今回は、いろいろな表現方法について学んでいきたいと思います。
国語の物語文や詩などの問題。文法問題等でよく出てくるのでしっかり押さえていきましょう!
物事を他のものに例えて表現することを比喩と呼びます。
比喩の中には大きく分けて3種類あります。
「ような」、「みたい」、「ごとく」などの言葉を使って例える方法のことを「直喩」と呼びます。
例:「まるで怪獣のようないびきだ。」「あの子の笑顔はひまわりみたいに明るい。」
直喩とは逆に、「ような」などの言葉を使わずに例える方法のことを「暗喩(隠喩)」と呼びます。
例:「あの博士は数学の魔法使いだ。」「失恋は人生のスパイスだ。」
人間でないもの様子や動作を人間の様子や動作に例える方法を「擬人法」と呼びます。
例:「空が泣いている。」「ペンが走る。」
この節では詩などでよく使われる用法を学んでいきます。例文と一緒に見ていきましょう。
文の成分の順序を入れ替える方法のことを「倒置」と呼びます。
この方法を使うと一番伝えたい内容を最初に持ってくるので、印象的な文にできます。
例:「夜空に輝く星を見上げてごらん。→見上げてごらん、夜空に輝く星を。」
「彼がなぜそんなことを言ったのか、私にはわからない。→私にはわからない、彼がなぜそんなことを言ったのか。」
同じ言葉をくり返す方法のことを「反復」と呼びます。
例:「前へ進もう→前へ、前へ、進もう。」「もう一度会いたい→会いたい、会いたい、もう一度会いたい。」
形や意味が対応するように言葉を並べる方法のことを「対句」と呼びます。
例:「よく食べ、よく寝て、大きく育つ。」「魚は水中を泳ぎまわり、鳥は大空を飛びまわる。」
この節は読解問題全般でよく出てくる技法を学んでいきます。例文と一緒に見ていきます。
句末や文末を体言で止める方法のことを「体言止め」と呼びます。
例:「沖縄で群青色の空は、とてもきれいだった。→沖縄で見た群青色の空。とてもきれいだった。」「その店で食べたケーキはとても美味しく、今でも忘れられません。→その店で食べたケーキの美味しさ。今でも忘れられません。」
文や文章の途中で言葉を省く方法のことを「省略」と呼びます。
例:「とびらを開けると、そこには・・・。」「少年たちは息をひそめて・・・。」
最後までお読みいただきありがとうございました。
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