小学校6年生のお子さんへの教え方

家庭教師のやる気アシストへの学年別指導方法。小学校6年生のお子さんへの教え方を紹介します。
小学校6年生はどんなことを学ぶのか、アシストではどのような指導・サポートができるのかを紹介していきたいと思います。

文部科学省生きる力
https://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/new-cs/

小学校6年生ではどんなことを学ぶの??

小学校6年生は全教科の中で国語と算数を一番多く学びます。また、社会の時間数が増え、理科の時間数と同じになります。そしてプログラミングも学びます。

国語では新出漢字だけではなく、すでに学習した漢字をマスターすることが最大の課題といえます。6年間で見ると「1026字」の漢字を学びました。特に、「医師・意志」などの同音異義語はつまづきやすいポイントの一つです。

算数では分数の掛け算・割り算、図形の対称、角柱・円柱の体積、グラフや資料の読み取りなどを学びます。1年生から5年生までに習ったものを土台にさらに発展した内容になります。割合や量の単位のほか、グラフを用いて資料を調べることも。図形では対称や拡大・縮小を学習します。

区分 第1学年 第2学年 第3学年 第4学年 第5学年 第6学年
国語 306 315 245 245 175 175
算数 136 175 175 175 175

175

理科 0 0 90 105 105

105

社会 0 0 70 90 100

105

生活 102 105 0 0 0

0

音楽 68 70 60 60 50

50

図画工作 68 70 60 60 50

50

家庭 0 0 0 0 60

55

体育 102 105 105 105 90

90

道徳 34 35 35 35 35

35

外国語 0 0 0 0

35

35

総合 0 0 70 70

70

70

特別活動 34 35 35 35

35

35

総授業数 850 910 945 980

980

980

小学校6年生のつまずくポイントは??

国語のつまずきポイント

国語のつまずきポイントは、「読解する」「要約する」の2点です。具体的に見ていきましょう!

読解する
小学校6年間で学んできたことの集大成です。文章の中に、抽象的な表現や比比喩表現が多く使われています。つまり、文章の言葉から、登場人物の気持ちの移り変わりや場面の変化を想像しながら読み取ることが求められます。登場人物の気持ちが文字どおりではないため、つまづきやすいポイントといえます。


要約する

5年生の要約よりも求められるもののレベルが上がり、ただあらすじを書くのではなく、「筆者が何を言いたいのか」を把握し、簡単に説明することが大切です。
これは大人にとっても難しいことです。できるだけたくさん本を読んだり、文章を書いたりすることで要約する力は育まれます。

算数のつまずきポイント

算数のつまずきポイントは、「速さ」「比例」「体積」の3点です。

速さ

速さは速さ・距離・時間の3つの視点から考える必要があるため、つまずく子供が多いようです。さらに、「時速」から「分速」へ単位変換する時に、「1時間が60分だから、60をかけたらいい?割ったらいい?」と分からなくなる場合もよくあります。

ややこしい内容であるため、すぐに理解できないからダメだと落ち込む必要はありません。何度も問題を解くことで、理解できるようになっていきます。間違えた問題を何回もくり返し解くこともおすすめです。

 

比例
比例は2つの数の関係をグラフや表だけではなく、式でも表します。5年生で習う比例と違って、xやyを使った式が出てきます。xやyを使った式は、親世代は中学校で学んだ内容ですが、現在は小学校6年生で習います。式だけではなく、比例の意味を考えながら問題を解くようにしましょう。

 

体積

紙にかかれた立体を、三次元で想像しながら計算することは6年生にとってハードルが高いです。問題をくり返し解くことはもちろん大切ですが、生活の中で箱などの立体のものに触れることが重要です。

理科のつまずきポイント

理科のつまずきポイントは「考察する力」です。

考察する力

実験結果を予想したり、結果から分かることを考えたりなど、根拠を持って考える場面が多いです。また、「Aの場合は〜になったから、Bの場合はきっと〜するだろう」という推論する力も求められます。

理科でつまづかないようにするためには、根拠を持って考える力を育てる必要があります。そのためにも、根拠になるような生活経験が必要です。

例えば「てこ」なら、ビンのフタを開けた経験やスコップで土をほった体験が生かされます。このように何気ない行動が学習を支えることがあることは覚えておきましょう。

やる気アシストができる対策は??

小学校6年生の勉強で大事になってくることは、論理的思考を身につけること」だとアシストは考えます。

冒頭でも触れたプログラミングですが、実は、「プログラミング」は必須の学習内容ですが、単体の教科があるわけではありません。算数や理科など、他教科の授業の中でプログラミングについて学んでいきます。小学校では、コードをかくようなプログラミングではく、「プログラミング的思考」「論理的思考」を育むことがねらいです。


昨今、映像授業やプリントなどが主流になりつつありますが、完全な1対1の指導ができる家庭教師だからこそ、小学校の集大成でもあり、中学校の下準備となる、小学校6年生を有意義なものにできると考えています。

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