【香川県】令和4年度/2022年度入学者高校入試選抜試験:理科

香川県の2022年3月実施の令和4年度(2022年度)入学者の公立高校入試問題の解説をしています。
受験勉強において、過去問を解くことはとても効果的な勉強法です。ぜひ、受験までに一度挑戦し、問題の傾向を掴んでおきましょう。合わせて、対策などをたてられるととても良いですね。

また、過去問で苦手な点が見つかった場合は、そこを中心に試験日当日までにしっかりと対策しておきましょう。

香川県の公立高校入試情報はこちら

大問1

問題文

次のA,Bの問いに答えなさい。

A. 気象に関して,次の(1)~(3)の問いに答えよ。 
(1)太郎さんは, 学校の校庭で,ある年の11月19日9時に,気象観測をおこなった。下の表1は,そのときの気象観測の結果の一部であり,下の図1は,そのときの乾湿計の一部を示したものである。また,下の表Ⅱは,湿度表の一部である。これに関してあとのa, bの問いに答えよ。

a.次のア~エのうち,気象観測についての説明として最も適当なものを一つ選んで,その記号を書け。
ア.天気は,雲が空をしめる割合である雲量と,雲の形を観測して決める
イ.気温と湿度は,風通しのよい直射日光の当たる場所に乾湿計を置いて測定する
ウ.風向は,風向計やけむりがたなびく向きなどで調べ,風が吹いていく方位を16方位で表す
エ.風力は,風力階級表を用いて,0~12の13段階で判断する

b.図Ⅰと表Ⅱより,太郎さんが観測をおこなった11月19日9時の湿度を求めよ。

(2)次の図Ⅱは,太郎さんが観測をおこなった11月19日9時における日本付近の天気図である。太郎さんは,図Ⅱの天気図から,太郎さんが住んでいる地域では11月20日に前線が通過すると予測した。これに関して,次のa,bの問いに答えよ。

 a.図Ⅱ中にXで示した等圧線は,何hPaを示しているか。

b.太郎さんは,気象庁ホームページを利用して11月20日の気象観測データを集めた。下の表Ⅱは,太郎さんが住んでいる地域のある地点における,11月20日3時から24時までの気象観測データをまとめたものである。また,この日,この地点では,前線が通過したことを確認できた。あとの文は,この地点を前線が通過した時刻と,この地点を通過した前線について述べようとしたものである。表Ⅲの気象観測のデータから考えて,文中の2つの[  ]内にあてはまる言葉を㋐,㋑から一つ,㋒,㋓から一つ,それぞれ選んで,その記号を書け。

 11月20日の[㋐9時から12時 ㋑12時から15時]にかけての気温と風向の変化から,この時間帯に,この地点を[㋒温暖 ㋓寒冷]前線が通過したと考えられる。

(3)次の文は,「山がかさ雲をかぶれば近いうちに雨」という天気にかかわるいい伝えについての太郎さんと先生の会話の一部である。これについて,あとのa,bの問に答えよ。

太郎 「山がかさ雲をかぶれば近いうちに雨」といういい伝えにある,かさ雲は,どのようにできるのですか。
先生 低気圧や前線が接近すると,あたたかくしめった空気が入ってきます。その空気が,山の斜面に沿って上昇すると,かさ雲ができることがありますよ。あたたかくしめった空気が上昇すると,どのように変化するか覚えてきますか。
太郎 はい。【  X  】そのため,上昇した空気の温度は下がります。
先生 そうですね。では,次に,しめった空気の温度が下がることで雲ができるしくみについて考えてみましょう。
太郎 はい。【  Y  】
先生 その通りです。かさ雲ができるしくみは,低気圧や前線による天気の変化と関係しているのですよ。

a.次の文は,会話文中のXの【  】内にあてはまる。あたたかくしめった空気が上昇するときの変化について述べようとしたものである。 次の文中の2つの[  ]内にあてはまる言葉を,㋐,㋑から一つ,㋒,㋓から一つ,それぞれ選んで,その記号を書け。
あたたかくしめった空気が上昇すると,上空ほど気圧は[㋐高い ㋑低い]ので,上昇する空気は[㋒膨張 ㋓収縮]します。

b.会話文中のYの【  】内にあてはまる,しめった空気の温度が下がることで雲ができるしくみについての説明を,「露点」「水蒸気」の言葉を用いて,次の文の下線を補って簡単に書け。
しめった空気の温度が下がることで,__________________,雲ができます。

B.次の(1)~(3)の問いに答えよ。

(1)下の図は,太郎さんが, 花こう岩と安山岩,香川県で産出される庵治石を観察したときのスケッチである。太郎さんは,スケッチしたあと,花こう岩を鉄製の乳鉢の中で細かく砕いた。細かく砕いた破片をルーペで観察したところ,色や形が異なる3種類の鉱物P~Rが見られた。あとの表は,鉱物P~Rを観察し,その主な特徴をまとめたものである。これについて,あとのa~cの問いに答えよ。 

a.表Ⅰ中の鉱物P~Rの鉱物名の組み合わせとして最も適当なものを,右の表のア~エから一つ選んで,その記号を書け。

b.太郎さんが観察した安山岩は,比較的大きな結晶になった鉱物の部分と,大きな結晶になれなかった細かい粒などの部分からできている。このうち,比較的大きな結晶になった鉱物の部分は何と呼ばれるか。その名称を書け。

c.図のスケッチから考えると,庵治石は,比較的大きな結晶になった鉱物だけでできており,花こう岩とつくりが似ていることがわかる。次の文は,庵治石のつくりやでき方について述べようとしたものである。文中の2つの[  ]内にあてはまる言葉を,㋐,㋑から一つ,㋒,㋓から一つ,それぞれ選んで,その記号を書け。

庵治石のように,比較的大きな結晶になった鉱物だけでできている岩石は,マグマが[㋐地下深く ㋑地表や地表付近]で,[㋒ゆっくり ㋓急に]冷えて固まってできたと考えられる。

(2)次の文は,マグマと火山に関しての太郎さんと先生の会話の一部である。 これについて,あとのa,bの問いに答えよ

先生 太郎さんが観察した岩石は,マグマが冷えて固まってできる火成岩のなかまですね。 太郎 はい。たしか,マグマは大山の特徴とも関係していましたよね。
先生 そうですね。特に,マグマのねばりけは,溶岩の色や噴火のようすと関係が深かったですね。
太郎 火成岩のほかにも火山に関係する岩石はありますか。
先生 堆積岩には,火山と関係しているものがありますよ。火山から噴出した火山灰が堆積して固まると【 X 】という岩石になります。

a.会話文中の下線部に,マグマのねばりけとあるが,次の文は,マグマのねばりけと火山の噴火のようすについて述べようとしたものである。次の文中の2つの[  ]内にあてはまる言葉を㋐,㋑から一つ,㋒,㋓から一つ,それぞれ選んで,その記号を書け。
マグマのねばりけが[㋐小さい(弱い) ㋑大きい(強い)]火山ほど,噴火によってふき出す 溶岩や火山灰などの噴出物の色は白っぽいことが多く,[㋒激しく爆発的な ㋓比較的おだやかな]噴火になることが多い。

b.会話文中のXの【  】内にあてはまる言葉として最も適当なものを,次の㋐~㋓から一つ選んで,その記号を書け。

(3)火山のもたらす恵みの一つに地熱発電がある。地熱発電は,地下のマグマの熱エネルギーを利用して発電しているため,発電量が天候に左右されず,二酸化炭素を排出しないという長所がある。下の表のア~エのうち,発電方法と発電に利用するエネルギー,長所の組み合わせとして最も適当なものを一つ選んで,その記号を書け。

解答

【A】
(1)a. 【正答 エ】
(1)b. 【正答 77%】
湿球<乾球の関係が常に成り立つ。図1から乾球13℃,湿球11℃とわかるので,表2から湿度は77%。

(2)a. 【正答 1016hPa】
1020hPaの太い等圧線より1本低いので,1020-4=1016hPa
(2)b. 【正答 ㋑,㋓】

(3)a. 【正答 ㋑,㋒】
(3)b. 【正答 (例)露点に達した空気中の水蒸気が水滴に変わり】

【B】
(1)a. 【正答 イ】
(1)b. 【正答 斑晶】
(1)c. 【正答 ㋐,㋒】

(2)a. 【正答 ㋑,㋒】
(2)b. 【正答 ㋓】

(3)  【正答 ウ】

大問2

問題文

次のA,B,Cの問いに答えなさい。

A. 自然界の生態系に関して,次の(1),(2)の問いに答えよ。

(1) 次の文は,自然界における生物どうしのつながりについて述べようとしたものである。

文中のP,Qの【  】内にあてはまる最も適当な言葉を,それぞれ書け。

自然界では,生物どうしの間に,食べる,食べられるという関係が見られる。このような生物どうしのひとつながりの関係を【 P 】という。実際には,多くの動物が複数の種類の植物や動物を食べるため,一通りの単純なつながりではなく,【 P 】が複雑な網の目のようにからみあっている。この網の目のようなつながりを【 Q 】という。

(2)右の図は,自然界における生物どうしの数量的関係を模式的に示したものであり,つり合いが保たれた状態を表している。図の状態から,何らかの原因で,肉食動物の数量が減ってつり合いがくずれたが,長い時間をかけて,つり合いが保たれたもとの状態にもどった場合,生物の数量はその間,どのように変化したと考えられるか。次の㋐~㋒から,最も適当な順に左から右に並ぶように,その記号を書け

㋐草食動物の数量がふえ,植物の数量が減る
㋑肉食動物の数量が減り,植物の数量がふえる
㋒肉食動物の数量がふえ,草食動物の数量が減る

B.デンプンの消化とそれにかかわる消化酵素のはたらきについて調べるために,次の実験をした。これに関して,あとの(1)~(5)の問いに答えよ。

実験.次の図Ⅰのように,4本の試験管a~dにデンプン溶液5㎤ずつ入れ,試験管aとbには水でうすめただ液1㎤を,試験管cとdには水1㎤を,それぞれ入れた。次に,約40℃の湯に10分間つけたあと,試験管a~dを湯から取り出し,試験管aとcには,ヨウ素液をそれぞれ2滴加えて,色の変化を観察した。試験管bとdには,ベネジクト液をそれぞれ少量加え,十分に加熱したあと,色の変化を観察した。下の表は,そのときの色の変化をまとめたものである。

(1)下線部に十分に加熱したとあるが,次の㋐~㋓のうち,試験管に入った溶液をガスバーナーで加熱するときの操作として最も適切なものを一つ選んで,その記号を書け。
㋐ゴム栓で試験管にすきまなくふたをしてから加熱する
㋑加熱を始めてしばらくたってから沸騰石を入れる
㋒ときどき試験管の口から中をのぞきこんで,ようすを確認する
㋓試験管を軽くふりながら加熱する

(2)次の文は,実験の結果からわかることを述べようとしたものである。文中のP, Qの 【  】内にあてはまる試験管の組み合わせとして最も適当なものを,あとのア~カからそれぞれ一つずつ進んで,その記号を書け。
この実験において,試験管【 P 】で見られた溶液の色の変化を比べることで,だ液のはたらきにより,デンプンがなくなったことがわかる。また,試験管【 Q 】で見られた溶液の色の変化を比べることで,だ液のはたらきにより,麦芽糖などができたことがわかる。
ア.aとb
イ.aとc
ウ.aとd
エ.bとc
オ.bとd
カ.cとd

(3)次の文は,デンプンの消化について述べようとしたものである。文中の2つの[  ]内にあてはまる言葉を,㋐,㋑から一つ,㋒,㋓から一つ,それぞれ選んで,その記号を書け。
デンプンは,だ液にふくまれる消化酵素である[㋐ペプシン ㋑アミラーゼ]によって分解されたあと,[㋒胃液 ㋓すい液]にふくまれる消化酵素や小腸のかべの消化酵素によって,さらに分解されてブドウ糖になる。

(4)デンプンは,さまざまな消化酵素のはたらきでブドウ糖に分解されたのち,小腸のかべから吸収される。小腸のかべには,たくさんのひだがあり,その表面には小さな突起が多数ある。右の図Ⅱは,この小さな突起の断面を模式的に示したものである。これに関して,次のa,bの問いに答えよ。

a.小腸のかべのひだの表面にある小さな突起は何と呼ばれるか。その名称を書け。

b.小腸のかべから吸収された栄養分(養分)のうち,アミノ酸は図Ⅱ中にRで示した管に入り,脂肪酸とモノグリセリドは脂肪となって図Ⅱ中にSで示した管に入る。次の文は,ブドウ糖が小腸のかべから吸収されて入る管と吸収されたあとに運ばれる器官について述べようとしたものである。文中の2つの[  ]内にあてはまる言葉を,㋐,㋑から一つ,㋒,㋓から一つ,それぞれ選んで,その記号を書け。
ブドウ糖は,小腸のかべから吸収されて図Ⅱ中に[㋐R ㋑S]で示した管に入る。吸収されたブドウ糖が最初に運ばれる器官は,[㋒肝臓 ㋓心臓]である。

(5)ブドウ糖をはじめとして,消化管で吸収された栄養分は,全身の細胞に運ばれ,成長や活動に使われる。栄養分が使われると不要な物質が生じ,体外に排出される。じん臓は,排出にかかわる器官の一つである。じん臓のはたらきを一つ,簡単に書け。

C.植物の蒸散について調べるために,単子葉類の一つであるムラサキツユクサを用いて, 次の実験Ⅰ,Ⅱをした。これに関して,あとの(1)~(5)の問いに答えよ。

実験Ⅰ.ムラサキツユクサの葉の表側の表皮と側の表皮をそれぞれはぎ取り,その表皮を小さく切ってスライドガラスの上に広げて置いた。次に,水を1滴落としてからカバーガラスをかけてプレパラートをつくり,それぞれ顕微鏡で観察した。

(1)プレパラートをつくるときには,観察しやすくするために,次の図1に示すように,カバーガラスを端からゆっくりと静かにおろしてかけるのがよい。それはなぜか。その理由を簡単に書け。

(2)次の文は,顕微鏡で観察したときの,倍率や対物レンズの先端からプレパラートまでの距離について述べようとしたものである。文中の【 】内にあてはまる数値を書け。また,文中の[  ]内にあてはまる言葉を,㋐~㋒から一つ選んで,その記号を書け。

まず,15倍の接眼レンズと10倍の対物レンズを用いて観察した。このときの倍率は,【  】倍である。この倍率で観察した後,接眼レンズの倍率はそのままで,対物レンズの倍率を40倍にかえて観察した。それぞれピントを合わせて観察したとき,40倍の対物レンズの先端からプレパラートまでの距離は,10倍の対物レンズの先端からプレパラートまでの距離と比べて[㋐近くなる ㋑変わらない ㋒遠くなる]。

(3)次の図Ⅱは,顕微鏡で観察した葉の裏側の表皮の細胞を模式的に示したものである。葉の裏側の表皮では,三日月形の細胞が,葉の表側の表皮よりも多く見られた。図Ⅱ中にはXで示した,2つの三日月形の細胞に囲まれたすきまは何と呼ばれるか,その名称を書け。

実験Ⅱ.葉の大きさと枚数がほとんど等しいムラサキツユクサの茎を4本,同じ量の水を入れたメスシリンダーP~S,蒸散を防ぐためのワセリンを用意した。 メスシリンダーPにはそのままの茎を,メスシリンダーQにはすべての葉の表側にワセリンをぬった茎を,メスシリンダーRにはすべての葉の裏側にワセリンをぬった茎を,メスシリンダーSにはすべての葉の表側と裏側にワセリンをぬった茎を入れ,それぞれのメスシリンダーの水面に,水面からの蒸発を防ぐために同じ量の油を注いだ。下の図Ⅲは,そのようすを模式的に示したものである。メスシリンダー全体の質量をそれぞれ電子てんびんで測定し,風通しのよい明る いところに3時間放置したあと,再び全体の質量をそれぞれ測定すると,メスシリンダーP~Sのすべてで質量の減少がみられた。あとの表は,その質量の減少量の結果をまとめたものである。

 (4)次のア~カのうち,実験Ⅱの結果からわかることについて述べたものとして,最も適当なものを一つ選んで,その記号を書け。
ア.葉の表側と裏側の蒸散量に差はなく,葉以外からも蒸散していることがわかる 
イ.葉の表側と裏側の蒸散量に差はなく,葉以外からは蒸散していないことがわかる
ウ.葉の表側は裏側よりも蒸散量が多く,葉以外からも蒸散していることがわかる 
エ.葉の表側は裏側よりも蒸散量が多く,葉以外からは蒸散していないことがわかる
オ.葉の裏側は表側よりも蒸散量が多く,葉以外からも蒸散していることがわかる 
カ.葉の裏側は表側よりも蒸散量が多く,葉以外からは蒸散していないことがわかる 

(5)ムラサキツユクサの茎を,赤インクで着色した水の入った三角フラスコに入れたまま,3時間放置した。その後,この茎をできるだけうすく輪切りにし,顕微鏡で観察した。右の図Ⅳは,このときの茎の横断面の一部のようすを模式的に示したものである。図Ⅳ中にYで示した管は濃く着色されており,根から吸収した水や,水にとけた肥料分の通り道になっている。この管は何と呼ばれるか。その名称を書け。

解答

【A】
(1) 【正答 P.食物連鎖 Q.食物網】
(2) 【正答 順に,㋐,㋒,㋑】

【B】
(1) 【正答 ㋓】
(2) 【正答 P.イ Q.オ】
ヨウ素液はデンプン,ベネジクト液は麦芽糖と反応し,色の変化がみられる。
(3) 【正答 ㋑,㋓】
(4) 【正答 a.柔毛 b.㋐,㋒】
(5) 【正答 (例)血液中の尿素などの不要な物質を取り除くはたらき。(栄養分などの必要なものを血液中に戻すはたらき。)】

【C】
(1) 【正答 (例)気泡が入らないようにするため。】
(2) 【正答 (数値)150,(記号)㋐】
15×10=150倍。40倍対物レンズのほうが長い。
(3) 【正答 気孔】
(4) 【正答 オ】
メスシリンダーRとQから,蒸散量は葉の裏側のほうが多いことが,メスシリンダーSから葉以外の部分からも蒸散していることがわかる。
(5) 【正答 道管】

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大問3

問題文

次のA,Bの問いに答えなさい。

A. 化学変化の前後で,物質の質量がどのように変化するかを調べるために,次の実験Ⅰ~Ⅲをした。これに関して,あとの(1)~(4)の問いに答えよ。

実験Ⅰ.うすい硫酸10㎤が入ったピーカーと,うすい水酸化バリウム水溶液10㎤が入ったビーカーの質量をまとめて電子てんびんではかった。次に,そのうすい硫酸をうすい水酸化バリウム水溶液に静かに加えたところ,水溶液が白くにごった。これを静かに置いておくと,ビーカーの底に白い固体が沈殿した。この白い固体が沈殿しているピーカーと,うすい硫酸が入っていたビーカーの質量をまとめて電子てんびんではかったところ,反応の前後で質量の変化はなかった。

(1) 実験Ⅰにおける,うすい硫酸とうすい水酸化バリウム水溶液が反応して白い固体ができたときの化学変化を,次の化学反応式の下線を補って表せ。

H₂SO₄ + Ba(OH) → ___________

実験Ⅱ.下の図Ⅰのように,うすい塩酸と炭酸水素ナトリウムをプラスチックの容器に入れて密閉し,その容器全体の質量を電子てんびんではかった。次に,その密閉したプラスチックの容器の中で,うすい塩酸と炭酸水素ナトリウムを混ぜ合わせると気体が発生した。反応後のプラスチックの容器全体の質量を電子でんびんではかったところ,反応の前後で質量の変化はなかった。

(2)実験Ⅰ,IIのそれぞれの文中の下線部に,反応の前後で質量の変化はなかったとあるが, 次の文は,化学変化の前後で,その反応に関係している物質全体の質量が変化しない理由について述べようとしたものである。文中の2つの[  ]内にあてはまる言葉を㋐,㋑から一つ,㋒,㋓から一つ,それぞれ選んで,その記号を書け。また,文中の【  】内にあてはまる最も適当な言葉を書け。

化学変化の前後で,その反応に関係している物質全体の質量が変化しないのは,反応に関わった物質をつくる原子の組み合わせは変化[㋐する ㋑しない]が,反応に関わった物質をつくる原子の種類と数は変化[㋒する ㋓しない]ためである。このように,化学変化の前後で,その反応に関係している物質全体の質量が変わらないことを【  】の法則という。

(3)実験Ⅱで,気体が発生しなくなってから,プラスチックの容器のふたをゆっくりとあけ,もう一度ふたを閉めてから,再びプラスチックの容器全体の質量を電子てんびんではかったところ,質量は減少していた。ふたをあけて,もう一度ふたを閉めたプラスチックの容器全体の量が減少したのはなぜか。その理由を簡単に書け。

実験Ⅲ.次の図Ⅱのように,うすい塩酸20㎤が入ったビーカーの質量を電子てんびんではかった。次に,そのうすい塩酸に炭酸水素ナトリウムを静かに加えて反応させたところ,気体が発生した。気体が発生しなくなったあと,反応後のピーカー全体の質量をはかった。この方法で,うすい塩酸20㎤に対して,加える炭酸水素ナトリウムの質量を,0.5g,1.0g,1.5g,2.0g,2.5g,3.0gにして,それぞれ実験した。あとの表は,その結果をまとめたものである。

(4)実験Ⅱ,Ⅲの結果から考えて,実験Ⅲで用いたのと同じうすい塩酸をビーカーに30㎤とり, それに炭酸水素ナトリウム4.0gを加えて,十分に反応させたとき, 発生する気体は何gと考えられるか。

B.太郎さんは次の実験Ⅰ〜Ⅲをした。これに関して,あとのの(1)~(6)の問いに答えよ。

実験Ⅰ.砂糖,食塩,エタノール,プラスチック,スチールウールをそれぞれ燃焼さじの上にのせ,炎の中に入れて加熱し,燃えるかどうかを調べた。加熱したときに火がついて燃えたものは,右の図Ⅰのように石灰水が入った集気びんの中に入れて,火が消えるまで燃焼させた。そのあと,燃焼さじを集気びんから取り出し,集気びんをよくふって石灰水の変化を調べた。加熱したときに火がつかず燃えなかったものも,石灰水が入った気びんの中に入れて,温度が下がるまでしばらく待った。そのあと,燃焼さじを集気びんから取り出し,集気びんをよくふって石灰水の変化を調べた。下の表Ⅰは,その結果をまとめたものである。

(1) 実験Ⅰで調べたもののうち,砂糖は有機物に分類される。次の㋐~㋓のうち,表Ⅰの結果と調べたものの特徴をふまえて,実験Ⅰで調べたものが有機物かどうかを説明したものとして,最も適当なものを一つ選んで,その記号を書け。
㋐食塩は燃えなかったが,砂糖と同じように白い固体なので有機物である
㋑エタノールは燃えたが,砂糖と違って液体なので有機物ではない。
㋒プラスチックは燃えたが,砂糖と違って人工的に合成された物質なので有機物ではない。
㋓スチールウールは燃えたが,砂糖と違って燃えたあとに集気びんの中の石水を変化させなかったので有機物ではない

(2)火がついて燃える物質には,実験Ⅰで調べた固体や液体以外にも,天然ガスに含まれるメタンや,水の電気分解で生成する水素などの気体がある。メタンや水素は,燃焼するときに熱が発生するため,エネルギー源として利用される。一方で,空気中でメタンと水素がそれぞれ燃焼するときに発生する物質には違いがある。どのような違いがあるか。次の文の下線を補って簡単に書け。

メタンが燃焼するときには________________,水素が燃焼するときには ________________という違いがある。

実験Ⅱ.鉄粉と活性炭をビーカーに入れてガラス棒で混ぜ,温度計で温度をはかった。そのときの物質の温度は23.0℃であった。次に,右の図Ⅱのように,ビーカー内に食塩水をスポイトで5,6滴加えガラス棒でかき混ぜると,反応が起こって物質の温度が上がった。最も高くなったときの物質の温度は75.0℃であった。

(3)次の文は,実験Ⅱで起こった化学変化に関して述べようとしたものである。文中のP, Qの【  】内にあてはまる最も適当な言葉を,それぞれ書け。

実験Ⅱでは,ビーカー内の鉄粉が空気中にある酸素と化合して温度が上がった。このような,物質が酸素と化合する化学変化を【 P 】といい,この反応は市販の化学かいろにも利用されている。このように,化学変化のときに温度が上がる反応を【 Q 】反応という。

実験Ⅲ.太郎さんは実験Ⅱの結果から,「化学変化が起こるときにはいつも温度が上がる」という仮説を立てた。その仮説を確かめるために,先生と相談して,室温と同じ温度になったいろいろな物質をビーカー内で混ぜ合わせて,反応が起こる前の物質の温度と反応により最も温度が変化したときの物質の温度を記録した。下の表Ⅱは,その結果をまとめたものである。

(4)塩酸は塩化水素が水にとけた水溶液である。塩化水素が水にとけると電離する。塩化水素の電離を表す式を化学式を用いて書け。

(5)塩化アンモニウムと水酸化バリウムを混ぜ合わせると,アンモニアが発生する。 次のア~ウのうち,アンモニアの集め方として,最も適しているものを一つ選んで,その記号を書け。また,その集め方をするのは,アンモニアがどのような性質をもつからか。その性質を「水」「空気」の言葉を用いて,次の文の下線を補って書け。
ア.上方置換法
イ.下方置換法
ウ.水上置換法

________________________という性質

(6)次の文は,実験Ⅱと実験の結果についての太郎さんと先生の会話の一部である。あとのア~エのうち,文中のXの【  】内にあてはまる言葉として最も適当なものを一つ選んで,その記号を書け。

太郎 鉄粉と活性炭に食塩水を加えて合わせたときや,塩酸と水酸化ナトリウム水溶液を ぜ合わせたときのように,化学変化が起こるときには温度が上がるということがわかりま した。 特に, 酸化カルシウムと水を混ぜ合わせたときには70℃以上も温度が上がって驚きました。
先生 太郎さんの「化学変化が起こるときにはいつも温度が上がる」というものでしたね。 では,塩化アンモニウムと水酸化バリウムを混ぜ合わせてアンモニアが発生したときの結果はどう考えますか。
太郎 化学変化が起こるときには【  X  】のではないかと思います。
先生 その通りです。

ア.温度が上がるはずなので,この反応は化学変化とはいえない
イ.温度が上がるはずなので,混ぜ合わせる量を増やせば熱が発生して温度が上がる。
ウ.温度が上がると考えていましたが,温度が下がる反応もある
エ.温度が上がると考えていましたが,温度が下がったのでこの結果は除いたほうがよい

解答

【A】
(1) 【正答 BaSO₄+2H₂O】
(2) 【正答 (記号)㋐,㋓ (言葉)質量保存】
(3) 【正答 (例)容器内の気体の一部が容器から逃げたから。】
(4) 【正答 1.2g】
表からうすい塩酸20㎤と炭酸ナトリウム2.0gがちょうど反応するとわかる。
このとき気体は,80.0+2.0⁻81.2=0.8g発生することが分かる。
よって,うすい塩酸30㎤と反応する炭酸ナトリウムは2.0×30/20=3.0g。
発生する期待は0.8×30/20=1.2g。

【B】
(1) 【正答 ㋓】
(2) 【正答 (例1)順に,二酸化炭素と水が発生するが,水だけが発生する(順に,二酸化炭素が発生するが,二酸化炭素が発生しない)】
(3) 【正答 P.酸化 Q.発熱】
(4) 【正答 HCl→H⁺+Cl⁻】
(5) 【正答 (記号)ア,(性質)(例)水にとけやすく,空気より軽い】
(6) 【正答 ウ】

大問4

問題文

次のA,B,Cの問いに答えなさい。

A.太郎さんは,スキー競技のテレビ中継の録画を見ながら,理科の授業で学習したことについて考えた。これに関して,次の(1)~(5)の問いに答えよ。

(1)次の図Ⅰは,ある選手が水平面上を滑っているようす模式的に表したものであり,この選手にはたらく重力を矢印(→)で,水平面に平行な方向とそれに垂直な方向を,等間隔にひいた破線(—-)で表してある。また,図Ⅱは,この選手が斜面上を滑っているようすを模式的に表したものであり,この選手にはたらく重力を矢印(→)で,斜面に平行な方向とそれに垂直な方向を,等間隔にひいた破線(—-)で表してある。図Ⅱの斜面上で,この選手にはたらく重力の斜面に平行な分力の大きさは,この選手にはたらく重力の大きさの何倍と考えられるか。

(2)次の図Ⅱは,ある選手が起伏のあるコースを滑っているようすを模式的に表したもので ある。この選手はX点を通過したあと,X点より下にあるY点を通過して,X点より下にあり,Y点より上にあるZ点を通過した。この選手がX点,Y点,Z点を通過するときの 速さをそれぞれx,y,zとする。このとき,x,y,zの関係はx<z<yであった。このときのX~Z点でこの選手がもつ運動エネルギーや位置エネルギーの関係について述べた,次のア~エのうち,最も適当なものを一つ選んで,その記号を書け。

ア.Y点はX点に比べ,位置エネルギー, 運動エネルギーともに増加している 
イ.Z点はY点に比べ,位置エネルギーは増加しているが,運動エネルギーは変化していない
ウ.Z点はX点に比べ、位置エネルギーは減少しているが,運動エネルギーは増加している
エ.X点,Y点,Z点のうち,運動エネルギーが最小のところはY点である 

(3)太郎さんはテレビの録画の映像が1/30秒で1コマになっていることを用いて,スロー再生を行い,ある選手の速さを調べた。右の図Ⅳは,この選手のスキー板の前の端がちょうどゴールライン上に達した瞬間のようすである。この瞬間から,テレビの映画の映像を6コマ進めたときに,スキー板の後ろの端がちょうどゴールライン上に達した。この選手のスキー板の,前の端から後ろの端までの長さは1.8mであり,この選手がゴールライン上を通過する間,スキー板はゴールラインに対して垂直であった。ゴールライン上を通過する間の,この選手の平均の速さは何m/sと考えられるか。

(4)次の図Ⅴは,選手がコースを滑り降りたあと,リフトで山頂のスタート地点まで登るよ うすを示したものである。リフトは選手に仕事をすることで, 重力に逆らって,高い位置に移動させている。 次の文は,リフトが選手にする仕事と仕事率について述べようとしたものである。文中の2つの[  ]内にあてはまる言葉を,㋐~㋒から一つ,㋓~㋕から一つ,それぞれ選んで,その記号を書け。

リフトで選手を山頂のスタート地点まで運ぶとき,体重が重い選手にリフトがする仕事の大きさに比べて,体重が軽い選手にリフトがする仕事の大きさは[㋐大きい ㋑変わらない  ㋒小さい]。また,同じ選手を運ぶとき,山頂に着くまでの時間が長い低速リフトの仕事率に比べて,山頂に着くまでの時間が短い高速リフトの仕事率は[㋓大きい ㋔変わらない ㋕小さい]。

(5)靴で雪の上に立つと雪に沈むが,それに比べて,スキー板を履いて雪の上に立つと沈みにくい。スキー板は,力のはたらく面積を大きくすることで圧力を小さくし,雪に沈みにくくなるという利点がある道具である。これとは逆に,力のはたらく面積を小さくすることで圧力を大きくした身近な道具の例を一つあげ,その一つの例について,圧力を大きくすることの利点を次の文の下を補って簡単に書け。 

_____は,力のはたらく面積を小さくすることで圧力を大きくし,________________する道具である。 

B. 次の図のような装置を用いて,ばねを引く力の大きさと,ばねの長さとの関係を調べる実験をした。ばねXの上端をスタンドに固定し,ばねXの下端におもりPをつるして,おもりPが静止したときのばねXの長さを,スタンドに固定したものさしを用いて測定する。この方法で同じ質量のおもりPの数を増やしながら,ばねXの長さを測定した。次に強さの異なるばねYにとりかえて,同様にして,ばねYの長さを測定した。下の表は,その結果をまとめたものである。これについて,次の(1),(2)の問いに答えよ。

(1) ばねを引く力の大きさとばねののびは比例することから考えて,ばねXののびとばねYののびを同じにするとき,ばねXを引く力の大きさは,ばねYを引く力の大きさの何倍になると考えられるか。 

(2) 実験で用いたおもりPとは異なる質量のおもりQを用意した。図の装置を用いて,ばねXに1個のおもりQをつるしたところ,ばねXの長さは7.0㎝であった。次に,ばねYにとりかえて,2個のおもりPと3個のおもりQを同時につるすと,表から考えて,ばねYののびは何cmになると考えられるか。

C.電熱線に加わる電圧と流れる電流を調べる実験Ⅰ,Ⅱをした。これに関して,あとの(1)~(5)の問いに答えよ。

実験Ⅰ.次の図Ⅰのように電熱線Pと電熱線Qをつないだ装置を用いて,電熱線Pと電熱線Qに加わる電圧と流れる電流の関係を調べた。まず,電熱線Pに加わる電圧と流れる電 流を調べるために,図Ⅰのスイッチ①だけを入れて電圧計と電流計の示す値を調べた。下の表Ⅰは,その結果をまとめたものである。次に,図Ⅰのスイッチ➀とスイッチ②を入れ,電圧計と電流計の示す値を調べた。下の表Ⅱは,その結果をまとめたものである。

(1)次の文は,電流計の使い方について述べようとしたものである。文中の2つの[  ]内にあてはまる言葉を,㋐,㋑から一つ,㋒~㋔から一つ,それぞれ選んで,その記号を書け。

電流計は,電流をはかろうとする回路に対して[㋐直列 ㋑並列]につなぐ。また,5A, 500mA,50mAの3つの-端子をもつ電流計を用いて電流をはかろうとする場合,電流の大きさが予想できないときは,はじめに[㋒5A ㋓500mA ㋔50mA]の一端子につなぐようにする。

(2)電熱線Pの抵抗は何Ωか。

(3)表Ⅰ,Ⅱをもとにして,電熱線Qに加わる電圧と,電熱線Qに流れる電流の関係をグラフに表したい。次のグラフの縦軸のそれぞれの[  ]内に適当な数値を入れ,電熱線Qに加わる電圧と,電熱線Qに流れる電流の関係を,グラフに表せ。

実験Ⅱ.実験Ⅰ同じ電熱線Pと電熱線Qを用いた次の図Ⅱのような装置のスイッチを入れ,電圧計と電流計の示す値を調べた。このとき,電圧計は,3.0V,電流計は50mAを示した。

(4)実験Ⅰ,Ⅱの結果から考えて,実験Ⅱの電熱線Qに加わっている電圧は何Vであると考えられるか。

(5)図Ⅰの装置のすべてのスイッチと,図Ⅱの装置のスイッチを入れた状態から,それぞれの回路に加わる電圧を変えたとき,電流計はどちら75mAを示した。このときの図Ⅱの電熱線Pで消費する電力は,このときの図Ⅰの電熱線Pで消費する電力の何倍か。

解答

【A】
(1) 【正答 0.6倍】
3÷5=0.6倍
(2) 【正答 ウ】
(3) 【正答 9.0m/s】
1/30×6=0.2[s]
(4) 【正答 ㋒,㋓】
(5) 【正答 (例)順に,包丁,食品を切りやすく(順に,フォーク,食品にささりやすく)】

【B】
(1) 【正答 0.40倍】
おもりPを一個つるしたとき,
ばねXは,8.0⁻6.0=2.0[㎝]
ばねYは,4.8⁻4.0=0.8[㎝]
となるので,ばねXを0.8㎝伸ばすのときにばねを弾く力の大きさは,おもりPの重さの
0.8÷2.0=0.40倍。
(2) 【正答 2.8cm】

【C】
(1) 【正答 ㋐,㋒】
(2) 【正答 40Ω】
4.0V÷0.1A(=100㎃)=40Ω
(3) 【正答 下記図】

(4) 【正答 1.0V】
(5) 【正答 9.0倍】

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