小学生の我が子のやる気スイッチをオンにする方法

小学生の時の勉強はこれからの勉強の礎の部分になってきます。小学生での勉強が理解できるかどうかで、これからの学生生活が左右されると言っても過言ではありません。

特に算数とかは小学校の時の学習が積み重なって、中学・高校の数学へと繋がっていくのです。まだ小学生と油断していると、あっという間についていけなくなってしまいます。

とはいえ、お友達と遊ぶ方が楽しいのに勉強をさせるのは一苦労です。どうすれば勉強のやる気スイッチがオンになるのでしょう。

大きな壁が立ちふさがっているとそれを乗り越えようなんてとても思えない。それは大人だって同じです。でもほんのちょっとの小さな石ころ程度なら、前に進もうとするのではないでしょうか。

お子さん、勉強が嫌いかもしれませんがそれでもこの科目は得意だよ・とかこの程度の問題なら大丈夫ってのがあるはずです。まずはそこから始めましょう。学校のドリルが難しいと躓いているのならば、お子さんのレベルに合ったものを選んでくればよい。「ウンコドリル」みたいな面白い系のものだって最近は売られています。

この問題もあの問題も自分で解くことができる、その自信がやる気を引き出します。小さな石ころを飛び越えたのだから、更にもうちょっと大きな石ころだって超えていける。初めから大きな壁を乗り越えろなんて無茶は言わないでおいてあげてください。

ただ何となく「勉強しろ」と言うのではなくて、一緒に学習計画を立ててみませんか。学校から帰ってまずは短時間からでいいので、この時間は勉強っていうスケジュールを組むのです。子供と一緒に決めれば、自分が決めたことだからと頑張れるはずです。ゲームをしたいとか、この時間はテレビが見たい。子供だって自分なりに考えてることはあるでしょうから、無理に押し付けるよりも自主性も尊重すべきです。

ウンコドリルなど、最近は楽しく学習できる教材も増えました。タブレットアプリを使うもよし、学習漫画を読むもよし。「勉強する」となると大変ですが、遊びの延長線上に勉強を置くとすっと入っていけます。親子で一問一答形式で解いたり、クイズ形式にして競い合ってもいいのかもしれません。ママよりもいっぱい正解してやる。ゲーム感覚でやる気をアップさせられるはずです。トイレに貼っておいたり、お風呂に濡れても大丈夫なポスターを置いて一緒に見たりしてもいいですね。

子どもにやる気を出させたい。とにかく褒めましょう。前の日よりもできたこと、きっとあるはずです。字がきれいにかけていた・消しゴムでしっかり消せた。そんな些細なことからでいいのです。褒める一方で、前日よりも間違いの数が多くても決してそれを叱らないこと、叱られればちょっとずつ増えてきていたやる気も一気にしぼんでしまいます。勉強に限らず、そして子供だけでなく大人もです。褒められた経験があってこそ、更に上の目標に向かおうという意欲は出てくるのです。自己肯定感が得られます。自分で自分を認めてあげる。それができた子は強くちょっとやそっとではへこたれません。勉強はやればやるだけ伸びていきますが、社会に出ると頑張ってもどうにもならないことは多数出てくるのです。それでも頑張れる力を養ってやる大切な時期です。「頑張ってるね」といったあいまいな言い方よりも「この文字きれいにかけたね」といった具合に具体的に褒めるようにしましょう。その文字はその子にとっての得意な文字となり、毎度きれいに書くようになります。その他の字もほめてもらおうとノート全体の文字がきれいになります。相乗効果はかなりのものです。

リビングで勉強するのが良いといった考えが広まってますが、リビングでとなると他の兄弟も子供部屋にこもることなく共に勉強している姿が見えるようになります。他の子がやっている、それなら自分も頑張らないとと自然に思えてくるのです。親たちだって、資格試験の勉強とか必要となることあるでしょう。ぜひその時にはリビングで頑張ってみてください。ママも頑張っている。そんな姿を見せて上げましょう。こっそり子供が寝静まってからだけだとモッタイナイ。自分たちのためのお金を稼ぐために頑張っている。勉強を頑張ればより豊かな暮らしが手に入る。そんなことも伝わるのではないでしょうか。

勉強時間には皆がリビングに集まって勉強する。テレビを見る時には一緒にワイワイ見てご飯の時間はその日あったことを話して。規則正しい生活は送れていますか。頑張ってる横で他の子たちがワイワイ話していて、食事の時間にはスマホを見ながら父親が子供たちにまったく目を向けない。そんな毎日だったら精神的に健康とは言えない状況となってしまいます。特に睡眠時間や食事の時間というのは学習の意欲・集中力に大きく影響するのです。子供たちが眠る時間になったら、親も自然にテレビを切って照明は間接照明程度にして静かに会話するようにして、眠りへといざなっていければいいですね。

学習スイッチは、普段の何気ない行動の中でオンになります。ついつい正反対のことをやってしまっているという方はぜひ改めて意識して正しい暮らしをまずは手に入れましょう。

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