不登校の再発防止~親ができることは?~

子どもの不登校は親に様々なことを突き付けてきます。

そして親は、子育てを振り返りながら、子どもの性格や特徴、友達関係、学校のこと、自分のこと、夫婦関係等、様々なことを考えさせられたはずです。

子どもの様子を見たり、子どもから言われたり、カウンセラーや先生から聞いたりしたことで、反省することもあったのではないでしょうか。

 

不登校の再発防止策は、考えた様々なことをこれからの生活に生かしていくことです。

登校再開時期に特に気をつけること

子どもが登校を再開すると、親は感慨もひとしおです。

「登校してくれてうれしい」「がんばって」「応援してるよ」などと言いたくなりますが、子どもによっては親が喜ぶのがうれしい反面、負担にもなります。

 

この時期、子どもは不安と緊張で疲れがたまりやすい状態です。

子どもの登校を大げさに喜んだり、励ましたりすると、期待がプレッシャーのように感じます。何も言わずに普通にさらっと送り出しましょう。

 

「子どもは子どもの人生がある」と不登校の間は見守っていたのに、子どもが登校し始めるとまた親の期待が出てきます。

心の中にあるものはふとしたときに出て、ことばや態度に考え方が表れ、親の本心はすぐに子どもに見抜かれます。

 

親には言わないかもしれませんが、この時期はクラスメイトに「何で休んでたの?」と聞かれるたびにドキドキし、どの教科も久しぶりで勉強にはついていけずにいます。

学校はいるだけで踏ん張らなければいけないところかもしれません。

 

張り切り過ぎていると感じる時にはむしろ「無理しなくていいから」「早く帰ってきてもいいよ」とブレーキをかけてあげるくらいでいることが必要です。

学校の先生とも登校ペースを相談しておくとよいでしょう。

 

休むようでもそっとしておきます。

親の「大丈夫、この子は私の子なんだから」という確信が結局はいちばんの支えになります。

休みながら学校にまた慣れていくはずです。

子どもと家族のコミュニケーションを心がける

親が子どもの話をよく聞いている、分かっている、ということが子どもの安心感につながります。

 

夫婦の言い争いなどが激しい家庭ではそれを敏感に感じる子どもは「自分がダメだから」と自分を責め、自己肯定感が下がるということがあります。

不登校から回復しても、家庭は安心できる場であってほしいと思います。

 

ただ思春期の子どもの心の扉はなかなかすんなりとは開きません。

学校での様子もなかなか話さないことが多いでしょう。

無理に聞き出そうとせず、自然に子どもの方から話し始めるのを待ちましょう 。子どもの話は途中で遮らず耳を傾けます。

特に思春期の子どもには求められていないアドバイスはしないというくらいの距離でいるようにします。黙って聞くことも大事です。

過保護過干渉の親に逆戻りしない

子どもが困難にぶつかったと時でも叱咤激励の割合は減らし、自分の気持ちや考えを整理して、何を優先させるか、どういう心持ちでいるようにするか、といったことを意識して子どもに考えさせるようにします。

親の正論は最も聞きたくないものです。

自分の中にある固定観念が正しいと思わず、お子さんのすることを黙って見守ることも大事なことです。

 

小学校高学年くらいになると、親が口出ししない方が子どもは自分で大抵のことはできます。

子どもの力を信じましょう。

自分では過干渉のつもりでなくても「宿題しなさい」「どうしてもっと計画的にやらないの」とイライラしながら言うことが、結局子どものやる気を削ぎます。

 

宿題をやらない、忘れ物をする、部屋が汚い等といったことは子どもの問題です。

子どもが助けを求めてきたらそれに応えるけれどあとは危険なことではない限り、見守ってみましょう。

少し困れば子どもは自分自身で考えて行動を変えられます。

親は親の人生を生きる

子どもの人生と自分の人生は別のものと意識し、物理的にも心理的にも距離が取れるようになると、子どもの一挙手一投足が気にならなくなり、子どもは親の期待から自由になります。

 

 親が自分自身の人生を楽しんでいると、大人になるのは楽しそうだ、と生きる希望になります。

親は最も身近な生きるモデルとなるのです。

相談機関を利用する

悩みを人に相談できることもひとつの能力です。

子どもの様子をよく見て、心配なことがあったら年齢や性格特性に応じたかかわりについて相談をすると決めておくのもひとつの方法です。

何かあったらあそこに相談に行こう、ということが決まっているだけでも安心して子育てができるものです。 

子どもが不登校だった時は、同年代の子どもたちが楽しそうにおしゃべりしながら歩いている姿を見るだけでうらやましくて涙があふれる・・・ということもあったのではないでしょうか。

不登校の子どもとの生活の中で親も様々なことに向き合い、成長してきました。

 

なかなか納得できないことかもしれませんが、長い目で見ると子ども自身の心の適応のためには不登校が必要だった、ということもあります。

不登校はよくさなぎの時期だと例えられます。

家の中で何も変わらず怠惰な生活をしているように見えていたかもしれませんが、心は成長しています。

蝶になってはばたく日のために、必要な時期だったのです。

 

そう考えると、社会に出てから積み残してきた課題が露呈するよりは、子どもの内に不登校の背景にある課題をきちんと解決しておいた方がよいという考え方もあります。

子どもとの距離が適切かどうか年齢に応じて考えながら、親も益々成長していきましょう。

 

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やる気アシストで行う授業のフォローと勉強の習慣づけ

やる気アシストでは学校へ行くことができていないお子さんを多数任せていただいています。

 

不登校のお子さんは一人でいる時間がほかのお子さんよりも圧倒的に長くなり、必然的に孤独感を感じやすくなります。

また、お子さんが学校にいけないことで、勉強への不安やストレスを感じることもあるかと思います。高学年になってくると「勉強しなければ」という気持ちが強く、焦りや不安が募ってくるお子さんもいらっしゃいます。

 

アシストでは、このようなお子さんに寄り添い共感することでお子さんの孤独を回避しながら、お子さん1人ひとりにあった方法で少しずつ生活に勉強を取り入れていくところからスタートしていきます。

 

お子さんの勉強の習熟度に合わせたカリキュラムで「わかる」を引き出し自信や自己肯定感を高めていけるよう指導を行っていきます。勉強の習慣付けではお子さんの自主性を引き出すためにも、決して指示や過度なアドバイスはしません。

「できるところ」「得意なところ」から伸ばしていく指導で、達成感・充実感を感じてもらいながらお子さんが前に進めるようにそっとサポートをしていきます。

 

また、家庭教師の勉強法は、学校の授業のようにみんなが同じ内容を学習するというような指導ではなく、お子さんの様子を見ながら、分からない所・苦手・テストに出る箇所などお子さんにとって強化すべきポイントを集中学習することができるので、学校や塾に比べ、効率的に学習を進めていくことが可能です!

 

 

不登校の間、学校の勉強を両親が付きっ切りで見てあげたり、お子さんを面と向かって褒めるということはなかなか難しいというご家庭も多いです。家庭教師が間に入り、力になれることがあるかもしれません。不登校でお困りの方はまずはお気軽にご相談ください!

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