずつ選び,その数字を答えなさい。
線分ACの延長と線分DFの延長との交点をIとする。∠AID=73°,∠DHF=61°のとき,∠AEBの大きさは[あい]°である。
(イ)ある地域における,3つの中学校の1学年の生徒を対象に,家から学校までの通学時間を調べることにした。右の図2は,A中学校に通う生徒50人,B中学校に通う生徒50人,C中学校に通う生徒60人の,それぞれの通学時間を調べて中学校ごとにヒストグラムに表したものである。なお,階級はいずれも,5分以上10分未満,10分以上15分未満などのように,階級の幅を5分にとって分けている。また,調べた通学時間を中学校ごとに箱ひげ図に表したところ,次の図3のようになった。箱ひげ図X~Zは,A中学校,B中学校,C中学校のいずれかに対応している。このとき,あとのⅰ,ⅱに答えなさい。


(ⅰ)箱ひげ図X~Zと,A中学校,B中学校,C中学校の組み合わせとして最も適するものを次の1~6の中から1つ選び,その番号を答えなさい。
1:X:A 中学校 Y:B 中学校 Z:C 中学校
2:X:A 中学校 Y:C 中学校 Z:B 中学校
3:X:B 中学校 Y:A 中学校 Z:C 中学校
4:X:B 中学校 Y:C 中学校 Z:A 中学校
5:X:C 中学校 Y:A 中学校 Z:B 中学校
6:X:C 中学校 Y:B 中学校 Z:A 中学校
(ⅱ)調べた通学時間について正しく述べたものを次のⅠ~Ⅳの中からすべて選ぶとき,最も適するものをあとの1~6の中から1つ選び,その番号を答えなさい。
Ⅰ.3つの中学校のうち,通学時間が30分以上の生徒の人数は,A中学校が最も多い。
Ⅱ.3つの中学校のうち,通学時間が10分以上15分未満の生徒の割合は,B中学校が最も大きい。
Ⅲ.3つの中学校において,通学時間が15分以上20分未満の生徒の割合はすべて等しい。
Ⅳ.3つの中学校において,通学時間の平均値はすべて25分未満である。
1:Ⅰ
2:Ⅱ
3:Ⅲ
4:Ⅳ
5:Ⅰ,Ⅱ
6:Ⅲ,Ⅳ
(ウ)次のの中の「う」「え」にあてはまる数字をそれぞれ0~9の中から1つずつ選び,その数字を答えなさい。
右の図4において,三角形ABCは∠ACB=90°の直角三角形であり,点Dは辺ABの中点である。また,2点E,Fは辺AC上の点で,BC=CEであり,BF//DEである。
さらに,点Gは線分DEの中点であり,点Hは線分BFと線分CGとの交点である。
AB=24cm,BC=12cmのとき,線分GHの長さは[う]√[え]cmである。

(エ)4%の食塩水300gが入ったビーカーから,食塩水agを取り出した。その後,ビーカーに残っている食塩水に食塩agを加えてよくかき混ぜたところ,12%の食塩水になった。
このとき,aの値として正しいものを次の1~8の中から1つ選び,その番号を答えなさい。
1:a=18
2:a=20
3:a=21
4:a=245
5:a=25
6:a=28
7:a=30
8:a=36
(ア)(ⅰ)(a)1(b)4
(ア)(ⅱ)【あ】8【い】4
難問です。
△BAEと△DABに注目すると、∠ABE=∠ADB、共通な角から相似だとわかります。
すると、∠AEB=∠ABD
円に内接する四角形の内角は、その外郭に等しいので、
∠ABD=∠ICDとなります。
△AIFと△DICに注目すると、∠CAF=∠CDFと共通な角から相似だとわかります。
よって、∠ICD=∠IFA
∠CHF=180-61=119°
四角形CIFHの内角より、∠AEB=$(360-119-73)\div2=84°$となります。
(イ)(ⅰ)4
中央値と第1四分位数、第3四分位数を確認していきましょう。
A,Bの生徒は50人なので、
中央値は25番目と26番目の平均、第1四分位数は下から13番目、第3四分位数は上から13番目です。
Cの生徒は60人なので、
中央値は30番目と31番目の平均、第1四分位数は下から15番目と16番目の平均、第3四分位数は上から15番目と16番目の平均です。
第1四分位数から見ていくと
A:15分~20分、B:10分~15分、C:10分~15分となるので、ZがA中学校だと分かります。
次に中央値を見ると
A:20分~25分、B:15分~20分、C:15分~20分
同様にして、第3四分位数を見ると
A:25分~30分、B:25分~30分、C:20分~25分となるので、XがB中学校、YがC中学校となります。
(イ)(ⅱ)6
Ⅰ:30分以上の生徒数はA中学校が10人、B中学校が12人、C中学校が7人なので、誤です。
Ⅱ:10分以上15分未満の生徒の割合は、A中学校が10%、B中学校が14%、C中学校が15%なので、誤です。
Ⅲ:15分以上20分未満の生徒の割合は、A中学校が20%、B中学校も20%、C中学校も20%なので、正です。
Ⅳ:中央値の位置から正しいと言えます。
(ウ)【う】6【え】2
これも難問です。
補助線DCを引くと、△DBCは正三角形であり、DC=12cmです。
△CDEは二等辺三角形なので、∠CGD=90°、∠ECG=15°、∠CEG=75°
よって、∠ABF=45°です。
Dから推薦を引くと、△DBIは1:1:√2の三角形だと分かるので
$1:\sqrt{2}=x+12$
$x=6\sqrt{2}$
(エ)5
食塩水問題です。塩の量に注目しましょう。
まず、4%の食塩水300gに入っている塩の量は$300\times0.04=12g$です。
次に取り出した塩の量は$a\times0.04=0.04ag$です。
そして、ag食塩水を加えると12%の食塩水300gになるので
$300\times0.12=12-0.04a+a$の方程式を解くと、$a=25$となります。
右の図において,直線①は関数 y=-xのグラフ,直線②は関数 y=-3 x のグラフであり,曲線③は関数 y=a x2 のグラフである。
点 A は直線①と曲線③との交点で,その x 座標は-6 である。点 B は曲線③上の点で,線分 A B は x 軸に平行である。点C は直線②と線分 A B との交点である。
また,点 D は x 軸上の点で,線分 A Dは y 軸に平行である。点 E は線分 A D 上の点で,A E=E D である。
さらに,原点を O とするとき,点 F は直線②上の点で,C O:O F=2:1 であり,その x 座標は正である。
このとき,次の問いに答えなさい。

(ア)曲線③の式\(y=ax^2\) のaの値として正しいものを次の1~6の中から1つ選び,その番号を答えなさい。
1:\(a=\displaystyle \frac{1}{9}\)
2:\(a=\displaystyle \frac{1}{6}\)
3:\(a=\displaystyle \frac{2}{9}\)
4:\(a=\displaystyle \frac{1}{3}\)
5:\(a=\displaystyle \frac{4}{9}\)
6:\(a=\displaystyle \frac{2}{3}\)
(イ)直線EFの式を\(y=mx+n\) とするときの(ⅰ)mの値と,(ⅱ)nの値として正しいものを,それぞれ次の1~6の中から1つずつ選び,その番号を答えなさい。
(ⅰ)mの値
1:\(m=-\displaystyle \frac{7}{4}\)
2:\(m=-\displaystyle \frac{12}{7}\)
3:\(m=-\displaystyle \frac{7}{5}\)
4:\(m=-1\)
5:\(m=-\displaystyle \frac{6}{7}\)
6:\(m=-\displaystyle \frac{3}{4}\)
(ⅱ)nの値
1:\(n =-\displaystyle \frac{11}{4}\)
2:\(n =-\displaystyle \frac{18}{7}\)
3:\(n =-\displaystyle \frac{15}{75}\)
4:\(n =-2\)
5:\(n =-\displaystyle \frac{13}{7}\)
6:\(n =-\displaystyle \frac{11}{6}\)
(ウ)次の[ ]の中の「お」「か」「き」にあてはまる数字をそれぞれ0~9の中から1つずつ選び,その数字を答えなさい。
線分BD上に点Gを,三角形CEFと三角形COGの面積の比が△CEF:△COG=3:2で,かおそのx座標が正となるようにとる。このときの,点Gのx座標は\(\displaystyle \frac{おか}{き}\) である。
(ア)2
点Aのx座標が$-6$から➀に代入して$A(-6,6)$となります。
この点は➁も通るので代入すると、$36a=6$
$a=\frac{1}{6}$
(イ)(ⅰ)5 (ⅱ)3
点Eと点Fの座標が分かれば連立方程式を解くことで求まります。
点Eはx座標が$-6$、AE=EDから$E(-6,3)$です。
点Fを求めるために点Cの座標を求めます。点Cのy座標が6、➁を通ることから$C(-2,6)$です。
CO:OF=2:1から、点Fは$F(1,-3)$です。
(ウ)【お】2【か】4【き】7
難問です。
△CEF:△COG=3:2
CO:OF=2:1から、△CEFをEOで分割すると、△CEOと△COGは面積2で同じになります。
直線DBの式は$y=\frac{1}{2}x+3$
DBとCFの交点をHとして、Eを通るCFに平行な線を引いて、DBとの交点をIとします。
すると、△CEO=△CIO
$y=-3x+b$に点Eを代入すると、直線EIの式がもとまり、$y=-3x-15$
△CIO=△COGからIH=GH
これらより、Gは$y=\frac{1}{2}x+3$と$y=-3x+15$の交点なので
$x=\frac{24}{7}$
右の図1のように,1,2,3,4,5,6の数が1つずつ書かれた6枚のカードがある。大,小2つのさいころを同時に1回投げ,大きいさいころの出た目の数をa,小さいさいころの出た目の数をbとする。出た目の数によって,次の【操作1】,【操作2】を順に行い,残ったカードについて考える。

【操作1】aの約数が書かれたカードをすべて取り除く。
【操作2】bが書かれたカードを取り除く。ただし,【操作1】により,bが書かれたカードをすでに取り除いていた場合は,残っているカードのうち,最も大きい数が書かれたカードを取り除く。
例
大きいさいころの出た目の数が4,小さいさいころの出た目の数が2のとき,a=4,b=2だから,
【操作1】図1の,除くと,図2のようになる。[1]と[2]と[4]のカードを取り
【操作2】【操作1】で[2]のカードをすでに取り除いているので,図2の,最も大きい数が書かれたになる。[6]のカードを取り除くと,図3のよう
この結果,残ったカードは[3],[5]となる。


いま,図1の状態で,大,小2つのさいころを同時に1回投げるとき,次の問いに答えなさい。ただし,大,小2つのさいころはともに,1から6までのどの目が出ることも同様に確からしいものとする。ものとする。
(ア)次の[ ]の中の「く」「け」「こ」にあてはまる数字をそれぞれ0~9の中から1つずつ選び,その数字を答えなさい。
残ったカードが,4のカード1枚だけとなる確率は\(\displaystyle \frac{く}{けこ}\) である。
(イ)次の[ ]の中の「さ」「し」「す」にあてはまる数字をそれぞれ0~9の中から1つずつ選び,その数字を答えなさい。
残ったカードに,6のカードが含まれる確率は\(\displaystyle \frac{さ}{しす}\) である。
(ア) 【く】5【け】3【こ】6
4のカードだけが残る場合は、【操作1】の段階で既にカードが2枚になっていることが前提になるので、a=6は決まっている。
そのうえで、【操作2】の開始時点で残っているカードは4,5の二枚なので、b=1,2,3,5,6の5通りの場合に成立する。
よって、確率は$\frac{5}{36}$
(イ) 【さ】5【し】1【す】2
カードに6が含まれる場合はaが1~5の場合が出る前提なので、それぞれで場合分けをして考える。
(ⅰ)a=1のとき
残ったカードは2,3,4,5,6
この時6を残すためにはb=2,3,4,5の4通り。
(ⅱ)a=2のとき
残ったカードは3,4,5,6
この時6を残すためにはb=3,4,5の3通り。
(ⅲ)a=3のとき、
残ったカードは2,4,5,6
この時6を残すためにはb=2,4,5の3通り。
(ⅳ)a=4のとき、
残ったカードは3,5,6
この時6を残すためにはb=3,5の2通り。
(ⅴ)a=5のとき、
残ったカードは2,3,4,6
この時6を残すためにはb=2,3,4の3通り。
これらより、確率は$\frac{4+3+3+2+3}{36}=\frc{5}{12}$となります。
右の図は,点Aを頂点とし,BC=CDの二等辺三角形BCDを底面,三角形AEB,三角形ABD,三角形ADFを側面とする三角すいの展開図であり,∠AEB=∠AFD=90°である。
また,点Gは辺AB上の点で,AG:GB=1:2であり,点Hは辺ADの中点である。
AE=10cm,BC=5cm,BD=6cmのとき,この展開図を組み立ててできる三角すいについて,次の問いに答えなさい。

(ア)この三角すいの体積として正しいものを次の1~6の中から1つ選び,その番号を答えなさい。
1:30cm³
2:40cm³
3:50cm³
4:100cm³
5:120cm³
6:160cm³
(イ)次の[ ]の中の「せ」「そ」「た」「ち」にあてはまる数字をそれぞれ0~9の中から1つずつ選び,その数字を答えなさい。
3点C,E,Fが重なった点をIとする。この三角すいの側面上に,点Gから辺AIと交わるように点Hまで線を引く。このような線のうち,最も短くなるように引いた線の長さは\(\displaystyle \frac{せ\sqrt{そた}}{ち}\) cmである。
(ア)2
底面の高さは三平方の定理より$\sqrt{5^2-3^2}=4cm$となるので体積は
$6\times4\times\frac{1}{2}\times10\times\frac{1}{3}=40cm^3$となります。
(イ)【せ】5【そ】2【た】9【ち】6
難問です。
考えやすくするために、△AEBを右側に移します。
Dを通るHGに平行な線をひき、ABとの交点をJとすると
AH:HD=AG:GJ=1:1
中点連結定理から、DJ=2HB。JがGBの中点です。
GHとBDを延長、交点をKとすると
GJ:JB=1:1より、KD=DB=10cm
中点連結定理より、KG=2DJです。
さらにKGを延長、Aから真横に引いた線との交点をLとすると
△KDH∽△LAHより、AL=10cm
△KBG∽△LAGより、LG=1/2KG
KBを延長、Lからの垂線の足をMとすると
LM=10cm、KM=25cm
辺の比はLM:KM=10:25=2:5
△LMKで三平方の定理からLK=$5\sqrt{29}cm$
よって、GH=$5\sqrt{29}\times\frac{1}{6}=\frac{5\sqrt{29}}{6}cm$
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