






福岡県の2023年3月実施の令和5年度(2023年度)入学者の公立高校入試問題の解説をしています。
受験勉強において、過去問を解くことはとても効果的な勉強法です。ぜひ、受験までに一度挑戦し、問題の傾向を掴んでおきましょう。合わせて、対策などをたてられるととても良いですね。
また、過去問で苦手な点が見つかった場合は、そこを中心に試験日当日までにしっかりと対策しておきましょう。
(1)次の【文章】を読んで後の問いに答えよ。句読点等は字数として数えること。
【文章】省略
問1 本文中に、傍線①「(X)なり」とあるが、空欄(X)に入る最も適当な語句を、三字で書け。
問2 本文中の、傍線②「大きな勘違い」について説明した次の文中の空欄【ア】に入る最も適当な語句を、本文中から七字で探し、そのまま抜き出して書け。
紙幣や硬貨の価値は、将来も担保されるとは限らないのに、【ア】があると思い込んでいること。
問3 本文中に、傍線④「人々の信頼」とあるが、書き手は、「信頼」をどのようなものと捉えているか。二十字以上、二十五字以内でまとめて書け。ただし、時間、記憶という二つの語句を必ず使うこと。
問4 本文中に、傍線⑤「野生のゴリラ」とあるが、野生のゴリラの例が本文中で果たす役割について説明した文として最も適当なものを、次の1~4から一つ選び、番号を書け。
1:野生のゴリラとの生活を示して人間との違いを明確にすることで、人間が社会資本をつくった過程を説明する役割。
2:野生のゴリラの群れを通して人間同士の関係性を見つめることで、複数の共鳴集団をつくる危うさを伝える役割。
3:野生のゴリラから学んだことを示すことで、人間の言葉の発達について解明できるという主張を印象付ける役割。
4:野生のゴリラと人間の在り方を比較することで、社会における人間同士の関わりを考えさせる契機とする役割。
問5 本文中に『モモ』の話を引用することで、書き手が現代の日本で必要だと示唆しているのはどのようなことか。二十五字以上三十五字以内で考えて書け。
(2)次は、【文章】を読んで、『モモ』という作品に興味をもった野村さんが読んだ【『モモ』の文章の一部】である。これを読んで、後の各問に答えよ。句読点等は字数として数えること。
【『モモ』の文章の一部】省略
問1 本文中に、傍線①「まともな考え」とあるが、その具体的な例を本文中から一文で探し、初めの四字をそのまま抜き出して書け。
問2 本文中に、傍線②「その大きな黒い目は、あいてをじっと見つめています。」とあるが、「見つめています」という部分の文の働きと、次の1~4の太字部の文の動きが同じものを一つ選び、番号を書け。
1:今年も見事に咲いた、桜の花が。
2:彼はいつまでも追い続ける、壮大な夢を。
3:見つめた先に、一筋の光が差した。
4:やってみると、どんな困難も乗り越えられる。
問3 本文中の、傍線③「勇気」と同じ構成の熟語を、次の1~4から一つ選び、番号を書け。
1:朗報 2:往復 3:決意 4:尊敬
問4 本文中の ふしぎ の太字部分に適切な漢字を当てるとき、 ぎ と同じ漢字を用いるものを、次の1~4から一つ選び、番号を書け。
1:講ぎを聞く 2:ぎ問を解決する 3:ぎ論を重ねる 4:特ぎを伸ばす
問5 次の【A】、【B】は『モモ』を読んだ野村さんが、印象に残ったことを短冊に書いた文字である。野村さんが、文字に書き直したときに気を付けたこととして適当なものを、次の1~5からすべて選び、番号を書け。
1:漢字を仮名よりも小さめに書くこと。
2:紙面の上下左右に余白を適度に取って書くこと。
3:直線的な点画で筆脈を注意して書くこと。
4:漢字の行書に調和する書き方で仮名を書くこと。
5:行の中心に文字の中心をそろえて書くこと。
(1)
問1 (X)時は金
「時は金なり」とは時間はお金と同様に貴重なものだから、決して無駄にしてはいけないという有名な言葉
問2 持続性や普遍性
16行目で、「しかし、実はその持続性や普遍性は危うい約束事や(以下略)」とあることから、ここを抜き出す。傍線部が段落の最初にあることから、この段落の後の部分に答えとなる紙幣の価値について書いてある部分を探す。
問3 時間が紡ぎだす記憶により育てられ、維持されるもの。
21〜22行目の、「信頼は人々の間に生じた優しい記憶によって育てられ、維持されるからである」という箇所に注目。また、24行目で、「時間をかけて話をすることによって作られる」とあるので、ここから解答をまとめる。
問4 4
傍線部の一文に着目。「私はそれを、野生のゴリラとの生活で学んだ。」と指示語「それ」の指す内容が答えとなる。直前で、信頼関係における社会での人々の関わりについて述べていることか ら、正解は4となる。
問5 相手と会って話をすることで、金に換算できない生きた時間を取り戻すこと。
『モモ』は一段落の導入において出てくるが、これは「時間どろぼう」という言葉で、現代の人々にとって相手と会って話す時間の重要性(3行目)を説明している。そして、それを軸に本文では論が繰り広げられいているので、その旨を書く。
(2)
問1 いや、お
三段落で再び『モモ』と話していると起こることが書いてるので、丁寧に三段落を読むと、14行目から、 わかってくることが書いてある。したがって、「いや、おれはおれなんだ」(14行目)が正解。
問2 2
「見つめています」は述語にあたるので、同じく述語である2の「追い続ける」が正解。
問3 1
勇気は「勇ましい気持ち」と前の文字が後ろの文字を修飾している。1の「朗報」も「朗らかな報告」と前の文字が後ろの文字を修飾しているので、これが正解にあたる。
問4 3
傍線部は、不思議。選択肢はそれぞれ、1講義、2疑問、3議論、4特技となる。
問5 2.4.5
余白や中心揃えに注意して行書体で書いていることからわかる。なお、直線的な点画とは、直線のカクカクした文字を想像すると良い。
次の文章を読んで、後の各問に答えよ。句読点等は字数として数えること。
本文省略
問1 本文中の、傍線①「面」と同じ意味の語句を、別の漢字一字で書け。
問2 本文中の、傍線②「それ」の指すものとして最も適当な語句を、本文中から二字で探し、そのまま抜き出して書け。
問3 次の文は、本文中の、傍線③「感謝しながらも、しかし一方で猛然と嫉妬した」について、潔が何に感謝し、嫉妬したかをまとめたものである。【ア】に入る内容を本文中から六字で探し、そのまま抜き出して書け。また、【イ】に入る内容を、十字以上、十五字以内でまとめて書け。
目の前の仏像に慰められるのは、「名もない一仏師」が「【ア】」をもっていたおかげだと考えた潔は、その仏師に感謝しつつも、自分にはできなかった【イ】を偶然にも成し得たことに激しく嫉妬したと読み取れる。
問4 本文中に、傍線④「罰当たりな錯覚」とあるが、具体的にはどのようなことか。二十五字以上、三十五字以内で考えて書け。
問5 本文中に、傍線⑤「漆にかぶれた肌のむず痒さを思いだし、血まみれになるまで搔きむしりたくなるのだ」とあるが、ここから読み取れる潔の気持ちを、「気持ち。」という語句に続くように、二十五字以上、三十五字以内で考えて書け。
問1 顔
本文中に何回か出てくる「面」という文字や「向かい合う」などと書いていることから、「顔」であると推測する。
問2 慈悲
傍線部の後の連続する二文の後に初めて、「それ」が何かが明かされる。「慈悲」と書いていることから、それが正解となる。
問3 (ア)恐るべき胆力 (イ)魂を宿すに値する仏を彫ること
直前に、「その恐るべき胆力に潔は感謝した。」と書いているので、ここから感謝の内容を捉える。そして、直後に仏師に対する羨望と嫉妬の内容が書いており、そこから読み進めるとその具体的な内容が潔のセリフ「俺には、魂を宿すに値する仏が、どうしても彫れなかった」とあるので、 ここから解答を考える。
問4 超越的存在である仏を、潔が自分の手で修復できると思い込んでいること。
直前や直後の内容から、超越的存在である仏をさらに超越したような、最高の仏に自分自身が直せると潔が考えていることが読み取れる。
問5 仏師への道に挫折した絶望の深さを思い起こし、自らのみじめさにいら立つ
仏を直そうと無我夢中になっている潔だが、鐘の音(梵鐘)を聞くたびに、上の段に書いてあるような、「仏師への道に挫折した自らのみじめさを、潔は知らずしらず眼前の仏に重ねている。」という気持ちになるのである。
次は、『荘子』という書物にある話【A】と、その現代誤訳【B】である。これらを読んで、後の各問に答えよ。句読点等は字数として数えること。
本文【A】【B】省略
問1 【A】の傍線①「ゆゑに」を、現代仮名遣いに直し、全て平仮名で書け。
問2 【B】に傍線I「言った、」とあるが、この後の「」で示した部分には、『』の付いていない会話の部分が一箇所ある。その会話の部分と対応する箇所を【A】から探し、初めの三字をそのまま抜き出して書け。
問3 【A】に傍線②「忿然として色を作して」とあるが、どの提案を受けて「忿然として色を作し」たのか。【A】から十三字で探し、初めと終わりの三字をそのまま抜き出して書け。
問4 【A】の傍線③「吾は我が常与を失ひ、我、処る所無し」という書き下し文になるように、次の漢文の適当な箇所に、返り点を付けよ。
漢文省略
問5 次の文は、【A】【B】を読んだ堤さんと小島さんと先生が、会話している場面である。
文省略
(1)【ア】、【イ】、【ウ】に入る語句として最も適当なものを、最も適当なものを、次の1~6からそれぞれ一つ選び、番号で書け。
1:荘周 2:藍河侯 3:三百金 4:鮒魚 5:斗升の水 6:西江の水
(2)【エ】に入る内容を、十字以上、十五字以内で考えて書け。
問1 ゆえに
「ゑ」は現代仮名遣いで「え」と読む。
問2 我は東
Aの3行目、「対へて曰く、」以降がセリフの部分となる。「曰く、」のあとはセリフがくることが多い。
問3 西江の〜迎へん
Bから、なぜ「鮒」がむっとしたのかを考えると、直前に「蜀江の川水を押し流してお前を迎えてやろう」と書いているからであることがわかる。ここに該当する部分を、Aから探す。
問4 解答参照
適切に送り仮名をふること。また、レ点では直後の文字を直前の文字より前に読み、一二点は二の直前の文字を飛ばして、一の後に読む。
問5
(1)(ア)5 (イ)2 (ウ)1
アはBの5行目から、鮒が水を欲していることが読み取れる。イ・ウは、食料を与える側の監河候と食料を求める荘周の関係が、水を与える荘周と水を求める鮒の関係ににていることに注目しよう。
(2)間に合わない援助では意味がない
会話文のエの直前に、「今日の命、物食はずは生くべからず」などとあることから、そのような旨を書く。
森さんの学級では、次の【資料】を基に、言葉や言葉の使い方について考えを述べることになった。あなたならどのような考えを述べるか。【資料】を読んで、後の条件1から条件5に従い、作文せよ。
条件1:文章は、二段落構成とし、十行以上、十二行以内で書くこと。
条件2:第一段落には、【資料】のⅡのA~Eの各項目から一つ、ⅣのF~Jの各項目から一つ選び(どれを選んでもかまわない。)、選んだ二項目を比較して分かることと、それについてあなたが考えたことを書くこと。なお、選んだ二項目は、A~Jの記号で示すこと。
条件3:第二段落には、第一段落を踏まえ、自分自身の言葉や言葉の使い方についてあなたが大切だと考えることを一つ挙げ、自分の知識や経験と結び付けて書くこと。
条件4:題名と氏名は書かず、原稿用紙(20字詰×12行=省略)の正しい使い方に従って書くこと。
条件5:グラフの数値を原稿用紙に書く場合は、小数点は点のみで一マス使用。二桁の数字は一マスに記入すること。
第一段落には、【資料】のⅡのA~Eの各項目から一つ、IVのF~Jの各項目から一つ選び、選んだ2項目とを比較して、自分が読み取ったことを書く。二段落では、問題文の指示に従って、どれだけ自分の経験や知識と結びつけて書いてあるかがポイント。
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