小学生のADHD【年代別の特徴と関わり方】

発達障害の中でもよく耳にするのがADHDだと思います。
注意欠如多動性障害といって、主な特徴は落ち着きがないことや不注意、衝動性などがあげられ、生活や集団行動、学校で困難を抱えてしまうことです。

そんなADHDの傾向があるお子さんに向けて、年代別の特徴と関わり方をご紹介していきます。

幼児期

幼児の頃は落ち着きの無さが目立ち、スーパーや飲食店などに連れて行っても走り回ってしまったり、その行動を親が止めてしまうことで癇癪を起こしてしまい、手がつけられない状態になってしまうなんてこともあります。

その落ち着きのなさも徐々に落ち着いてくると言われますが、小学校低学年まではそういった行動が目立つと思います。

小学校低学年

小学校生活が始まり教室から出ていってしまったり、席を離れてしまったり、授業に支障をきたす場合もあるかもしれません。
先生もどうして席を立ってはいけないのか、教室を出ていってはいけないのか指導してくれると思いますが、家庭でもお子さんと話し合うことが大切だと思います。

なにか気になることがあったのか、悪気があって席を立ってしまうわけではないので、その時のお子さんの気持ちを聞いてみると、「なるほど。」と思うことが発見できるかもしれません。

また、学校では先生の目がないところで、お友達と関わることも多いと思います。
そういった時に、トラブルなどがついてくると思います。最初は楽しく遊んでいたのに、なにかのきっかけで喧嘩に発展してしまうなんてこともあります。 

よく聞くのは、、、
お友達が嫌がっているのに、本人は遊んでるつもりでやめられなくなってしまう。そこから喧嘩に発展してしまう。本人はなぜお友達が怒り出したのか、わからないことが多い。

そういう時に、状況を一つ一つ説明して、どこが良くなかったのか、そしてどうしたら良かったのかを伝えていくことが大切だと思います。

声掛けの注意点

しかし、注意しなくてはいけないことは、お子さんは悪気があるわけではないので、お子さんの行動や気持ちを否定することはしてはいけません。

これは、いくつになっても同じことなのですが、中学年になると自分の世界も広がり、お友達と一緒に公園に行ったり、1人で行動することもあると思います。
そういう時は必ず、行き先や何時に帰ってくるなど、約束を決めて送り出してあげることです。

しかし、発達障害のお子さんは、その約束を守れなかったり、寄り道をしてしまったり、予想打にしない行動をすることがあります。
そうなると、保護者さまも心配ですよね。
位置情報がわかる携帯電話などを持たせることもいいかもしれません。
帰ってくる時間に電話をかけて帰宅時間を確認することもいいです。
その時もどうして約束を守れなかったのかと叱るより、お子さんの気持ちを聞いてから心配したことを伝えるといいと思います。

帰ってくる時間に電話をかけて帰宅時間を確認することもいいです。
その時もどうして約束を守れなかったのかと叱るより、お子さんの気持ちを聞いてから心配したことを伝えるといいと思います。

学校生活では通常学級とは別に支援学級や支援教室といったところに通われているお子さんも多いと思います。
担任の先生と支援の先生と連携を取り、学校生活の様子を共有していくと、後々のトラブルなどにも対応しやすいと思います。

4年生くらいになると、少しずつ思春期を迎えてくる子も少なくありません。
心の変化にも気づいてあげることが大切で、行動面で我慢していることもあるかもしれません。

落ち着きがないことは悪いことではないということ。その落ち着きのなさで本人も息苦しさを感じているかもしれません。
むやみに怒ったり叱ったりするのではなく、お子さんの気持ちに寄り添うことが心の成長にも繋がると思います。

小学校高学年

そして、高学年になると、いろいろなことがわかってくる歳になります。

周りとの違和感や違い
自分はどうしてこんなに我慢しているのか疑問を持つ
落ち着きのなさが苛立つ

など、、。色々な葛藤があるのかもしれません。

発達障害の子は達成感を味わいにくいと言われますが、高学年になると、勉強も難しくなっていき、中々達成感を味わいにくくなると思います。

成功体験を多くさせてあげることで、達成感を味わいやすくなるので、例えば運動の習い事に力を入れてみたり、得意なことを伸ばしてあげたり、いろいろなことに挑戦させてあげることもいいかもしれません。
体を動かすことで発散に繋がるタイプの子であれば運動系を、興味のあることに没頭するタイプの子であれば、その専門の習い事をしてみるのもいいかもしれません。

6年生ともなると、体も大きくなり力も強くなります。
力の加減や気持ちの伝え方などが課題になってくることがあります。
相手の表情を読み取ることが苦手だったりするので、普段から表情豊かに接することも必要かもしれません。

今お母さんは怒っているんだ。嬉しいんだ。楽しいんだ。と、表情に加え言葉で伝えていくことも大切だと思います。
反抗期を迎えたら、中々お子さんと話す機会も減ってくるかもしれませんが、コミニュケーションを取ることが大切です。

そして、発達障害といっても決してそれは負い目でもなく、お子さんの個性です。
その子に合った支援や関わり方で、いいところをたくさん伸ばせると思います。

発達障害をお持ちのお子さんは、お子さんによってそれぞれの特性がありますので、個別指導塾よりもマンツーマン指導で住み慣れたご自宅で勉強することができる家庭教師は学習効果が出やすい傾向にあります。
まずは、お気軽に体験授業をお試しいただき、アシストとの相性をご確認下さい!

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お子さんの特性(発達障害)に合わせた指導法を

発達障害があるなしに関わらず、お子さんの特性に合わせて勉強を教えていくことが成績アップややる気づくりには欠かせません。マンツーマンで指導をする家庭教師では、その特徴を最大限に活用しながらお子さんの得意を伸ばすことができると考えています。

やる気アシストでは、検査を受けたお子さんに関しては、その結果をもとに担当の家庭教師と一緒に指導方針や指導内容を工夫しています。もちろん、検査を受けていないお子さん、発達障害の診断がでなかったいわゆる「グレーゾーン」のお子さんに関しても、お子さん一人ひとりに合わせた指導をしていくことに変わりはありません。

お子さんの発達面で気になることや心配なことがあればお気軽にご相談ください。専門のスタッフがこれまでの経験や知識をもとに、お子さんにぴったりのやり方をアドバイスさせていただきます!

発達障害に関する資格を取得し、お子さんの特性に合わせたサポートに取り組んでいます

発達障害コミュニケーション指導者の資格は、発達障害に関する正しい知識で、お子さんをサポートできる公的な認定資格です。

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