入試の選抜方法のなかには「小論文」を実施しているところがあります。小学生のころから「読書感想文」や「作文」は書いたことがあっても、「小論文」って何が違うのかな?と思っている方も少なくないはずです。
そこでこのページでは、小論文とはどのようなものか、書く時の注意点についてお話しします!
小論文の特徴を、作文と比較して説明していきます。
作文は自分が経験したことなどの事実や、感想を述べるものです。ですから、作文の文末は多くの場合「~だと思う」だったり「~が嬉しかった」などのようになります。
それに対して小論文は、資料や文章などを読み取って、自分の意見とその根拠を述べるものです。なので感想を述べたりするのは減点の対象になってしまいます。感想というよりは、自分の考えや立場を明らかにして、それに理由を加えながらさらに自分の意見を強くしていくというのが小論文の考え方です。
小論文に限ったことではないですが、問題はしっかりと読むようにします。出題側の意図と違った回答をすればどれだけいいことを書いていても減点されていしまいます。しかし反対に、「求められていることは何なのか」に沿って書くだけで、点数につなげることができます。
例えば・・・
・「自信の立場を明らかにし・・・」→賛成か反対かをはっきりと書く
・「資料を要約して・・・」→資料を読み取ったうえで、簡単に説明する
・「理由/具体例/経験を入れて・・・」→指定されたものを交えて書く
小論文の構成として、「序論→本論→結論」の順で書くと、自分の意見がまとめやすいです。
【序論】自分の意見や立場を明確・簡潔に書く(文章全体の5~10%)
↓
【本論】根拠を述べる(文章全体の80%程度)
↓
【結論】自分の意見や立場を再度述べる(文章全体の10~15%)
序論と結論は一貫性を持たせなければなりません。後から見直して、はじめと終わりで言っていることや立場が違っていたり、文章がまとまらない・・・とならないように、いきなり書き始めるのはなく、構成を考えてから書き始めるようにしましょう。
小論文は、たいていの場合文字数に指定があります。内容も大切ですが、まずは字数制限に気を付けて書きましょう。基本的に、制限された文字数の前後1割を目安に書くといいと言われています。
例えば・・・
・「500字以内」と書かれている場合→450~500字(500字は絶対に超えない)
・「500字以上800字以内」と書かれている場合→9~10割を目指します。720字~800字で書けるとGOODです。
・「500字程度」と書かれている場合→450字~550字
原稿用紙の使い方に注意しましょう。「段落の初めは1マス空ける」などの基本的なルールや、「適度に改行や段落を活用する」などの読みやすくするための工夫をして、正しく、わかりやすくすることを意識します。
小論文では、話し言葉はNGです。自信がない場合は調べておきましょう。また、「ら抜き言葉」や「い抜き言葉」も使わないように、普段から意識しておくといいです。
小論文は、入試の科目のなかでも対策がしづらいのもです。ですが、気を付ける部分や、今回挙げたポイントをつかむことによって書き方のパターンは決まってきます。
小論文で 大切なのは何度も練習をして、たくさんの人に読んでもらうことです。学校の先生や保護者などに協力してもらい、繰り返し練習することによって感覚が身についてきます。もちろん、私たち家庭教師のやる気アシストでも小論文の添削や対策をサポートしています!
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