不登校を乗り切るコツ

大体の親は子どもが学校に行かなくなるなどということを普段、考えることはないでしょう。

子どもが不登校になると大多数は戸惑い、心配が高じ、「勉強が遅れる」「この先このままではいけない」等と言ってしまいがちです。

 

ですがこれらのことは、言っても効果はないはかりか、子どもの心は親から遠のいていきかねません。

子どもの年齢や性格、特徴や家庭、学校の環境等により、その期間や合うやり方は様々ですが、コツを抑えれば不登校からの回復の道筋は必ずあります。

コツ① 家庭が安心な場所であること

学校に行かないという選択は子どもにとっては一大決心の末のことです。

親としては原因を一刻も早く知り、解決したいと焦りますが、不登校の原因を探している時期は家庭が安心できない雰囲気になります。

 

様々なことが絡み合い、分かりにくい原因探しよりは、今の子どもの状態をしっかりと見て、家庭が安心できる場にすることが大事です。

家の中に居場所がなくなると自分の部屋に逃げこみ、引きこもることもあります。

 

「学校に行けるようにしなければ」と焦りますが、優先するのはこれ以上、子どもの心の健康を壊さないことです。

 

家庭の安心感、家庭の温かさで心が安定し、元気になれば、原因が分からなくても登校するようになります。

特に低学年では、甘えを受け止め安心感が持てれば短期間に心が整い、何事もなかったかのように登校することが多くあります。

コツ② 子どもと一緒に過ごすこと

子どもの好きなゲームを教えてもらう、一緒に散歩をする、といったことができると良いですが、そうでなくても、一緒に穏やかな時間を過ごすことです。

お互い自分のことをしながら、リビングで一緒に過ごすといった何ということもない日常が、生きていく上での安心感のようなものを子どもに与えます。

大人にとっては大事だと思われる不登校の原因や進路等のことは、子どもが話したいタイミングで話し始めます。

 

場合によっては思春期の子どもでも「今日はお父さんとお母さんと一緒に寝たい」、といったことを言い出すことがあります。

心が苦しい時、不安な時にこのようなことを言い出すのは異常なことではありません。

心配せずに甘えは受け止めていきましょう。

親がゆったりとかまえ、子どもとの時間を大切にすることが安心感につながります。

コツ③ 子どもの選択を尊重する

不登校のお子さんにとって、自信を取り戻し、希望を持つことは大切なことです。

小学校高学年くらいになれば、自分なりの価値観を持ち、自分のことは自分で決めたいと思うようになります。

 

親から見ると心配な選択だったり、リスクを感じる選択だったりするかもしれませんが、頭から否定をしないで選択を尊重しましょう。

親の期待から外れた選択をしてもそれを応援するということも時には必要になります。

コツ④ 学校とのやりとりは継続する

不登校初期の頃は、子どもが辛そうな日々が続きます。

ただ初期の頃ほど、学校の先生の熱心な誘いかけが続くことがあります。

子どもの様子を見て、辛そうなら子どもの苦しさを察して寄り添い、先生とは親がやりとりをするようにしましょう。

 

回復期には先生や友達の誘いが大切な助けになります。

そのためにも学校の先生とのやりとりは継続しておきましょう。

スクールカウンセラーとつながっておくのも助けになります。

コツ⑤ 一歩を踏み出すきっかけ作り

安心して家庭で過ごせるようになり、笑顔が増え、学校の話題がタブーでなくなる頃になると、一歩を踏み出すきっかけ作りをすることになります。

子どもによってそのきっかけは異なります。

状況に合わせ、最適なサポートができるようにしましょう。

 

卒業間近なら、希望する進路の実現に向けてサポートも大切です。

狭い世界しか知らない上での選択ということも充分あり得ます。

色々な選択肢があることもタイミングを見て知らせていきます。

頭から否定しなければ、一緒に考える姿勢が持て、自分で軌道修正をしたり、段階を踏むことを考えたりすることもでき、一歩を踏み出すきっかけになります。

 

自分で決めたことに手応えを感じられると、それが自分を信じる力=自信につながります。

自分で決めたことだからこそ、責任を持ってがんばることもできますので、親は子ども自身が決められるよう、様々な情報を集め、選択肢を示して一歩を踏み出すきっかけを作るようにしましょう。 

家庭が安心な場所であれば、自室に引きこもるようなことにはなりません。

子どもの年齢や性格、特徴によって異なりますが、意識するのは子どもとの時間を大切にすること、子どもの選択を尊重することです。

 

不登校の期間が長引くと、学校は遠い存在になりがちですが、先生や友達のサポートが必要になる時期がくることを考え、親だけでも学校とのかかわりは絶たないようにしておきます。

 

子どもによっては一歩を踏み出す先が、在籍校ではないこともあります。

それも含めて子どもの選択を尊重し、学校にも相談できる関係を作っておきましょう。

 

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やる気アシストで行う授業のフォローと勉強の習慣づけ

やる気アシストでは学校へ行くことができていないお子さんを多数任せていただいています。

 

不登校のお子さんは一人でいる時間がほかのお子さんよりも圧倒的に長くなり、必然的に孤独感を感じやすくなります。

また、お子さんが学校にいけないことで、勉強への不安やストレスを感じることもあるかと思います。高学年になってくると「勉強しなければ」という気持ちが強く、焦りや不安が募ってくるお子さんもいらっしゃいます。

 

アシストでは、このようなお子さんに寄り添い共感することでお子さんの孤独を回避しながら、お子さん1人ひとりにあった方法で少しずつ生活に勉強を取り入れていくところからスタートしていきます。

 

お子さんの勉強の習熟度に合わせたカリキュラムで「わかる」を引き出し自信や自己肯定感を高めていけるよう指導を行っていきます。勉強の習慣付けではお子さんの自主性を引き出すためにも、決して指示や過度なアドバイスはしません。

「できるところ」「得意なところ」から伸ばしていく指導で、達成感・充実感を感じてもらいながらお子さんが前に進めるようにそっとサポートをしていきます。

 

また、家庭教師の勉強法は、学校の授業のようにみんなが同じ内容を学習するというような指導ではなく、お子さんの様子を見ながら、分からない所・苦手・テストに出る箇所などお子さんにとって強化すべきポイントを集中学習することができるので、学校や塾に比べ、効率的に学習を進めていくことが可能です!

 

 

不登校の間、学校の勉強を両親が付きっ切りで見てあげたり、お子さんを面と向かって褒めるということはなかなか難しいというご家庭も多いです。家庭教師が間に入り、力になれることがあるかもしれません。不登校でお困りの方はまずはお気軽にご相談ください!

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