【英語】形容詞について
英語の表現を豊かにする為に必要な要素に「形容詞」があります。
普段英語を学んでいる中で品詞について意識している人はあまりいないと思いますが、これらがどういうものなのかを理解すると、英文を読んだり書いたりするときにとっても楽になります!
なので、今回は「形容詞」ってなに?という事について解説していきたいと思います!
英語のやる気やモチベーションを高めたり、テスト勉強中にこれらで困ってしまった人は是非最後まで読んでみて下さいね!
形容詞とは?
形容詞とは、一言で説明すると、人や物について修飾する品詞です。修飾とは飾り付けという意味もありますが、ある言葉に対して性質を付け加えるという事です。
どういうものかというと、例えば、「大きい」「小さい」「かっこいい」「かわいい」「難しい」「簡単な」などです。(※英語に形容動詞はありません)
「犬」「猫」「男の子」「服」「問題」「仕事」といった名詞の前に、上の形容詞を付けると、
「大きい犬」「小さい猫」「かっこいい男の子」「かわいい服」「難しい問題」「簡単な仕事」のように名詞を説明をすることができます。これが形容詞です。
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“形容詞+名詞”の用法
さて、形容詞を英語で考えてみましょう。上で日本語で示したものを英語にすると、
[a big dog] [a small cat] [a cool boy] [cute clothes] [a difficult question] [a easy job]
となります。日本語の場合も英語の場合も、「形容詞」「名詞」の順番となっていることが分かると思います。
これを文章などで表す際には、
This is a difficult question. これは難しい問題だ。
It’s a long story. それは長い話だ。(話せば長くなる。)
She bought cute shoes. 彼女はかわいい靴を買った。
のようになります。語順は、「主語+動詞+形容詞+名詞」となります。このとき、形容詞の部分を取り去ってしまっても、
This is a question. これは問題です。
It’s a story. それは話です。
She bought shoes. 彼女は靴を買った。
となり、文章としては成り立ちます。(文章の意味は勿論薄くなります。)
さて、次のような日本語と不完全な英文を用意したので、形容詞を入れてみましょう。
I have a cat. 私は(かわいい)猫を飼っている。
今の英文のままでは、「私は猫を飼っている」となり、「かわいい」を意味する形容詞が猫に掛かっていません。なので、かわいいを意味する形容詞である「cute」を修飾したい名詞である「cat」の前に置くことで、
I have a cute cat. 私はかわいい猫を飼っている。
とすることが出来ます。
“名詞+be動詞+形容詞”の用法
形容詞を用いるのはさっきの場合だけではありません。
修飾したい名詞が主語に来ているときは、”形容詞+名詞”の語順ではなく、”名詞+be動詞+形容詞”で表します。
例えば、「彼は背が高い」を示したいときは、
He is tall.
と表します。be動詞というのは主語の性質を表すときに使う動詞のことで、amとかisとareなどのことです。(中学英語の初めの方で出てきたと思うので、ここでは説明を省かせてもらいますね。)
他にも、この用法を用いて、
This picture is beautiful. この絵画は美しい。
She is a pretty. 彼女はかわいい。
Abeno Harukas is tall. あべのハルカスは高い。
などと表すことが出来ます。
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形容詞の単語の特徴
形容詞の単語は、その単語の語尾に形容詞の特徴があるものが多いです。その一例を紹介したいと思います。
-able : capable(有能な) affordable(手頃な、入手可能な)
-ed : interested(興味深い) excited(興奮した)
-ful : useful(使いやすい) beautiful(美しい)
-al : classical(古典の) ecological(環境上の)
-ar : popular(人気のある) similar(似ている)
-ic : economic(経済の) basic(基本の)
他にも形容詞によくついている語尾はありますが、様々な形容詞を見ながら少しずつ覚えていくと良いかと思います!
また、文章中に出てきた単語が分からなくても、形容詞にありがちな語尾だったら「これは形容詞かな?」と推測したり、
「economicって、economyという”経済”を表す名詞にicという語尾をつけたものだと思うから、”経済の”という意味の形容詞かな?」というように推測したりすることが出来るようになるかもしれません。
余裕があったら、こんなのがあるんだ、という程度でいいので覚えておくと良いかもしれません。
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