不登校から高校へ進学するときの注意点や親ができることは?

お子さんが不登校になった場合、進路や将来について不安になりますよね。
特に中学生の場合は、高校にはなんとかしてでも進学させたいと思っている方も多いのではないのでしょうか。

中学校時代に不登校であっても、学校さえ選べば高校へ進学することはできますし、最近では不登校経験に理解のある学校も増えています。

この記事では、不登校経験があっても進学できる高校の種類や進学する高校を選ぶ際に注意するべきポイントについて解説していきたいと思います。

不登校でも進学できる高校

高校には、全日制・定時制・通信制などの選択肢があり、入試方法も多様です。
特に、定時制や通信制の場合は学科試験を行わず、面接や作文で審査することが多く、出願書類も中学での内申書をほとんど重視しない学校も増えています。
以下で、それぞれの学校の種類と入試方法の特徴について説明します。

全日制高校

基本的に週5日(学校によっては土曜日も)、朝から夕方まで通学し、3年間で卒業します。
入試方法の特徴としては、学力試験と内申書の合計点で合否の判断をします。
内申書を選考の基準としていない学校や学力試験を課さずに面接試験だけで合否が決まる学校も中にはあります。

定時制高校

週5日通学しますが、3部制に分かれている学校が多く、基本的には4年間で卒業します。
しかし履修によっては3年間で卒業することもできる場合がほとんどです。
出願時に内申書を提出しますが、出席日数や内申点は選考の基準としていない学校がほとんどです。面接・作文・自己PR書類などを選考基準にする学校もあります。
最近では定時制高校の中にも不登校経験者を積極的に受け入れる「チャレンジスクール」や「パレットスクール」も増えており、それらの学校は倍率が高いことが多く、対策も必要です。

通信制高校

基本的には、毎日は登校せずに卒業に必要な単位を取得して高校卒業資格を得ることを目標としています。
単位の履修状況によれば、最短で3年間で卒業することができます。

入試は書類選考・面接のみの学校がほとんどで、不登校で中学時代の欠席日数が多くても不利になることはありません。
通信制高校にも様々な種類があり、全日制高校のように毎日通学するコースもあります。

不登校の状態に合った学校を選ぶ

勉強についていけない

勉強が苦手で不登校になり小中学校の基礎が抜けている場合は、基礎からていねいに指導してくれる学校がおすすめです。
高校での勉強は小中学校の基礎を前提とし難易度も高くなるだけでなく、単位を取得しなければ卒業することができません。
勉強が苦手・勉強が嫌いというお子さんには定時制や通信制も選択肢の一つです。

定時制や通信制高校は勉強に苦手意識のある生徒にも手厚く指導してくれる学校が多く、授業の進め方も全日制高校と比べるとゆっくりで面倒見が良い学校も多いです。

人間関係やいじめが原因

人間関係やいじめが原因で不登校になった場合、高校からは環境を変えたいと思うのではないしょうか。
少人数の方が合っている・大人数の方が合っているなどもあるため、生徒数も学校選びのポイントとなるかもしれません。

また、東京都教育委員会では、2014年に「東京都いじめ防止対策推進条例」が策定されており、いじめに対する処罰の厳しい学校は増えています。
いじめ対策に関する方針を出している学校も増えているため、学校のホームページをチェックしてみるのもよいでしょう。

朝起きられない・病気がち

小学校・中学校は義務教育なので登校しなくても卒業できますが、高校は義務教育ではないため、授業に出席しないと単位を取得できず、卒業することができません。

「起立性調節障害」などで朝起きるのが苦手な場合は、午後から登校できる定時制高校や通信制高校の方が卒業しやすいです。また、全日制高校でも私立高校の場合は登校時間がやや遅めの学校もあるため、選ぶ際の基準にするとよいでしょう。

どの学校を選ぶにしても、受験前にオープンキャンパスや説明会に参加して実際に学校の雰囲気を確かめてみることが大切です。
実際に先生や在校生と話せる機会もあるため、オープンキャンパスに参加するのもおすすめです。
最初から1校に絞るのではなく、複数校見学することで、お子さんに合った学校に進学することができます。

高校進学に向けて親ができること

子どもの興味関心を大切に

学校の勉強が苦手でもゲームやイラスト、音楽には没頭できるという場合、そのような授業を開講している学校もあります。

特に定時制や通信制では特色ある授業を行う学校も増えています。

早い段階から情報収集を

学校や塾に通っていれば、情報を入手しやすいですが、不登校になると学校からの情報は限られてきます。
早い段階から不登校でも進学しやすい高校について親は情報を収集することをおすすめします。
しかし、子どもへのプレッシャーになることもあるため、子どもの様子を見ながら寄り添って話をすることが大切です。

子どもが不登校になると高校受験に不利になるのではと不安を感じる方も多いと思います。
しかし、不登校だけで進学を諦める必要はありません。

不登校に理解のある学校や中学時代に不登校でも受験可能な高校が増えています。
アシストでは高校受験に向けた学習指導や受験相談にも応じていますので、お気軽にご相談ください。

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やる気アシストで行う授業のフォローと勉強の習慣づけ

やる気アシストでは学校へ行くことができていないお子さんを多数任せていただいています。

不登校のお子さんは一人でいる時間がほかのお子さんよりも圧倒的に長くなり、必然的に孤独感を感じやすくなります。

また、お子さんが学校にいけないことで、勉強への不安やストレスを感じることもあるかと思います。高学年になってくると「勉強しなければ」という気持ちが強く、焦りや不安が募ってくるお子さんもいらっしゃいます。

アシストでは、このようなお子さんに寄り添い共感することでお子さんの孤独を回避しながら、お子さん1人ひとりにあった方法で少しずつ生活に勉強を取り入れていくところからスタートしていきます。

お子さんの勉強の習熟度に合わせたカリキュラムで「わかる」を引き出し自信や自己肯定感を高めていけるよう指導を行っていきます。勉強の習慣付けではお子さんの自主性を引き出すためにも、決して指示や過度なアドバイスはしません。

「できるところ」「得意なところ」から伸ばしていく指導で、達成感・充実感を感じてもらいながらお子さんが前に進めるようにそっとサポートをしていきます。

また、家庭教師の勉強法は、学校の授業のようにみんなが同じ内容を学習するというような指導ではなく、お子さんの様子を見ながら、分からない所・苦手・テストに出る箇所などお子さんにとって強化すべきポイントを集中学習することができるので、学校や塾に比べ、効率的に学習を進めていくことが可能です!

不登校の間、学校の勉強を両親が付きっ切りで見てあげたり、お子さんを面と向かって褒めるということはなかなか難しいというご家庭も多いです。家庭教師が間に入り、力になれることがあるかもしれません。不登校でお困りの方はまずはお気軽にご相談ください!

ひきこもり支援相談士・不登校訪問専門員の認定資格を取得

やる気アシストでは、ひきこもり支援相談士・不登校訪問専門員の認定資格を取得し、不登校のお子さんをより深く理解し、寄り添い、正しい知識を持って指導に当たれる体制づくりに力を入れています。

認定資格を持つスタッフが中心となり、社内スタッフや家庭教師に向け、不登校の正しい知識をつけるための勉強会や指導を行っています。

また、不登校のお子さんを持つご家族の方に向けても、接し方や声掛けの方法などをお伝えさせて頂いており、ご好評いただいております。

不登校のお子さんは第三者として接することができる家庭教師という存在が大きな役割を果たすことが多いです。私たちアシストは、正しい知識を持った家庭教師が、お子さんの「やる気」や「自信」を引き出しながら、勉強面だけでなく、精神面でもお子さんの良き相談相手になれるよう、お子さんに寄り添いながら指導を行っていきます。

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体験授業では、同じようなお子さんを教えたことのある経験豊富なスタッフがお伺いして、ご家庭の要望やお子さんの希望をお聞きした上でぴったりの方法を一緒に考えていきます。

また、実際に指導が始まった後も気になることや心配なことがあれば、お電話にて専門スタッフが相談をお受けすることも可能です!

不登校は早期に対応することが大切です。具体的な質問や相談が無くても大丈夫!「不登校になってしまって不安…」といった曖昧なご相談でOK!
まずはお子さんのためにお早めにご相談ください!

無料のパンフレットをお送りいたします。