今回は、動物のなかま分けについて解説します。
カエル、人間、魚、ヘビ、タコ…など世の中には、たくさんの動物がいますよね。
今回はそれらを共通点や違いでなかま分けしていきます。
例えば、ペンギンは飛べないのに本当に鳥の仲間なのでしょうか?
今回は特に、
これらを中心に見ていきましょう!
肉食動物と草食動物の違いを見ていきましょう。
例えば、肉食動物はライオンやトラ、草食動物はウシやシマウマなどです。
肉食動物 | 草食動物 | |
食べ物 | 他の動物 | 植物 |
歯 |
門歯・犬歯・臼歯あり 犬歯が発達 →獲物を捕らえるため |
門歯・犬歯・臼歯あり 臼歯が発達 |
目の位置 | 顔の正面 | 顔の横 |
目の特徴 |
立体的に見える 距離感をつかみやすい →獲物を捕らえやすい |
広い範囲を見ることができる →後ろから肉食動物に狙われた際に気付きやすい |
腸 |
短い
|
長い →消化しにくい植物を消化するため |
爪 |
するどい →スピードを上げるため、獲物を捕らえるため |
ひづめ →長距離の移動を可能にするため |
このように、肉食動物と草食動物には大きな違いがあります。
これは、食べ物や住む場所に適応した形となっています。
動物を大きく2つに分ける際、背骨の有無で判断します。
背骨がある動物をセキツイ動物、背骨が無い動物を無セキツイ動物と呼びます。
まずは、セキツイ動物について説明していきます。
セキツイ動物 | 無セキツイ動物 | |
背骨 | あり | なし |
例 |
|
見た目も柔らかそう
骨はないが外骨格がある
|
「ただ固そうだから、セキツイ動物。
ただ柔らかそうだから、無セキツイ動物。」
と判断するのは危険なのでしっかり暗記しましょう。
セキツイ動物は
の5つにわけることができます。
絶対に暗記する必要のある表を以下に示します。
分からない単語が含まれると思うので、その下に注釈を載せるので、一緒にご覧ください!
魚類 | 両生類 | は虫類 | 鳥類 | ほ乳類 | |
例 |
タイ フナ |
カエル イモリ |
トカゲ ヘビ |
ハト スズメ |
人間 イルカ |
呼吸 |
えら |
子:えら、皮ふ 親:肺、皮ふ |
肺 | 肺 |
肺 |
からだの表面 | うろこ | しめった皮ふ | うろこ | 羽毛 |
毛 |
生まれ方 | 卵生 | 卵生 | 卵生 | 卵生 |
胎生 |
体温の保ち方 | 変温動物 | 変温動物 | 変温動物 | 恒温動物 | 恒温動物 |
【呼吸】えら呼吸と肺呼吸
水中で呼吸する動物は、えら呼吸です。
陸上で呼吸する動物は、肺呼吸です。
両生類は特殊なので、注意が必要です
おたまじゃくしがカエルになるのを想像してください。
子、つまり、おたまじゃくしの間は、水中でずっと生きているので、えら呼吸です。また、皮ふでも呼吸をしています。
親、つまり、カエルに成長すると、陸上でも生活するようになるので、肺呼吸になります。この場合も皮ふでも呼吸しています。
【生まれ方】卵生と胎生
卵で生まれてくるかどうかです。
卵生:親が卵を産んで、卵から子がかえる増やし方
ニワトリを想像するとわかりやすいです!卵で生まれて、ヒヨコになり、ニワトリに成長します。
胎生:母親の胎内である程度成長してから生まれる
人間や犬をイメージするとわかりやすいはずです!
【体温の保ち方】変温動物と恒温動物
外の気温がだんだん高くなるにつれて体温が上がる動物と、一定のままの動物がいます。
変温動物:外の気温に合わせて、自身の体温も変化する動物
恒温動物:外の気温が変化しても、自身の体温が一定に保たれる動物
陸上で生活する変温動物は、冬になると体温が大幅に下がるので、活動的でなくなり、冬眠する動物が多いです。
【練習問題①】
上記を分類しなさい。
【練習問題① 解答】
1~4すべて水中で生活しますが、サメ以外はほ乳類です。
つまり、イルカ・シャチ・クジラは肺呼吸で、胎生で、恒温動物なのです!
間違いやすいので注意しましょう!
【練習問題②】
上記を分類しなさい。
【練習問題② 解答】
見た目や名前は似ていますが、全く異なる生物です。
間違いやすいので注意しましょう!
【練習問題③】
上記を分類しなさい。
【練習問題③ 解答】
空を飛ぶから、鳥類と考えるのはやめましょう。
モモンガやコウモリは空を飛びますが、ほ乳類です。
一方、空を飛べないペンギンは鳥類に分類されます。
間違いやすいので注意しましょう!
セキツイ動物の分類は説明し終わったので、次は無セキツイ動物の分類です。
つまり、背骨がない動物を分類していきます。
無セキツイ動物は以下の3種類に分類します。
それでは見ていきましょう!
【節足動物の特徴】
→からだを支える、内部を保護するため
→外骨格は大きくならないので、脱皮することでからだが大きくなる
【節足動物の分類】
昆虫類 | 甲殻類 | クモ類 | 多足類 | |
例 |
カブトムシ バッタ チョウ |
カニ エビ |
クモ |
ムカデ ヤスデ |
特徴 | こうらをもっている | 足が多い |
節足動物とは異なり、外骨格を持たず、からだが柔らかいのが軟体動物です。
軟体動物は水中で生活しているものが多く、浮力があるため、からだを支える外骨格が必要ないのです。
まとめると、以下のようになります。
【節足動物の特徴】
→素早く動けず、力強い運動ができない
【節足動物の例】
地球上には約190万種類もの生物が発見されています。
これらを共通点や違いに注目して整理するのが、分類です。
表を活用して、しっかり暗記しましょう!
動物のなかま分けはわかりましたか?
ややこしい動物や、単語の暗記などテストによく出る範囲なのでしっかりと確認しましょう!
最後までお読みいただきありがとうございました。
他にも様々なお役立ち情報をご紹介しているので、ぜひご参考にしてください。
質問などございましたら、お気軽にお問い合わせください!
【定期テストについてのお役立ち情報】
今回は「圧力」について学んでいきたいと思います。
同じ分野なので、水圧・浮力・大気圧もまとめて解説します。
「圧力」はただの重さや動きのことではありません。
そのような違いに注目しながら、理解しましょう!
計算問題を出しやすいため、テストにもよく出題されます!
【定期テストについてのお役立ち情報】
今回は、細胞について解説します。
細胞の知識はテストでも重要ポイントです。
これらを中心に見ていきましょう!
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