2019年度【平成31年度】奈良県公立高校入試(英語)過去問題解説

【奈良県】平成31年度/2019年度入学者高校入試選抜試験:英語の解説

奈良県の2019年3月実施の平成31年度(2019年度)入学者の公立高校入試問題の解説をしています。

 

受験勉強において、過去問を解くことはとても効果的な勉強法です。ぜひ、受験までに一度挑戦し、問題の傾向を掴んでおきましょう。合わせて、対策などをたてられるととても良いですね。

また、過去問で苦手な点が見つかった場合は、そこを中心に試験日当日までにしっかりと対策しておきましょう。

  

奈良県の英語は3つの大問から構成され、1つがリスニング、残り2つが長文読解となっています。その為、文法や小問のような大問が無いことが特徴の1つです。

難易度としてはやや難。問題数自体は少ないですが、長文問題の設問が存外難しく、英語から日本語に正確に訳せる能力を求められている気がします。

 

 【奈良県】平成31年度一般入学者選抜の過去問はこちらから

英語の過去問題はこちら>>

 

 奈良県教育委員会のサイトこちら

大問1:聞き取り問題

(1):①、②の英文の内容に合うものをア~エの中から選ぶ問題です。
【・答え「①:ウ、②:イ」】
cutting a tomato と言っているのでウが適切。

さくらが10枚、まりはさくらと同じ枚数と言っているのでイが適切。

 

(2):①、②の【会話の流れ】の空欄中に入る英語として適切なものをア~エの中から選ぶ問題です。
【・答え「①:ア、②:ウ」】

週末の予定を話しています。男性がジャックとランチをする予定と言っていて、それに対する返答なのでアが適切。

英語の先生が前回の授業の内容を生徒に尋ねています。生徒の「教科書を見てもいいですか?」への返答なのでウが適切。

 

(3):会話の内容について、質問に対する正しい答えをア~エの中から選ぶ問題です。
【・答え「エ」】

「いつ新しいレストランへ行くのか?」への返答。ランチは土日営業で、明日行く予定なのでエが適切。 

 

(4):聞き取った英文の内容と合っているものをア~エの中から選ぶ問題です。
【・答え「エ、オ」】

 ×ア:three yeas ago→○three weeks ago

 ×イ:his brother was not→○his brother was

 ×ウ:Micheal was a good〜→○Micheal was  not good a 〜             

 ×カ:can speak Japanese well→○can not speak Japanese well

 

大問2:長文問題

(1):文脈に合うように①に共通して入る適切な英語を2語書く問題です。
【・答え「How about 」】

 1つ目の①の前文で、「何か飲み物を買わないか?」と言っていて、「自動販売機があちらにあるがどうか」という返答になるのでHow aboutが適切。同様に二つ目の①以前で、色々なものを売っている自動販売機があると言っていて、①では「食べ物はどうか」といった内容になるのでやはりHow aboutが適切。

 

(2):文脈に合うように②内のア~エの中から適切な単語を選ぶ問題です。
【・答え「エ」】

 前文でI have not seen this kind of vending machine before 「この種類の自動販売機を今までに見た事がない」と言っているのでエのsurprised「驚いた」が適切。

 

(3):文脈に合うように下のグラフ(a)~(c)に入る適切な語の組み合わせをア~エの中から選ぶ問題です。
【・答え「イ」】

 Kentaの発言の中に、The sales of beverages are the largest of all.「飲料の売上げは全ての中で一番多い」とあるので、aが飲料、また、the sales of tickets are almost as large as the sales of bevarages「券類の売上げは飲料とほとんど同じ」とあるのでbが券類、すなわちcが食品となる。

 

(4):次の問いに3語以上の英語で答える問題です。
【・答え「a:No,he has not.、 b:Beacause we can tell someone where we are. 」】

a:No,he has not.  「トムは以前にアイスクリームの自動販売機を見た事がありますか」に対する返答。トムの発言の中に、I have not seen this kind of vending machine before.「以前にこの種類の自動販売機を見た事がない」とあるので、No,he  has not.が適切。

 b:Beacause we can tell someone where we are. 「なぜ不測の事態の時に自動販売機に書かれている所在地が役に立つのですか」に対する返答。本文中のYou may call someone to ask for help.Then you can tell the person where you are.「誰かに助けを求める事が出来るかもしれないし、その時その人にあなたの所在地を伝える事がてきる」より引用。

 

(5):身近にあるもので、役に立つと思うものについて、その理由も含めて20語程度の英語で書く問題です。
【・答え「例:Dictionaries are very useful for us because they  show us the meaning of the words which we do not know.」】

 「辞書は、私たちの知らない言語を示してくれるので、とても役に立つ」 ※理由も聞かれているのでbecauseを入れると良い。

 

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大問3:長文問題

(1):下線部①の内容として適切なものをア~エの中から選ぶ問題です。
【・答え「ア」】

 下線部①以前の、Lions are also important 〜because they kill people'scows.「ライオンもまたケニアでは重要な問題です。多くの外国人がケニアに毎年ライオンなどの野生の動物を見に来るが、ライオンの数は年々減ってきている。何頭かのライオンは、自身の牛をライオンによって殺された事に怒った人々によって殺されてしまう。」よりアが適切。

 

(2):文脈に合うように②に入る最も適切な英語をア~エの中から選ぶ問題です。
【・答え「イ」】

②以前の、The boy interested in electronics.「少年は電子機器に興味があった」とあるので、ラジオの使い方を知りたかったと推測できる。よって、イが適切。 

 

(3):下線部③の理由を具体的に表す英語を本文中から7語で抜き出し、最初の3語を書く問題です。
【・答え「he took his 」】

 下線部③「彼のお母さんがとても怒った」理由を聞かれているので、he took his mother's new radio apart 「彼はお母さんのラジオを分解した」の部分が適切。

 

(4):本文で述べられている、少年が家畜の牛をライオンから守るために考えたアイデアをまとめた表のあ~うに入る英語をア~カの中から選ぶ問題です。
【・答え「あ:ウ い:オ う:ア」】

 あ:本文のThe fisu idea was to use fire「1つ目のアイデアは、火を使うこと」よりウが適切。い:The second idea〜standing by the cow.「2つ目のアイデアは、かかしを使うこと。羊のそばに人が立っているようなので」よりオが適切。う:He found that〜the moving light.「彼は、ライオンが動いている光を恐れるという事に気がついた。」よりアが適切。

 

(5):本文の内容と合っているものをア~カの中から選ぶ問題です。
【・答え「エ、カ」】

 本文の内容よりエ、カが適切。ア:×didn't want to go to school→〇he wants to go toschool イ:×Park is fenced in the south→〇Park is not fenced in the south ウ:×were more important→〇as important as オ:× she could sell them→〇she couldn't sell them

 

(6):本文を読んだ後の会話の空欄に入る言葉を10語程度で記述する問題です。
【・答え「例:I will clean the park near my house every month.」】

 「私は毎月家の近くの公園をお掃除するでしょう。」  前文の質問「あなたは他の人の為に何ができますか」に対する返答。

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