【英語】定期テストに役立つ!関係代名詞の分類

みなさん、関係代名詞の区別はつきますか?

私は正直、中学生時代はよく分からずに使って、よく間違えていました。
この関係代名詞ですが、しっかり文の前後を見れば、的確に正解することが出来るんです。 今回は、この分類と例文を用いて解説していきます。

目次

関係代名詞の分類とは?

関係代名詞は「格」と「先行詞」の組み合わせによって、その単語の種類が変わります。
「格」については、主格・所有格・目的格の3つがあります。

「先行詞」とは、関係代名詞以降の節によって説明される「人」や「物」のことです。

これが人なのか物なのかで使用する関係代名詞が変わってきます。
これを表にすると、

主格 所有格目的格
whowhosewho
物 which whosewhich
人・物 that × that

となります。これらについて一つずつ見ていきましょう。

関係代名詞(主格)

主格はその関係代名詞が主語(S)として作用するものを指します。
同じ主語の2文を1文にするのがこの場合となります。

見分け方の特徴として
「関係代名詞の後に動詞がくる」が最大のポイントです。だいたい”is”や”has”などが入ってきます。

もし穴あき問題等が出たら、まずは穴あきの直後の単語を見てみると良いでしょう。

人を先行詞とする「Who」

例. The girl who is playing tennis with me is Stephanie.
私とテニスをしている女の子はステファニーです。

この文は、
“the girl is playing tennis with me”

“the girl is Stephanie”

の2文をひとつの文にするために、関係代名詞「who」を差し込んでいます。

この関係代名詞に対する先行詞は、2文に出てくる”the girl”であり、片方の文の”the girl”をwhoに置き換えて、それをもう片方の文の先行詞の後に差し込むことで、例に挙げた文になります。

人以外を先行詞とする「Which」

例. I bought a book which is written in English.
私が買った本は英語で書かれている。

この文は、
“I bought a book.”

“It is written in English.”

の2文によってできています。下の文の”It”は上の文より”a book”のことであると分かるので、どちらも本に着目していると分かります。従って、”a book”を先行詞と置きます。

先に、先行詞であるa bookが文末にくる1文目を差し込み、その後に、It is…を続ける形で書きたいですが、このItをwhichとした上でつなげると、例の形になります。

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「That」も用いることができる

主格の関係代名詞は基本的にthatで置き換えることができます。

例えば、ひとつ上の文の,

I bought a book which is written in English.
は、thatを用いることで、
I bought a book that is written in English. とすることができます。  

thatを用いる際の注意点ですが、thatの前に”,”はつけないという原則があります。
I bought a book, that is written in English. というのはダメだということです。  

この”,”があるかないかで意味が少し変わってくるので、これが必要な文に対しては、whoまたはwhichを用いるようにします。

関係代名詞(所有格)

所有格はその関係代名詞が所有格(~の○○…)として作用するものを指します。
見分け方としては、「関係代名詞の後に名詞が来る」ので、直後の単語を見ればわかることが多いです。

その名詞は、直前の代名詞に関わる名詞となるので、その多くは家族の名詞だったり、所有物となるような単語が来ることが多いです。

人と人以外のどちらでも「whose」を用いて表すので、一度所有格の関係代名詞だと分かったら、一番間違いにくいと思います!

人・物を先行詞とする「Whose」

例. I know that men whose father has a villa.
父が別荘を持っているあの男の人を知っています。

この文は、
I know that men.

His father has a villa.
の2文によって出来ています。

ここで着目するべき点は、1文目の目的語となっているthat menが2文目では間接的に主語となっている点です。”彼の父”の”彼”とはthat menのことであり、Hisという所有格を関係代名詞に置き換えることで、文を合体させます。

置き換えてみると、
whose father has a villa. 
となり、これをI knowの後に続けると、例文の通りになります。

whoseの場合は、先行詞が人でも人以外でも用いることができる点に注意しましょう!

関係代名詞(目的格)

目的格はその関係代名詞が次に来る文章によって説明されるもの(目的格)として作用するものを指します。

目的格の関係代名詞の後は、主語から始まり、”目的語が欠けた”文が続くので、これが見分けるポイントになります。

人を先行詞とする「Who」

例. The woman who I met in Boston is a student.
私がボストンで会った女性は学生だ。

この文は、
The woman is a student

I met the women in Bostonを1文にしたものです。

この場合、どちらの文も”the women”に着目しているので、これを先行詞とします。
目的格の場合は、”the women”が目的語となっている”I met the women in Boston”を
”who I met in Boston”に置き換えて、これをもう1文の先行詞の直後に差し込むと、例文の通りになります。

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物を先行詞とする「Which」

例. The watch which I bought yesterday is expensive.
私が昨日買った腕時計は高価だ。

この文は、
The watch is expensive

I bought the watch yesterdayを1文にしたものです。

この場合、どちらの文も”the watch”に着目しているので、これを先行詞とします。

目的格の場合は、”the watch”が目的語となっている”I bought the watch yesterday”を、
”which I bought yesterday”に置き換えて、これをもう1文の先行詞の直後に差し込むと、例文の通りになります。

「That」も用いることができる

主格の関係代名詞と同様に、目的格の場合でも「that」を用いることができます。

例えば、上の例文より、
The watch which I bought yesterday is expensive.
という文は、whichをthatに置き換えて、
The watch that I bought yesterday is expensive. とすることができます。

これもまた主格の時と同じですが、”,”がつく関係代名詞については、thatに置き換えることができない点に注意しましょう。

この記事を書いた人
趣味:お城巡り

学習アドバイザー 広田

関西大学大学院を卒業後、小6・中3・高3の受験生を主に指導をしてきました。学生の悩み相談を受けているうちに勉強に悩む子を救ってあげたいという気持ちが強まり学習アドバイザーとなりました。勉強に悩む保護者さまやお子さんにお役に立てる記事を配信していければと思います。
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