登下校でやっておくといいもの

幼稚園や保育園は親が送り迎えをすることができ、園に行っている時間も短いので安心する部分も少しはあると思います。

 

しかし、小学校に上がると急に子どもが親から離れる時間が多くなります。

登校するときも登校班で子どもだけで行くことがありますし、帰りも一人で帰ってくることが多いです。

 

最初の頃は親が付き添って行くこともありますが、 学年が上がると一人でも大丈夫ではないか?となってくると思います。

 

いつまでも親が付き添って登校するわけにもいかないので、いつかは一人で登下校ができるようにならなければいけません。

親が付き添わない場合の登下校でやっておくといいものをいくつかご紹介してきます。 

緊急連絡先を書いたタグをかばんにつける

かばんに親の緊急連絡先を書いたタグをつけておきましょう。

ランドセルであれば蓋の部分、リュックなどであればファスナーの部分などにタグをつけましょう。

 

発達障害児は何かトラブルにあった時に自分でどうしたらいいか分からなくなり、パニックになってしまうことがあります。

しかも、親の予想しない内容のトラブルに巻き込まれることが多いです。

例えば

通学路が工事中でどう通ればいいか分からなくなる、散歩していた犬に吠えられる、友達に「こっちから一緒に帰ろうよ」と誘われていつもと違うルートになるなど、親が思ってもみない内容のトラブルがあります。

学校のトラブルであれば学校側から親に連絡が来ますが、学校の外のトラブルは近くにいた大人からの連絡になります。

その際に連絡先が書いてあればそのまま連絡をしてもらえます。

 

タグのところに「発達障害があります、パニックになっていたら連絡をしてください、落ち着くまでそっとしておいてください」などと追記してあると、子どものことを全く知らない人でも対応の仕方がわかります。

 

ただし、「障害がある子どもを一人で出歩かせるな」「親が面倒見ておけ」「しつけが悪い」などと辛い言葉をもらう可能性もあるので、強く立ち向かえる気持ちも必要です。

GPSをかばんに入れておく

一番安心するアイテムだと思います。

今は防犯ブザーが一緒になっているタイプのものもあるので、かばんにつけておくといいでしょう。

GPSを入れておくと、登下校で今どのへんにいるのか確認することができ、通学路でないところにいるとすぐに駆けつけられます。

 

ADHDの子どもは扱いが雑になる傾向が予想されるので、 壊れにくいものや落とされないような工夫をする必要があります。

気をつけなければならないのが、GPSのスイッチを切られると途端に居場所が分からなくなります。

自分でスイッチを切らないように言い聞かせることと、犯罪に巻き込まれてスイッチを切られないような工夫も必要です。

 

スイッチが複雑なものであったり簡単に切れるものでないように、購入前に確認をしておきましょう。

学校側にもGPSの件を伝えておき、下校前にチェックしてもらうのも必要です。 

通学路の店舗などに協力してもらう

通学路の周辺にスーパーやコンビニなどがあると思います。

そこに登下校の時間帯だけ周辺の店舗にちょっとだけ気をつけて見てほしいというお願いをしておくのも、一人で登下校する際の必要事項になります。

小学校に上がる前から通学路になる周辺の店舗に買い物にいき、顔を覚えてもらう。

 

「ここの前を通学で通るので、登下校の時間だけ少し気にかけてほしい、何かあったら連絡してほしい」ということをお願いする。

ハードルが高く、正直ここまでしないといけないのか…と思うでしょう。

しかし、 安全に通学をするためには必要なことです。

いきなり「明日からここの前を通るから見ておいてくださいね」と言うと相手も「図々しいなこの人」と思うでしょう。

前もって買い物などで顔を覚えてもらえていれば了承してくれる可能性が上がります。

一店舗だけでなく、できるだけ多くの店舗に協力をお願いするように頭を下げていきましょう。

 

最初は大変です。全員が了承してくれるわけではなく、「そんなことをするなら親が送り迎えすればいいじゃないか」などと辛く当たってくることも考えられます。

なぜ一人での登下校が必要なのか、なぜ気にかけてほしいのかなどを書いた紙を持参すると話がスムーズに進むことがあります。

 

担任の先生と一緒に訪れるとまた違うかもしれません。

地域のことで学校が介入しづらい内容ですが、学校側と協力して周辺の店舗にお願いをしていきましょう。

 一人で登下校は健常児でもハードルが高い内容です。

健常児は何かトラブルに巻き込まれても、自分の名前を言えたり防犯ブザーを鳴らすことができます。

 

しかし、発達障害児にはそれがほとんどできません。自分でできない部分をフォローするのは親です。

GPSを購入したり、急な連絡に備えたり、周辺に頭を下げに行ったりと前準備が大変です。

 

しかし、これをすることで子どもが一人で登下校ができるようになれば、自己肯定感も上がり自信に繋がります。

常に気を張っていないといけませんが、子どもの自立のため、子どもも頑張っていると思うので一緒に頑張りましょう。

 

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