【英語】前置詞のイメージをつかもう!

英語には「名詞」「動詞」「形容詞」「接続詞」など様々な品詞から構成されていますが、
それ以外の大事な要素の1つとして「前置詞」があります。
前置詞は名詞の前に置いて、その名詞の状態を表すという重要な役割がありますが、
前置詞の数は結構あり、しかもそれぞれに意味が複数あったりして覚えられない!という方が多くいらっしゃると思います。
また、英語の文章には大体登場してきますのでいわば「名脇役」みたいな存在です。

今回はこの前置詞の意味を暗記的に覚えるのではなく、「イメージ」をすることで理解する方法を紹介していきたいと思います!

目次

①on:「接触」のイメージ

onのイメージは「くっつく」です。
もう少し丁寧な言い方をすると、「接触」していることを示す前置詞です。

例.Apple is on the desk. リンゴはその机の上にある。
リンゴが机の上にある、ということなので、何か上の意味を持つ前置詞なのかな?と思いがちですが、
机と接触しているということもできるので、これはon the deskで表現します。

例.Picture is on the wall. 絵はその壁にある。
onが「何かの上に載っている」という考えだと、なぜこれが正しいのか悩むところですが、
「くっつく」というイメージがあれば、何の違和感も無くなります。
「絵が壁に接触している」ということですから、on the wallと表現します。

②at:「指をさす」イメージ

atのイメージは「一点を指さす」です。
指をさす対象は、場所だけでなく時間にも適用されますが、その「一点」というところに変わりありません。

例.She is at the lake. 彼女は湖にいる。
湖という場所にいる彼女を指さしで確認するイメージの為、atを用いて表現します。
さしずめ、「あっ、見つけた!」って感じですね。

例.I’ll eat dinner at six o’clock. 6時に夕飯を食べるつもりです。
atはある一点の時間を示すこともできます。
この時は指の代わりに時計の針が6時をさしているイメージですね。

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③in:「中にある」イメージ

inのイメージは「~の境界の中で」です。
inは沢山の意味がありますが、基本的に「明確な境界があって、その中にある
というイメージでとらえれば間違いありません。

例.I am in the park. 私は公園の中にいる。
the parkの中にいる、ということなので、inです。最も一般的な用法かと思います。

例.Please speak in English. 英語で話してください。
Englishを使って話すということなので、withとかの方が合うんじゃないか?と思ったことがある人もいるかもしれませんが、これはinで示します。
これは、「英語という空間(条件)の中で話して」という意味で捉えることができるため、境界の中という意味のinを用いて表現します。

他にもinのつく文章の中には、どうして?と思うものもあるかもしれませんが、この捉え方が出来るか考えてみると、より理解が深まると思います。

④to:「矢印」のイメージ

toは「~に向かう」という矢印のイメージです。

例.Happy birthday to you. 誕生日おめでとう。
この文の場合、前置詞はyou(あなた)について説明しますが、文を直訳すると「あなた”という対象に対して”誕生日おめでとう」という意味となるので、気持ちが「向かっている」toを用います。

例.I am heading to the office right now. 私は今職場に向かっています。
この文では場所へ「向かっている」という意味となるtoを用います。

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⑤into:「in」+「to」のイメージ

intoはinとtoを組み合わせたものです。すなわち、「inという空間(境界)の中に向かう」というイメージです。空間イメージだけでなく、方向のイメージが追加されたものと思ってください!

例.He came into a restaurant in NewYork. 彼はニューヨークのレストランに入っていった。
前置詞の説明するものはa restaurantで、このレストランという空間の中に入っていく、という動作を伴うので、inではなくintoで示します。

例.I am about to go into business. 私は丁度事業を始めるところだ。
この文では「businessという空間の中に入っていく」ということなので、intoが当てはまります。

intoには他にも衝突などの意味を付与することもありますが、基本的に「空間(境界)の中に向かう」というイメージを持てば、連想できるかと思います。

ポイントまとめ

  • onは「接触する」というイメージ
  • atは「指をさす」というイメージ
  • inは「中にある」というイメージ
  • toは「向かっていく」というイメージ
  • intoは「空間(境界)の中に向かっていく」というイメージ

定期テストなどで、「前置詞の意味を勉強したのに、忘れてしまった…」という場合や、「全く見たことのない文だ…」というときに、日本語訳からイメージを汲み取って正解を導けるかもしれません。単語の暗記よりも広範囲で応用が利くので、ぜひ覚えてみましょう!

この記事を書いた人

家庭教師のやる気アシスト編集部

家庭教師のやる気アシスト編集部は小・中・高校生のお子さんを持つスタッフばかり。わが子の勉強に悩む当事者として、勉強のコツや不安など当事者の目線で記事にしています。
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