不登校のお子さんとの生活

不登校の子どもとの生活は、子どもが家に毎日居るため親は気苦労が多いものです。

食事の準備をし、家庭の雰囲気を和やかに保てるよう気遣いをしながら、さらに「苦しみを理解すること」「ありのままの子どもを認めること」などとアドバイスをされます。

 

一見、ダラダラと好きなことをして過ごしている子どもの姿を見るとつい、「朝くらいちゃんと起きなさい」「もっと早く寝なさい」と言いたくなります。

具体的には、子どもの生活をどう支えればいいのでしょうか。

生活リズムが乱れる時

好きな動画を見たり、ゲームをしたりしていると、どうしても就寝時間は遅くなります。

そうすると朝は起きられず、放っておくと昼過ぎまで寝ているということにもなりかねません。

これでいいのか、と親としては心配になるのは当然でしょう。

 

しかし「朝はきちんと起きて夜はしっかり睡眠を取るべき」「昼夜逆転は不健康な生活」といった常識は、安心して生活できている人たちの常識です。

不登校の子どもは、朝、普通に起きて登校できない辛さを寝ていることでやり過ごしたい、明るい日差しの下で同年代の子たちが普通に生活している時間をなるべく眠って知らないで過ごしたい、といった気持ちでいることもあります。

夜は学校に行かなくても良い時間で、同級生たちも家で過ごしていますから、罪悪感を持たず心穏やかに起きていることができます。

 

原則として、昼夜逆転の生活をしながら以前よりも安定し元気そうにしているのなら、それが必要な時間、必要な過ごし方なのだと考えてよいでしょう。

不登校の子どもは「寝ても寝てもいくらでも寝られる」という時期を経て心の健康を回復しています。

 

ただ、生活リズムのためには朝食の時間には起こすというのも間違いではなく、それが必要なお子さんにとって必要な時期もあります。

生活リズムを整えていくことは子どもの心の状態を考えながら検討しましょう。

自分の部屋から出たがらない時

不登校のお子さんはあまり家から出たがらず、部屋に閉じこもりがちになることが多くなります。

部屋から自然に出てこられるよう、リビングが心地良い場になるよう工夫しましょう。

 

もしも部屋からも出てこないということが増えるなら、子どもが自分自身を認めてもらっていると思えていないのかもしれません。

親の価値観を押し付けていないか考えるようにしましょう。

家の中に子どもの居場所がなくなると本格的に自分の部屋に引きこもるようになります。

ネット、ゲームが止められない時

ネット依存、ゲーム依存が社会問題になっています。だからと言って完全に取り上げるのは不可能な時代です。

 

特に不登校の子どもの生活にネット、ゲームは切っても切り離せないものです。

自室に引きこもるような時、何をしているのか心配になりますが、ここは親のがんばりどころです。

ゲーム、ネット依存になるのは、信頼できる人との関係がうまく作れないから、という見方もあります。

もともと人とのコミュニケーションが好きではないという人もいるでしょう。

 

ネットやゲームのルールを一緒に決めるようにします。

ルールを作ってもなかなか守れないかもしれません。でもルールがあるということが大事です。

ルールがあれば、守れるルールにするためにどうすればいいか話し合い、そこで親子のコミュニケーションがうまれます。

険悪にならないよう、親も気持ちのコントロールが必要です。頭ごなしにルールを押し付けてはうまくいきません。

 

子どものはまっているゲームやYoutubeなどについて興味を持って聞き、子どものはまっているゲーム、ネットの世界を知ることから始めましょう。

親が自分の好きなことに興味を持ってくれた、おもしろさを分かってくれた、ということも大切です。

不登校のお子さんは、理由は特定できないことが多いですが、自分が自分らしく居られない状態であると考えられます。

まずは家の中で「自分がありのままの自分でいて大丈夫」という安心感を持てることから始めるのが原則です。

親は常識的な時間の流れの中で生活しているので、「生活リズムくらいは何とか整えたい」と思うかもしれませんが、不登校の子どもは、自分自身が自分でいい、という心の基盤が出来るまでは一般的な社会の時間に合わせるというのは難しいかもしれません。

 

常識的な生活リズムで、学校に行かないまでも勉強をする、というような生活は、まだ安心感の持てていない子どもにとっては、土台のないところに家を建てるようなイメージです。

安心感が持てて機嫌よく過ごせるようになるまでは土台作りの時期、と柔軟に考えましょう。心身の回復が進めば「少し早く起きよう」と自然に気持ちが前向きになります。

 

ただし、思春期に入る前の小学生の子どもは、生活リズムを自分で整えたり、ゲームとの付き合い方を自分で考えたりするのは難しいことも多いでしょう。

親の主導権も発動させ、一緒に取り組むようにしましょう。

 

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やる気アシストで行う授業のフォローと勉強の習慣づけ

やる気アシストでは学校へ行くことができていないお子さんを多数任せていただいています。

 

不登校のお子さんは一人でいる時間がほかのお子さんよりも圧倒的に長くなり、必然的に孤独感を感じやすくなります。

また、お子さんが学校にいけないことで、勉強への不安やストレスを感じることもあるかと思います。高学年になってくると「勉強しなければ」という気持ちが強く、焦りや不安が募ってくるお子さんもいらっしゃいます。

 

アシストでは、このようなお子さんに寄り添い共感することでお子さんの孤独を回避しながら、お子さん1人ひとりにあった方法で少しずつ生活に勉強を取り入れていくところからスタートしていきます。

 

お子さんの勉強の習熟度に合わせたカリキュラムで「わかる」を引き出し自信や自己肯定感を高めていけるよう指導を行っていきます。勉強の習慣付けではお子さんの自主性を引き出すためにも、決して指示や過度なアドバイスはしません。

「できるところ」「得意なところ」から伸ばしていく指導で、達成感・充実感を感じてもらいながらお子さんが前に進めるようにそっとサポートをしていきます。

 

また、家庭教師の勉強法は、学校の授業のようにみんなが同じ内容を学習するというような指導ではなく、お子さんの様子を見ながら、分からない所・苦手・テストに出る箇所などお子さんにとって強化すべきポイントを集中学習することができるので、学校や塾に比べ、効率的に学習を進めていくことが可能です!

 

 

不登校の間、学校の勉強を両親が付きっ切りで見てあげたり、お子さんを面と向かって褒めるということはなかなか難しいというご家庭も多いです。家庭教師が間に入り、力になれることがあるかもしれません。不登校でお困りの方はまずはお気軽にご相談ください!

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