理科の勉強のコツ

英語や数学と比べると、比較的暗記要素の強い「理科」。単元と単元とのつながりも深くないので、同じ「理科」でも得意な単元と苦手な単元がはっきり分かれてしまているお子さんも多いのではないでしょうか。

ただ、主に公立の高校入試では、どの都道府県でもすべての単元がバランスよく出題されています。どれか一つでも苦手な単元をつくってしまうと、入試問題によっては大幅に点数を落としてしまいかねないので、理科の受験勉強では苦手な単元をつくらないように、バランスよく力をつけることが大切です。そこで今回は、理科の分野ごとの特徴と、それに合わせた勉強のポイントをご紹介します!

「理科」の学習ポイント

理科のなかでも、さらに第1分野と第2分野に分けられます。第1分野では物理と化学、第2分野では生物と地学を取り扱います。アシストでお悩みやお問い合わせを受けていると、比較的第1分野を苦手としているお子さんが多いという印象です。

第1分野と第2分野、それぞれに特徴や傾向があるので、それらに合わせた勉強をしないと、暗記するのにも時間がかかってしまってほかの教科の勉強にかける時間が無くなってしまったり、たくさん勉強したのに点数が伸び悩んでしまう原因になるので、以下に分野ごとに勉強のやり方をお伝えしていきます。

第1分野(物理・化学)の勉強

第1分野を苦手とするお子さんが多い大きな要因は「『目に見えないもの』を取り扱うことが多い」という点です。また第1分野では、単純な暗記だけではなく、覚えた知識をもとに公式に当てはめて計算をしたり、作図をしたりが求められるため、ただ暗記だけをしてしまっているお子さんに関しては、たくさん時間をかけて勉強している割になかなか点数に結びつかいない・・・ということになってしまいます。

 

理科にはさまざまな語呂合わせがありますが、言葉として覚えるだけではなく、公式であればそれがどのような仕組みなのかまで理解を深めたり、「力」や「原子・分子」などといった目に見えないものは動画を見たり、絵や図を活用してなるべく可視化することによって理解を深めていくと効果的です。

第2分野(生物・地学)の勉強

第2分野は、暗記要素が強い理科の中でもさらに覚えることが多い分野です。最近では、暗記用語集のような参考書が販売されていることも多く、それらをうまく活用して覚えることも有効ですが、それよりもおすすめしているのが、自作で暗記ノートを作ることです。

やることがたくさんある受験勉強の中で、さらにノートまで作るとなると効率が悪いんじゃないかと思われるかもしれませんが、ノート作りにはメリットがたくさんあります!

 

例えば生物だと、「違い」に着目した問題が出されることが多いので、植物と動物の違いを比較しながらまとめるなどすると、単純に覚えるよりも書きながら関係性を頭の中で整理することができます。

ただし、ノート作りはやはり時間がかかってしまうので、テストや受験直前に慌ててやるのではなく、余裕をもって取り組むようにしましょう。

苦手な単元こそ伸びしろ

分野ごとにそれぞれが独立している「理科」は苦手教科に挙げるお子さんも少なければ、それと同じくらいに得意教科に挙げられることも少ないです。そういった意味では、ほかの教科だと苦手を見つけるのが大変でも、理科の場合は自分の苦手な分野がはっきりわかりやすいのが特長だと言えます。

苦手にしている分野を伸ばせた分だけ、理科全体の点数をアップさせることができるということなので、苦手分野にも挑戦して、さらに点数アップを目指せるようにしていきましょう!

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