「内申点」という言葉を知っていますか?「受験で大切な情報」ということは分かっていても、実際内申書って何が書かれているのか、合格にどれくらい影響するのかまではよく知らないという方も多いです。
特に中学1,2年生のお子さんでは、受験まではまだ時間もあるので知らない人も多いかもしれません。しかし、内申点というのは実は受験生だけではなく中学3年間を通して重要なものなんです。
そこで、ここでは実は知らない「内申点」について詳しく紹介していきます。
中学校が、学校での生徒の学習状況や、生活状況をまとめ、高校へ提出する書類の中に「調査書」というものがあります。この調査書の項目のうち、主に「評定」の部分を点数化したものを「内申点」と呼びます。評定は、分かりやすく言うと、通知表に書いてある5段階評価のことです。
評定を内申点に変換する算出方法は、自治体や高校によって異なります。
しかし、通知表の段階評価の部分が内申点に影響することはどの地域でも変わりないので、成績が上がるということは、内申点も上がるということです。
評定のつけ方は、以前は「相対評価」によってつけられていました。相対評価とは1~5の各評定に入る割合が決まっていて、そこに順番に割り振っていくやり方です。例えば『成績で「5」がつく人は全体の5%、「4」は15%・・・』のような評価の仕方です。
それに対して現在は「絶対評価」で成績をつけるようになっています。絶対評価とは『○○ができたら「5」、△△までできたら「4」・・・』というように、一定の目標が達成できた人全員にその評価をつけるという評価方法です。
これによって、子どもたち同士が競い合うのではなく、一人ひとりの頑張りが評価されるようになりました。
中学1年から中学3年までのどの期間の成績が調査書に影響するかは各都道府県によって異なります。
3年間分の成績が各学年等しく重要視される場合や、3年間分影響するけれど、1年から学年が上がるにつれて重要視される場合、3年生の成績だけの場合、など変わってくるので、一概にいつから意識しだすべきとは言い切れません。各都道府県や、高校のホームページなどで確認しましょう。
ただ、これも年々変化するものなので、「内申点」については早いうちから意識しておいて損はありません!
学校の勉強というと、どうしても受験科目である5教科の勉強ばかりに意識が向いてしまいますが、調査書には、入試では取り扱わないからこそ、ほかの教科も公正に評価に加えるべきだとして実技教科の4教科が含まれる場合が多いです。
実技教科は、定期テストの回数も5教科に比べて少ないことがほとんどで、授業数もそもそも少ないので、1回1回のテストや授業に真剣に向き合うべきだと言えます。
成績は、テストの点数の影響が一番大きいですが、それ以外にも出欠や遅刻早退学校生活で意識できることはたくさんあります。
成績の評価の観点には「関心・意欲・態度」というものが、各教科にあることを知っていますか?授業中の発言回数や、活動にどれだけ積極的に参加できているか、また、宿題などの提出物をしっかり期限内に出しているかなどです。
勉強に関して、すぐに成果を出すのは難しいですが、授業態度などは今日からでも意識を変えていくことができるはずです!
小さなことの積み重ねですが、入試で、あと1人合格できるところに同じ点数の人が自分ともう一人いた場合、あなたが高校の先生ならどちらに入学してほしいと思いますか?
そういった意味でも、普段から入試を見据えて大切にしたいのが「内申点」(調査書)なんです!
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