ここからは世界各国の地理を学んでいきます。
前回は南アメリカ大陸に属する南アメリカ州について学んでいきました。
今回はアフリカ大陸に属するアフリカ州について学んでいきましょう!
アフリカ大陸の最大の特徴は北緯17度よりも北に広がる広大な砂漠(サハラ砂漠)です。
この南の地域は、サヘルと呼ばれ、急速な砂漠化が問題となっています。理由としては、新しい農地を切り開くための焼畑農業や、急増した人口に対応するために家畜の数を増やす過放牧が挙げられます。
河川はアフリカ大陸最長の川であるナイル川が有名です。
他には、かつて内海であったエチオピア高原や、コンゴ盆地などがあります。
アフリカ大陸は、ちょうど真ん中のあたりに赤道が走っていて、そこから南北に対称に気候が変化していきます。赤道付近は熱帯となっていて、大陸の中央付近は、低い木や草原が見られるサバナ気候が広がっています。
そこからさらにいくと、北部ではサハラ砂漠が、南部ではカラハリ砂漠などが広がる乾燥帯になり、南北それぞれ海岸沿いまでいくと温帯が広がっています。
アフリカは人類誕生の地とされていて、古代エジプト文明なども栄えて早くから人々が生活していました。
16世紀になると様々な資源を求めて、ヨーロッパ人が往来するようになりました。そこから19世紀半ばまで多くの人々が奴隷として、南北アメリカ大陸へ行くことになりました。
19世紀後半にはヨーロッパ諸国の植民地となり、サハラ以南の国の多くの公用語が、英語やフランス語になり、キリスト教徒も増えました。サハラ以北の国々はアラビア語を話し、イスラム教を信仰しています。この時の名残で、いくつかの国境が植民地時代に経線や緯線によって決められたので、直線的になっています。
20世紀後半の南アフリカ共和国では、黒人を中心として非白人の人々に対して、白人を優遇する「アパルトヘイト」と呼ばれる人種隔離政策が取られました。この政策は、国際的な批判を浴びながらも、1994年まで続きました。
第二次世界大戦後に各国が独立し、1960年には17か国が独立し「アフリカの年」と呼ばれるようになりました。
現在もヨーロッパの国々と強いつながりがありますが、アフリカの50以上の国が加盟するアフリカ連合(AU)などアフリカ地域での連携を強めています。
アフリカの産業は特定の農産物や鉱山資源の輸出にたよる(=モノカルチャー経済)国も多く、天候や価格変動があり、不安定であることが課題です。
アフリカの農業は、植民地時代からプランテーションでの大規模農業が盛んです。
現在でも、ガーナなどギニア湾岸沿いのカカオ、タンザニアのコーヒーやケニアの茶などの輸出用の商品作物の栽培が多いことが特徴です。
アフリカの鉱業は以下が有名です。
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