発達障害・グレーゾーンの小学生の家庭学習の乗り越え方

吹き出しのようなセリフ、「良くないな。。。」とは思いながらも、ついつい言ってしまいませんか??

全国の保護者の皆様、毎日子育てお疲れ様です。私自身もグレーゾーンの小学五年生の息子を子育てしているので、毎日度重なるイライラと不安、痛いほどわかります。
一つ一つは些細なことですが、毎日毎日繰り返されることにより、こちらの怒りも倍増してしまい、ついつい怒りすぎてしまいますよね。

それでもやらなくてはいけない学校の宿題や日々の勉強は待ってはくれません。 本人の意識や行動を変えることは本当に難しいです。
しかし、こちらのちょっとした対応を変えることで、そんな辛い家庭学習に追われる毎日が少し楽になり、親子ともに笑顔が増えます。
今日はそんな対応をお伝えできればと思います。 

イライラしてしまう悪循環を断ち切るための結論

発達障害・グレーゾーンと一言で言っても、ASD、ADHD、LD、それぞれの混合とタイプは様々です。発達障害・グレーゾーンの特性は、家庭環境やしつけの問題が原因ではありません。
しかし、将来のことを考えると、一定の勉強はできてほしい、願わくばそれ以上の勉強もプラスα、と考えるお父さんお母さんは多いのではないでしょうか。息子は、二度発達検査を受けましたが、知的には普通の範囲であり、学校も問題なく通えているなら問題ないでしょうとの判断でした。

確かに学校生活は先生からは問題を指摘されたことはありません。しかし、家庭学習の場面では、「めんどくさい!疲れた!」「やる気が出ないんだもん!」とひたすら現実逃避をして、一時間も二時間もなにもしないことがざらにありました。やるように促し、しまいにはこちらも怒り気味でいうと、息子は輪をかけて怒り、ぐずり、むしろできなくなるという悪循環…。本当に悩んでいました。

 

息子はおそらくADHD優位のASDも混合したグレーゾーンタイプです。そのため、すぐに注意がそれる、興味のないことや面倒くさいことはやる気が出ない、ケアレスミスが多い、おまけに言外の人の気持ちがくみ取れないタイプでした。
毎日の悪循環の結果、怒りすぎたことにより息子の口答えが増え、ぐずり様のパニックも増え、勉強へのやる気や自信はむしろ無くす一方となってしまっていました。

 

これではまずいと我に返り、スクールカウンセラーなどの専門家からアドバイスを受け、色々な書籍から調べたり、ネットで体験談やまとめサイト等をみて試行錯誤した結果、一つの結論が出ました。 

結論:とにかく怒らないこと

一見、矛盾しているように思えますが、これに尽きます

いくらあれこれ焦って怒っても、本人はそう簡単に行動を変えられません。ということは、成長を待ちつつ、こちらが変わるしかないのです。奥歯をかみしめてギリギリ歯ぎしりしても、とにかく負のループを断ち切るために、できるかぎり怒らないでみましょう。

これが、特に最初は本当に大変ですが、がんばりどころです。自分を振り返ってみてもそうですが、人間は怒り口調で言われると怒られていることに委縮してしまうので、内容があまり頭に入らなくなったり、冷静に考えられなくなってしまうことが多いのです。

実際に、強く叱り続けることで脳の発達に悪影響を与えてしまうという研究結果があります。

褒めることが何よりも大切です!

では、怒らずにどのようにして家庭学習の習慣を作っていくのかを実際の例を基に見ていきましょう!

 

1.確認だけにして、本人の様子を見る

我が家の場合ですが、「今日のやること何かな?」「終わったらゲームやっていいからね」等、確認と伝えることのみ伝え、あとはたまに本人の様子をちらっと見る程度にしました。

 

2.褒めるポイントを見つける

たまに自主的にやっていたら大チャンス!「え、もうやってたの?偉いね!」と伝えてみましょう。きっと素直に喜ばなくてもちょっとニヤッとするはず。
とにかくほめるポイントだけ見つけます。宿題を机の上に出しただけでもまずは花丸です。「これからやる準備してたの!偉いね!」と、とにかくほめましょう。
そして、どうしても途中怒ってしまったとしても、とにかく終わったらほめましょう「大変だったけどがんばってやれたね!お疲れさまでした!」と。

 

自分を振り返ってみてもそうですが、例えお世辞と分かっていても、褒められることは次の仕事への活力となります。子供も同じなんです。褒められるとうれしい、そこから、次も頑張ろうという気持ちが沸いたり自信へつながる、それが少しずつ正のループへの足掛かりとなります。

 

子は親の鏡といいますように、こちらの気持ちや対応の変化をすぐに感じ取ります。本人はもちろん意識していませんが、こちらが怒らないようにすると、本人の口答えやふてくされた態度が少しずつ減ります。そうしたら成功したも同然。とにかくほめポイントを探して、やる気を出してあげましょう。

心と体の開放日を作ってあげることも大切です!

押しても引いてもできない日だってもちろんあります、そういう時は、思い切って最低限にしましょう。
「学校の宿題だけとにかくやろうね」や、「もう今日はお休みにして、明日の朝やろうか?」でもいいと思います。実は学校で苦手な作業をしていつもより疲れているかもしれないし、本人も気づいていないけれども体調が悪いのかもしれない。

 

大人だって、なんだか今日はやる気が出ない、やたら疲れている、そういう時ありますよね。たまには甘やかしていいと思います。子供は家で甘えます。逆に言うと、家で甘えられないと気持ちの行き場がなくなります。

 

我が家の息子は、「いつもがんばってるし、今日はゆっくりしようか」というと、途端にうれしそうな顔をします。なんだかんだ、普段はがんばってやらなきゃと思っているようなので、心と体の開放日を作ってあげることも大切かなと思っています。

 

休息日があるからこそ、頑張れるんですよね。そんな時は、大人も思い切って休みましょう。お互い一緒に楽しいことをしてもいいかもしれませんし、それぞれが思い思いのことをするのもいいと思います。そうしたら不思議と、こちらの心の余裕ができることにより子供がかわいいと思えますし、子供にも余裕をもって接しやすくなります。

いかがでしたでしょうか?家庭学習の時間というのは、子供が学校から帰って来てからの時間が多いので、子も親も疲れていて余裕がなくなることも多い状況だと思います。

しかし、それを意識的に怒らないようにすることで、お互いに余裕ができ、いい方向へと向かえるはずです。日々上がり下がりはありますが、我が家はこれで負のループから抜け出すことができました

 

勉強は大事ですが、ずーっと長い期間やり続けなければならないものです。我が家もまだまだ試行錯誤中ですが、本人のためにも大人が余裕をもってできるだけ怒らずに褒める方向で接してあげるいことが大切だと思います。時には塾や家庭教師などの第三者の力を活用するのもいいかもしれません。

 

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