社会の受験勉強のコツ

「社会」は5教科のなかでも一番暗記の要素が強い教科です。覚えている知識が多ければ多いほど点数にも結び付きやすいので、社会科に関しては、どれだけ勉強時間を確保できるかが点数アップに直結します。

しかし覚える量もとても多いので、それをひたすらに暗記していくのではなく、ある程度効率よく覚えていく必要があります。分野ごとに特徴もあるので、それぞれに合った方法で効率よく知識をつけていきましょう!

高校入試での「社会科」って・・・

社会科は「地理」「歴史」「公民」の3つの科目に分けられます。公立高校の場合、ほとんどの地域で3科目がバランスよく出題されています。知識に偏りをつくらないためにも、バランスよく勉強していくことが高得点を狙うカギです。ここでは、3つの科目ごとに勉強法を紹介していきます!

地理

アシストで中学生のお子さんを見ていると、社会科の勉強のなかだと、「地理が得意!」という人よりも「歴史が得意!」という人の方が多いように感じます。

地理は、暗記した知識を問われる一問一答形式のようなもののほかに地図やグラフなどの資料を読み取ったり、時差などの計算問題まで実は幅広い力が必要なのが特徴です。

知識の詰込みだけだと、ある程度のところまでは対応ができても、そういった「知識」を活用して解く問題には対応できなくなってしまいます。資料や地図の読み取り、時差の問題などは、いろんな種類の演習問題に触れることが大切なので、学校のワークや参考書、入試の過去問など、少しでも多くの問題と出会える機会を増やすのが有効です。

歴史

歴史は社会科のなかでも最も暗記することが多いので、記憶力に自信のあるお子さんや、歴史的事柄に興味があるお子さんは「歴史が大好き!」という場合も少なくないです。ただ、そうではないお子さんの場合、膨大な量を暗記するのには、時間を割く必要があるので、どうしても点数には限界が出てきてしまうように感じます。

また、歴史というともちろん、並べ替え問題など時代の流れの理解を問うような問題も出されます。単語の暗記というわけではなく、流れで覚える必要があるので工夫が必要です。

そんな歴史を効率よく覚えるのにおすすめなのが、教科書を音読していくという方法です。学校の教科書は基本的に時系列順に書かれています。歴史の用語は紛らわしいものや、長いものが多いので、書いて覚えるのだと効率が悪くなってしまいます。

音読することによって、時系列を意識しながら効率的に覚えることができます。

公民

公民は中学3年生に入ってから学習する科目です。中学3年というと、受験勉強も本格的にスタートしてくる時期なので、公民に関しては、定期テストに向けた勉強と受験勉強を並行して進めていくことが成功のカギです。

他の科目と同じく、暗記が中心にはなりますが、時事問題が出題されるのが公民の最大の特徴です。時事問題は教科書や参考書には載っていないような内容になるので、普段からニュースや新聞を読む習慣をつけておきましょう。受験勉強としてだけではなく、社会情勢について関心を寄せたり情報を取捨選択したりすることは、高校に進学してからも必要なスキルなので、ご家庭のなかでも時事問題に関する話ができるといいですね!

「基礎力」が物を言う社会科

暗記以外の部分を中心に勉強で気を付けるポイントをお伝えしましたが、そうは言っても、やはり社会科の勉強で一番重要なのは知識の暗記という「基礎」の部分です。基礎がしっかり分かっていてこそ読み取り問題や、記述問題に活かすことができます。

暗記に才能やセンスは特に必要はありません!頑張れば頑張っただけ点数アップが期待できるのが社会科です。高校入試は5教科の合計点で合否が決まるので、「得意な教科なんてない・・・」というお子さんは、ぜひ社会で志望校に近づきましょう!

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